IMAGINE skincareのブログ

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IMAGINE skincareのブログ-120920


ニコラスの母は,TVの料理番組に出ていたプロの料理家のアシスタントをしていました。家族の夕飯は,母が腕を振るったフランス料理のコースが多かったそうです。
そんな食生活で育った彼は、舌が肥えており、食べる事も料理を作る事も、楽しみながら、本格的です。
ニコラスは、これまでインディアンレストランでしか味わった事のない,二人が大好きなタリに挑戦しようと思い立ちました。

きっかけは,近所のレキシントンアベニューにたくさんあるインドのお店に,スパイスの買い物に行ったおり,ステンレスのタリの食器を見つけた事です。輝くステンレスの丸いお盆と小さなボールの器を眺めているだけで,美味しいタリを思い浮かべます

彼は早速,あるだけの食器を埋めるべく6品の料理に取りかかりました。
写真の真ん中は,玄米と白米半々の、バスマティライスのガーリックオニオンソテー。上から時計回りに、ヨーグルトサラダ、Bhujiya ブジヤ(茄子と野菜のカレー)、ライスプディングにレーズンとシナモンを散らしたデザート、チキンとトマトのカレー、コリアンドーを散らしたキューカンバー、赤ピーマン、セロリのフレッシュ チャツニ。

味もさることながら,プレゼンテーションも素晴らしく、ライムとジンのサワードリンクも,カレーと相性がよく,初のホームクック タリに拍手喝采しているようでした。


IMAGINE skincareのブログ-120902


今年の夏は,春に続いて長野の友人Mを訪ねました。彼女とは,お互い18才で東京の美術大学で知り合って以来の付き合いです。

長野を訪ねたのは,学生時代とそのかなり後の数回だけ。大抵は,毎年Mが、私に会いに東京まで来てくれていました。この春,事情があってNYに戻る前、Mの所に5日間お邪魔をさせて貰ってから,長野でのリラックスタイムが病み付きとなり、再度出かけることにしました。

写真の過疎の村は,この春M宅で見た、地元金融機関のカレンダーの絵になっていたのです。暑い夏の一日、Mは、自慢のSUVで,私の目にとまった過疎の村の実物を見に連れて行ってくれました。カレンダーの絵を描いた地元の画家,Nさんともお会いしました。
彼とは,私がチェルシーで16年営業している、セーラムギャラリーオーナーとして紹介されました。

「緑のフルコース」と、私がタイトルをつけた,南アルプス山並みドライブは、爽快の一言。帰りに寄った塩の温泉、塩風呂は、数日後まで身体に効いた気がします。
厳しい暑さの中、強行スケジュールで東奔西走していた身には,骨の芯まで沁入る景色と湯、それに友との時間でした。大いに鋭気を養い、張り切ってNYに戻って来れたのです。

IMAGINE skincareのブログ-120505

東京で仕事をする友人が,ゴールデンウイークで茨城に帰省して,ご実家の周りの写真を送ってくれました。

写真を眺めながら、私も一緒に、のんびりと自然の中で、日頃のハードワークの疲れを取ることを想像しています。
何も用事がなくても,子供の頃遊び回った細い道や,同じ樹が聳えている空き地や小川の回りなどを散策するのは、まるで,生まれる前の母体の中の体験のような(私たちは知る由もないのですが)根源的な、でも何か具体的な感動を味わえます。

そんな意味で,実際にその場にいなくても,頭と心に思い浮かぶ風景と空気や光は,今、現実に自分が存在する意味を納得させてくれます。

この細い道の写真は,ユニバーサルに「子供の頃歩いた、ふるさとの細い道」を思わせます。
ニューヨークの真ん中に住み、公園の樹々や季節の花々を愛で,月や星を眺めて楽しんでおりますが、あの写真の細い道は、今の私の根元にいつも在る事を思い出させてくれました。

’12年5月5日