大阪市阿倍野区の「西田辺駅前」交差点。
「あべの筋」の1本東側の幹線道路「あびこ筋」と、「南港通」が交わっています。
「市営地下鉄御堂筋線」の「西田辺駅」、四つ角全てに出入り口があります。
かつて、西側の二つの角に、合わせて3つの銀行がありましたが、合併を重ねて一店舗となりました。
二つの店舗あとには、駅前マンションなどの高いビルが建ちました。
交差点を東に進むと、すぐに「シャープ」の本社があります。
久しぶりの10月10日の「体育の日」を含む3連休も終わって、秋も本番を迎えます。
「夕焼け小焼けの赤とんぼ・・・」。秋は「夕焼け」が似合う季節。
赤とんぼこそ見かけませんが、こんな街中でも夕焼けが楽しめます。
「西田辺」の夕焼け鑑賞のスポットの一つが、「市立長池小学校」が近くにあって架けられている、この「長池歩道橋」です。
この時期は、ビルに隠れて、沈む夕日は見えませんが、季節によっては見ることも出来ます。
もう一ヵ所は、歩道橋より東、シャープ関連会社の建屋の東側の「長池公園」。ちょっとした穴場です。
池は「南長池」。右側の建物が「シャープ」の建屋です。
その横の視界が開けていて、空と木々のシルエットが映えますが、現在、基礎工事中のスーパー「ライフ」の建屋が、まもなく姿を現します。どうなるのでしょうか?
「長池公園」の「南長池」内の東端には、「JR阪和線」の高架の橋桁が打ち込まれています。
元は池の東側の地上を走り、この辺りの阿倍野区と東住吉区の境界を成していました。
従って、現在の阪和線は、ここでは完全に阿倍野区内を走っていることになります。
今はフェンスに囲まれ立ち入れない旧軌道跡は、5~6年後には緑道「天王寺大和川線」に生まれ変わる予定です。
昨日、夕方まで用事があって「アベノ・ミュージックフェスタ」に行けなった憂さを晴らすべく、長池公園の夕焼けでもと思って、5時を過ぎて出掛けました。ライフの鉄骨が建つ前にという思いもありました。
昨日は残念ながら、夕焼けにはなりませんでしたが、落日前の秋らしい空に出会えました。
ヒコーキ雲は、阿倍野区から東住吉区へと、東の空まで延びていました。
夕焼けは、また近い内にと、公園を去ることに・・・。
大和川叢書④『流域歳時記・甚兵衛と大和川~この日何の日』の10月11日の頁は、あと2年でその名が消える「府立大和川高校」の創立記念日として捉えています。
現在、2・3年生が在籍。1年生は「大阪府教育センター付属高等学校」生として入学しています。