アルコール中毒、薬物中毒、ギャンブル依存……

 

 

その他いろんなタイプの依存症があります。大きく括ってしまえば、不倫行為も依存の一つなのかもしれませんね。

 

 

依存に陥ってしまう人の心の中には、何らかの弱さがあります。

 

 

寂しさ、プレッシャー、自己否定感、無価値感、罪悪感、抑うつ気分。

 

 

これらの、「感じたくない気持ち」を一時的に紛らわすために、なんとなく手を出した依存物質。

 

 

アルコールやギャンブルなどですね。

 

 

気軽にためしてみたら、思いのほか気持ちが晴れて、こんなに簡単に楽になれるんだ!と快感を得てしまう。

 

 

すると次にまた嫌な気分が襲ってきたら、「よし!あれをしよう!」と、また依存物質に手を出してしまう。

 

 

これを続けているうちに、依存物質がないといてもたってもいられなくなってしまいます。

 

 

もう依存物質がないと生きていけないような感覚に陥り、本人もやばいと思って止めようと思うものの、どうしてもやめられない。

 

 

なぜなら、それをしている間だけは、現実を考えなくてもいいし、その瞬間だけは楽になれるから。

 

 

一方そんなことしている間に、(依存症が進行して)、現実がどんどんヤバくなっていく。

 

 

酒でケンカ、ギャンブルで借金、周りの人は呆れて離れていく……

 

 

その現実が辛すぎるから、現実逃避のためにまた依存物質に身を投じる

 

 

そうこうしているうちに日常生活のほぼすべてが、依存物質に支配されている状態になる。

 

 

アル中、ヤク中の末路はこんな感じですよね。

 

 

不倫行為もほぼ同じような流れで依存状態になっていきます。

 

 

不倫行為もアルコール依存と同じように、退屈さを紛らわしたり、なんらかの辛い感情を紛らわすために、軽い気持ちで手を出すというのが大抵のきっかけです。

 

 

浮気相手の女が超魅力的だったからでもなく、ふたりに本物の愛があったからでもないのです。

 

 

相手の女とは、本人の心の弱さを紛らわせるために利用される、アルコールやギャンブルと同じ存在です。

 

 

女との関係が切れないのも、アルコール依存症の人が、お酒をやめられないのと似ています

 

 

二人が心から愛し合っているからではなく、依存状態だから関係を切れないだけです。

 

 

浮気夫が以前の優しかった夫ではなく、訳の分からない人に変わってしまったのも

 

 

普段真面目なのに、飲み会で豹変して乱闘騒ぎを起こし警察沙汰になるアルコール依存の人と似ていませんか?