主人公たちと同じ20代の
旅人だったころ初めて観て
大好きになった映画
何十年ぶりに観た
覚悟は していたのだけれど
やはり 今の私には
あのころの感性は カケラも残っておらず
あのころ
観るたびに
セリフのひとつひとつが こころに響き
シーンのひとつひとつが 輝いて見え
泣きたくなるほどの共感に ふるえた私は
もう どこにもいなかった
いつからだろう
旅をしても
人に会っても
心うごくことなく
すぎてしまう私
若き日々 どうして あんなにも
ヒリヒリと 心思う私だったのだろう
ただ 一方で 今 生きていけるのは
鈍感だから なのかもしれない