浮気について夫に問い詰めるとき、奥さんとしては、すぐに夫に反省させ、二度としないと誓わせ、すぐに安心させて欲しいと思いますよね。
当然、夫の側も、奥さんのその気持ちを察知します。
だから奥さんを安心させるために、すぐに反省の態度を取るわけですね。
ただそれは、本当に奥さんを安心させるためではありません。
取りあえず妻の不安を取り除くことによって追及から逃れ、女との今後を隠しとおすための嘘の可能性大です。
残念ながら、不倫脳状態の人は、大事な人を裏切ってでも不倫を続けたいと思っていますからね……。
その手段として反省の態度を取るのですが、その際に利用されるのが、奥さんの「夫に反省して欲しい」という気持ちです。
ちなみに、バレて反省した夫に対し、後から奥さんが浮気について話そうとすると、大抵は「もう反省したのに!いつまでも過去のことを言うな!」とキレますよね。
それも結局、反省したという実績を盾にして、「もう問い詰めるな、女とのことをさぐるな、黙ってろ」という本音のあらわれです。
反省して欲しい、傷ついた気持ちを理解して欲しい、不倫したことを後悔してほしい、二度としないと思わせたい。
奥さんがそういった願いを持って「反省して欲しい」と思うのは当然です。
反省の態度が見えれば、安心できるし、夫を許せる気にもなりますしね。
ただし、バレた瞬間に反省の態度が取れてしまうというのは、不倫者の心理を考えれば、どう考えても早すぎるのです。
ですから難しいかもしれませんが、浮気をやめさせるべく夫と話すときは、「反省させること」を求めすぎないことです。
反省させ、謝らせ、二度としないと安心させて欲しいという気持ちが、余計夫の浮気を水面下に潜らせてしまう可能性があるからです。