2022.9.3の久しぶりのライブを終えて、久しぶりのブログを書きます♪ | IMAGINE VOICE

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有限会社イマジンボイス 

急に歌いたくなったので、5年ぶりくらいにライブをやりました。ここ5年間くらいはずっと曲作りに専念してきましたが、急に歌いたくなったのは曲づくりのスピードも上がってきて、時間の余裕、心の余裕が出てきたからなのかな。。

そして、ビビリ君が逃げないように早めに告知とチケット販売開始しちゃったよね。

 

準備する時間はたっぷりあったから、何歌おうかなとか、何話そうかなとか考えると同時にゆっくりと自分の音楽人生を振り返ることが出来てね。なかなか振り返る余裕もなかったことにも気づいたよね。本当に良い時間でした。

 

18歳の時から本格的に音楽活動を始め、今月で42歳になるから、もう人生の半分以上を音楽と共に生きてきたんだなぁと。世に出た曲もあれば、世に出なかった曲もあって、どれくらいの曲を出産したんだろうなぁ。。

 

ライブに来れなかった人からライブDVDを希望する声も頂いたけど、今回は撮影入れれなかったから、ここでライブの振り返りも書かせてもらうね。

 

今回はバンドじゃなく、一人でライブに臨んだのね。ピアノ1本。ワイルドだね、俺。演奏とかじゃなくとにかく歌に集中したかったのよね。リハーサルも一人で出来るから、何度も何度もしたよね。ビビリなんで。

話したいことも思いついたらすぐテキストにメモしてたら大量にありすぎて、話だけで2時間超えるわって感じだったわ。

 

ライブが近づくにつれ、少しずつ緊張してきてね。その緊張が伝わったのか、最後の3日間は丸々準備の時間を家族がくれたのね。

ありがたやジェントルファミリー。

 

7年前から活動し始めたスペココのライブでは、ライブ前日に知恵熱出したり、ライブ中にあまりの緊張で唇が乾いてしまい、唇をペロペロしながら歌うというペコちゃん状態でしたなぁ。

今回は奇跡的に当日も体調バッチリの朝を迎えまして、昼からランタンで一人リハを始めましたね。成長しましたね。成長期のおじさんと呼んでもらっても良いですね。

 

リハしてたらさ、大きなお花が届いたのよ。スペ麻呂一同よりって。スペ麻呂ってのはスペココを応援してくれる人たちの総称ですね、はい。ステージのピアノの隣に置かせてもらいましたよ。本番中も隣にいてもらいましたよ。ありがとう。

 

ライブの時間になり、ワクワクで会場に入るとたくさんの人が来てくれててね、しかもなんだか同じTシャツ着てるじゃありませんか。よく見ると昔の僕の写真がプリントされてて。そんなものまで準備してくれてたのね。

「お待たせしました。5年くらい待たせちゃったよね。」とご挨拶して、手拍子をお願いして。

この曲が、手拍子できる最後の曲になるかもしれませんとお伝えして、スペココ曲「ゼロ」から始めました。

そのまま2曲目はスペココ曲「スクリーン」。鈴を持ってきてくれた人もいて懐かしさでほっこりさせて頂きました。

 

改めて、ご挨拶して、見渡してみるとたくさんの麻呂ちゃんたちやおじさまバンドのみなさまだったり、サポートさせてもらってるアーティストのファンの方や、お友達や、様々な方々が来てくれてて、本当に温かい景色でしたね。幸せ者ですわ。

そんな様々な出会いに感謝を込めてスペココ曲「繋いだ手」を歌わせてもらいました。

 

この辺でジャガイモの話もした気がしますね。「お客さんをジャガイモだと思えば緊張しなくなるっていうけど、大切なお客さんをジャガイモだと思うことなんて、失礼すぎて僕には出来ません。仮にジャガイモだと思えたとしても、ジャガイモの前で歌ってるって寂しいというかやばいやつだよね。だからもし僕が緊張をしていたとしたら、それだけみんなのことを大切に思ってるってことだよ」的な美談風言い訳を。

 

そのあと4曲目は、僕が18歳の時に初めて書いた曲、「ピアニッシモ」を歌いましたね。タイトルはハウンドドッグっぽいけどねって。

音楽活動を始めることになったきっかけは高校三年生の時に。ランタンで沢田知可子さんという歌手の旦那さん(音楽プロデューサー)の40歳のバースデーパーティーがあってね。タケシ(父)にお前そこで歌えって言われて。それでお二人に気に入ってもらって、お二人のところに通うことになったの。で、MDにギター1本で作ったデモ曲を録音して持ってたのね。それがピアニッシモ。

この曲で事務所が決まり、レコード会社が決まり、シンガーソングライターとしての活動が始まったのでございます。出だしの歌詞がね。「嫌なことがあったら君にあいたくなって うまくいってる時は君が重くなる」ドキッとするね。でもこのあと、全然いい曲が書けなくてね。苦しい時間が続いたね。結局22歳でシンガーソングライターをやめて、作曲に専念するのよ。でさ、28歳の時に初めてメジャーアーティストに曲が決まってね。そこからは色んな方に書かせて頂きましたね。

で、巡り巡って去年の1月にお世話になった沢田知可子さんに曲を書かせてもらったの。

5曲目にその曲「この星の歩き方」をセルフカバーさせて頂きましたね。この曲、不思議と自分で歌ってても泣けてきちゃうのよね。昨日もこの曲で泣きましたってお声もたくさん頂きましたね。是非ご本人のも聴いてみてね。

 

 

 

そして6曲目は新曲を用意しましたね。新曲はライブまでに書こうと思ってたんだけど、なかなか時間がなくてね。

なんせ8月に2枚のミニアルバムをプロデュースさせてもらったのでね。でも8月26日に全て納品したので、そこから書き始めたよね。出来る男。出来男。DKO。

どんな曲にしようか考えてね。この2年はみんなコロナで大変だったからさ。でもなんとなくひと段落ついたというか、気持ち的に少し落ち着いてきた感じがあるから。ひとまずみんなお疲れ様ってメッセージを伝えたくて。みんなコロナの期間中に、一杯悩んだり、生き方を考えたり。人間の力ではどうしようもない出来事ってたまに起きるんだけどさ、それでもそれぞれ一生懸命考えて生きていく姿がとても愛おしいなと思ってさ。それぞれ考え方の違う人間同士がさ、一部分の接点で支えあったり励ましあったりして生きていく姿が愛おしくてね。僕らは大したものだと伝えたかったのね。曲のデモはないので一応歌詞だけ載せておくね。仮タイトル「温もりの在り処」。

 

 

僕らは似てるようで よく知りゃ それぞれ違いだらけで

そのわずかな違いで 不意にすれ違ったり ぶつかったり

 

それでも気遣ったり 悩めど寄り添ったり そっと触れてみたりしながらも

そうさ未熟なりに こうして歩いてきたんだ  僕ら上出来でしょ

 

それぞれ生き方が 描いた未来図が

一緒じゃなくても 一緒にいたいんだよ

君の適温とさ僕の適温とが違くたっていい 違う方がいい

いつだってその温度差が 温もりの在り処の道標

 

考えてみりゃ僕ら 人生自体が 初めてだし

そりゃ思い通り全部 うまくいかないよな 当然でしょ

 

それでももがいたり  懲りずに夢見たり  不意に火傷したりしながらも

そうさ初心者なりに こうして歩いて来たんだ   僕ら上出来でしょ

 

優しくありたいな 望む幸せは

ちっちゃくたっていい 生きるバッテリー

気楽にいこうか 冷たい雨はまた

どうせ降るんでしょ そんなもんでしょ

でもさ冷えた体には ぬるま湯でさえほらいい湯でしょ

 

僕らは痛みを知って 平凡の価値を知って

だんだんと強くなって それでもまだ弱くって

温もりに触れたくって 一人じゃ触れられなくて

だからさ支え合って 手を繋いで 抱き合って 笑い合って 笑い合って

 

それぞれ生き方が 描いた未来図が

一緒じゃなくても 一緒にいたいんだよ

君の適温とさ僕の適温とが違くたっていい 違う方がいい

いつだってその温度差が 温もりの在り処の道標

 

はい。ここからはゲストコーナー。まずはJEITY。

「トモさん、めっちゃ良かったっすよ、地球の歩き方!」だって。「この星の歩き方だよ!」

この人おもろすぎるわ。

乾杯の音頭をとってくれて。みんなで乾杯して。

椎名林檎の「丸の内サディスティック」で盛り上げてくれて。

僕が書かせてもらった新曲「La pa pan you」を披露。

一瞬で場の空気を和ませてくれたね。ありがと。

僕が全5曲プロデュースさせてもらったアルバムはこちらから♪

 

 

 

そしてお次のゲストは齊藤真生(マオ)。

まずは僕が書かせてもらった「RECIPE」という曲を歌ってくれてね。

2曲目はマオのオリジナル曲「それだけで世界は変わる」。この人のライブパフォーマンスはやっぱりすごいね。

 

最近がっつりサポートさせてもらってる二人が誕生日を盛り上げてくれて幸せでしたわ。

 

そしてお次はシークレットゲストだったのですが、そのゲストはうちの親父ーーー!!。タケシーーーー!!

そうなんです。うちの親父はランタンのスタッフと共にビートルズコピーバンドを何十年もやってきたのよね。

 

1曲目はタケシに「Stand by me」を。もうさ、71歳とは思えない声量。トークも笑いをバンバンとって。完全にライブ乗っ取られたわ。でもさ。親子で共演できる幸せを感じましたね。イカした親父で良かったわ。サンクス。

 

2曲目はギターで入ってもらった某大企業の社長さんO川さん(イニシャルで名前伏せても読み方変わらなかったわ)による「Something」。演奏前にお酒飲みすぎたのか、完全に出来上がってましたが、大人の魅力を見せつけてくれましたね。

僕、年上の人にあんまり可愛がってもらえないんだけどさ。多分生意気なのかな。でもこのかたはとっても可愛がってくれるの。とっても偉い方なのにとっても丁寧に扱ってくれるのよね。好き。

 

3曲目は僕が「Let it be」を歌わせてもらいました。生まれた時からお世話になっているランタンスタッフの二人と親父。そして大好きなO川さんの演奏とコーラスに包まれて歌う「Let it be」は最高に幸せでしたね。

 

そんなこんなで3組のゲストに盛り上げて頂き、またライブ後半へ。

 

14曲目は、佐香智久くんというアーティストに提供させてもらった曲「月の裏側」という曲をしっとりと。

地球からは月の裏側って絶対見えないんだってさ。それを人間に置き換えて書いたラブソングですね。

 

 

 

そして15曲目はスペココ曲「ラストシーン」。

何かに向かって頑張っている人への応援ソングですね。

みんなで「オーオー」って歌うとこがあるんだけどさ。今回は声出せないもんね。でもなんか聞こえてきた気がしたよ。

早くみんなで歌える日が来るといいよね。

 

そしてあっという間に本編最後の曲でしたわ。スペココの時はさ、真ん中でギター弾きながら歌ってたからさ。

最後はギターでもう一度「スクリーン」を。ギターにO川さんが入ってくれて、ジェイティーがタンバリンだったかな。マオがコーラスに。そしてみんなも鈴や手拍子で。とってもハッピーに終われました。

 

アンコールも頂けたから、アンコールはスペココ曲「マシュマロ」。

麻呂ちゃんたちとの思い出深い曲ですね。5年くらい間が空いたのにさ。今も応援しに来てくれてさ。泣けたよね。

マシュマロ歌い終わったらマオとジェイティーと遊びに来てくれてたシンガーのソイさんがハッピーバースデーを演奏してくれてね。

それと共に大きなケーキが。麻呂ちゃんたちが用意してくれたのかな。もうなんでそんなに優しいのよ。

本当に本当に幸せでした。ありがとう。

 

 

今回のライブをやったことで、たくさんのことを振り返れたし、振り返ることでこれからのことも色々整理できた。

前にブログで書いたと思うけど、自分が避けてきたことや逃げてきたことって、どこかでまた大きな壁となって自分の前に立ちはだかるのよね。きっと僕は歌うことから逃げてきたんだよね。「裏方」って言葉に隠れて、メインになることを恐れて。

でもそろそろその壁を越えたいなと思ったよね。

幸いなことに曲作りに関してはもう悩んだりしなくなったし、毎回自分が納得できる曲を書けるようになったから。

きっと自分が歌うことに力を注ぐ余裕もできたと思うので。いっちょやってみるかってなってます。

 

今回のライブをもう一度振り返ると、ペコちゃん状態にはならなかったので、ペコちゃん卒業しましたね。2,3回ペコったかもだけど。

あと、感極まってよく泣いちゃうこともあったけど、今回は泣かなかったよ。でも一人リハの時に泣きまくったよね。色々思い出して。こわっ。

あとね、今までやった自分の中で一番楽しめたと思う。いつもは記憶すらないくらい真っ白になってたからね。今回は全部鮮明に覚えてる。

 

うんうん。成長期だわ。

歌もしっかり磨いていくわ。

 

だから次のライブ決めちゃったよ。12月3日ランタンで。今度はバンドスタイルでやろうと思うよ。

それまでにライブで盛り上がる曲一杯作るよ。みんなで盛り上がりたいからライブの前にミニアルバムでも出すよん。

今回のライブに来れなかった人もどうか会いに来てほしいよ。待ってる。

 

12.3 小川智之忘年ライブ PAGE2022

場所 ライブハウスランタン(渋谷、神泉駅)

open 18:00  start 19:00

price  ¥5000プラス1ドリンクオーダー

 

チケット予約は下記メールアドレスまで、件名【12.3 小川智之忘年ライブ PAGE2022 チケット予約】、本文にお名前と枚数をお願いします。

tomoyuki.ogawa0917@gmail.com

 

 

あとね、10月8日に静岡県の下田でミニフェス的なものを開催するよん。

吉佐美大浜っていう海の目の前にあるカフェ「Sunny side」。実は今年の10月で閉店してしまうのよ。

僕はこのカフェが大好きで、とてもお世話になったので、最後の思い出にライブやりたいなと思って。

 

機材も全部持ち込みで、アットホームなライブにするので是非来てね♪

今のところ出演アーティストはふくい舞、JEITY、齊藤真生、小川智之。多分ソイさんも出てくれる。

海とお酒に合う音楽を提供するので、10月なのに、みんなで夏っぽい1日にしようぜい♪

 

駅からの送迎とかも考えたりしてるのと、コテージなどの宿泊施設とかこちらで手配することもできるので、メールで相談してちょ!

こちらのチケット予約も下記メールアドレスまで、件名【夏の終わりのSunny Fes チケット予約】、本文にお名前と枚数をお願いします。

tomoyuki.ogawa0917@gmail.com

 

 

 

ってことで今年もお揃いの記憶をたくさん増やしてこう。

鬼のように長いブログになってしまったけど、読んでくれてありがとう。

 

本当に今回ライブやって良かった。多分自分の人生がまた大きく変わるきっかけになると思う。

自分自身もどんな未来になるか楽しみにしながら進んでいこうと思います。

これからもそばにいてくれたら嬉しいです。

 

本当にありがとう。