雨に咲き

雨にふるえて

椿かな

ー 光籟 ー
























春雨も

さほど障ることなく


めでたく七福神を披露





仮名手本忠臣蔵三段目



清元「落人(おちうど)」

落人も
見るかや野辺に若草の
すすき尾花はなけれども
世を忍び路の旅衣
着つつ馴れにし振袖も
どこやら知れる人目をば
かくせど色香 梅が花
散りてもあとの花のなか
いつか故郷へ
帰る雁
まだはだ寒き春風に
柳のみやこ後に見て
気も戸塚はと吉田橋

墨絵の筆に夜の富士
よそめにそれと影くらき
鳥のねぐらをたどり来る