「多分、オーストラリア人だと思う。」
私はボンダイウェストフィールド2階にあるスピリチュアル雑貨を取り扱うお店でリーディングを受けていた。
その時私をリーディングしてくれた30代後半から40代前半と見える男性は、私と彼の間の宙の一点を見つめながら、私の未来を予想した。
彼は、私は2014年8月までに、一人の男性と出会い、彼ととてもとても長いリレーションシップを築くことになる、と言った。今君がデートしている彼よりずっとNiceだよ、とも教えてくれた。
「うん、僕には彼がどこの国出身なのか分からないけど…これから君が行こうとしているイギリスの人なのか…いや、でもオーストラリア人だと思う。」
私はすかさず、
「オーストラリア人?!」
嘘でしょといった批判するような声で聞き返した。
「どうして?嫌なの?」
と笑いながら聞かれて
「オーストラリア人と私…。全く想像がつかない」
「まぁ、とにかく。すごく長いリレーションシップになるよ。」
「長いリレーションシップって、、
結婚するってこと?」
彼はまた私には見えない宙のどこかに集中した。今度は見ようとしてるのだけど、すぐには見えないようで額に汗をかきはじめ、しばらくしてやっと、「It's still cloudy」と教えてくれた。
「そう。。実際に出会ってから決まっていくから、だからまだcloudyなのね。」
私はがっかりしたのか、または納得したのか、彼の言葉を受け入れ繰り返した。
「君達がどこで出会うかは僕には分からないけど、君一人でロンドン行きの飛行機に乗っている姿と、彼と二人で飛行機に乗っている姿、両方が見える。」
Sydneyでの三年間の生活を終えて、仕事もプライベートもSydneyではやりきったと思えたので、次は一度も行ったことのない場所に行ってみようと、イギリス行きのビザだけは取っていた。
まだ見ぬ“オーストラリア人の彼"に、私はこうしてロンドンに呼ばれた。
