幸福になりたいなら幸福になろうとしてはいけない

すっごい本に出合いました。

副題は、マインドフルネスから生まれた心理療法ＡＣＴ入門。

 

ＡＣＴとは、

Accept　思考と感情を受容する

Ｃonnect　自分の価値とつながる

Take effective action　効果的な行動をする

 

の頭文字だそうです。

 

著者によると、

皆、幸福を追い求めるあまり、不幸になっているのだと。

  1. 幸福は自然な状態であり、
  2. 幸福でないのは自分に欠陥があるからであり、
  3. よりよい人生を創造するためにはネガティブな感情を追い払わなければならず、
  4. 自分の思考や感情をコントロールできなければいけない

と、あまりに多くの人が思い込んでいると、指摘しています。

 

これ、まさに私・・・びっくり

 

自分の思考や感情をコントロールして、

いつも心安らかで、穏やかでニコニコな自分でいたい！

と心から思っていました。

 

でも、そんな必要はないと、むしろ、ネガティブな感情を抱くのは、

人間が生きていくための生物的戦略のせいだから仕方ないと、

この本にははっきりと書いています。

 

誰もが自分より幸せそうに見えちゃうけど、

生きている限りネガティブな感情は起こって当然。

大切なのは、それをどう処理し、どうやって行動していくか。

 

そんなことについて、目から鱗なことがたくさん書かれた本でした。

 

明日から復習を兼ねて、ACTについて書いていこうと思います！

本当に素晴らしい本。

出会えてよかった！！！