中 九兵衛のブログ 大和川流域歳時記


● サンタクロース伝説


 クリスマスの前の夜に、良い子の枕もとにプレゼントを持って訪れるという、「サンタクロース」。

 親しみを込めての呼び名は、「サンタさん」。
 4世紀頃の東ローマの「聖ニコラウス」伝説が、起源とも言われています。

 貧しさゆえに娘の身売り話がある家を知ったニコラウスは、その家を真夜中に訪れ、煙突から金貨を投げ入れました。金貨は暖炉に吊るされていた靴下に中に収まって、金貨のお陰で身売りも避けられたということです。「サンタは煙突から入って来る」というお話も、「靴下にプレゼントを入れる」という風習も、この伝説に由来しています。



● 日本キリスト教団大阪昭和教会のサンタさん


 大阪市東住吉区の山坂・南田辺地区には、教会や関連施設が数多くあります。

 その一つ、山坂4丁目の赤バス停留所前にある「大阪昭和教会」は、比較的新しい明るい建物ですが、その歴史は古く、昨年・平成22(2010)年5月25日に創立80周年を迎えています。

 その外壁に、今年も現れたサンタさん。自転車で通り過ぎる子供たちや若いママさんからも、「あっ、サンタさんや!」「サンタさ~ん」・・・の声が聞こえます。


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 夜はスポットライトに照らされます。

 さて、今夜のサンタさん。どんなプレゼントを用意しているのでしょう。


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★☆ 大和川叢書④『流域歳時記・甚兵衛と大和川~この日何の日』 12月24日 要旨 ☆★


 大和川付け替え後、新開池新田(しんかいいけしんでん)の落札者は、鴻池家への譲渡分の残りは自ら開発するつもりでいましたが、借金がかさんでいるとして、中甚兵衛に権利を譲りました。実際に開発したのは、甚兵衛の息子の中九兵衛と、娘婿の河内屋五郎平の二人。新田は「中新田」と名付けられました。

 開発権利金は、新田の土地を担保に鴻池家からの借金を充てましたが、返済が滞り、何度かに分けて分割譲渡することになります。開発終了後わずか2年の宝永7年(1710年)のこの日、早くも前嶋分を手放すことになりました。