6月も大詰めですが、梅雨も本格的です。天気予報で「今日は蒸し暑くなるでしょう」と言っていましたが、ほんとうに(イヤになるくらい)暑くてじめじめして “いかにも梅雨” な土曜日となりました。
…とこう書いていて「梅雨」を「つゆ」という読み仮名で読んでくださる日本人の方は少なくないと思います。私のパソコンの日本語入力システムも「つゆ」と打つと間違いなく「梅雨」と変換してくれます。
でも、梅の雨と書いて、なぜ「つゆ」と読むのか。私もウン十ウン年間生きていて、実はその理由をよくわかっていませんでした。(日本語を勉強する外国人の人にも大いなる難読ギモンでしょう)。
が、今朝のNHKの人気番組『チコちゃんに叱られる』(正確には昨日金曜の『チコちゃんに叱られる』の再放送)を見ていて、その正解を教えてもらえることとなりました。
その正解は「チコちゃん 梅雨 つゆ」で検索することで詳細をご覧いただけるので当ブログでは割愛しますが、要は「日本人でも、梅雨をツユと読む理由は明確にはわかっていなかった」ということになります。実に勉強になります。また、実に、今日は蒸し暑いです。日本の夏。キンチョーの夏です。
(あ、蚊取り線香もそろそろ出さなくては…)
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さて、昨日の金曜は『チコちゃんに叱られる』を放送する時間には帰宅が間に合わず、別のチャンネルで『金曜ロードショー』が始まるぎりぎりの時間に家に帰り着くことができました。
金曜ロードショー(日本テレビ系列)の昨晩のプログラムは『バック・トゥ・ザ・フューチャー part3』(Back to the Future 3)。先週の当ブログでの記事『30年後もしくは1日後の未来へ 』で取り上げた、かつてのヒット映画3部作の“完結編”です。
3部作そのものが公開されたのが、すでに約30年前の “古い映画” 。私もリアルタイムでなく追っかけ視聴で見てファンになった作品ですが、改めて見てみると、脚本も映像も演出も実によくできた名作であることに再感動しました。
ご覧になっていない方には何のことやらまったく伝わらないと思いますが、ざくっと言ってしまうと
「part1」は、1985年(=現代、の設定)から30年前の1955年の昔にタイムトラベルする話。
「part2」は1985年から、30年後の2015年の未来にタイムトラベルする話。そして
「part3」は1955年から、1885年の大昔(西部開拓時代)にタイムトラベルする話。
私が通っている英会話スクール の比較的年齢が若い講師のみなさんも、この3部作は良く知っていました。
その完結編のpart3を昨晩テレビで観ていたわけですが、私の家のテレビの(情けないことに、つい最近やっと知った)「英語音声にしつつ、日本語字幕も出せる」機能で、英語音声で映画鑑賞してみました。
(いままで副音声の英語に切り替えられるのは知っていたのですが、さすがに私の英語力では、映画の台詞を理解することができず、せっかくの映画を観るのに 損をする 感じがして使っていなかったのでした)
日本語字幕を出すことで、映画館でシネマ鑑賞しているのと同じように楽しめるため、こりゃいいわ!とウホウホ喜びながら、登場人物の映画台詞を堪能。おかげで、テレビで普通に流れる日本語吹き替えとは気づかなかった点に気づきました。
それは、この映画の「決まり文句」。
『バック・トゥ・ザ・フューチャー』シリーズでは全篇を通じて、主人公がライバル役から「この腰抜け!」と挑発されることで逆上して、運命的に取りかえしのつかない状況に追い込まれるのが定番ネタとして散りばめられているのが特徴となっています。
その「腰抜け」はもとの英語版では「chiken」という台詞。…とずっと長年思い込んでいたのですが、少なくとも昨晩テレビで鑑賞したpart3では、ライバル役(カウボーイ)から、チキンではなく「coward」と言われていたのを聞き取ることができました。
・coward
単純シンプルに「臆病者」。
20年間ほどずっと、「バック・トゥ・ザ・フューチャーといえば、腰抜け。といえば、chiken」と思い込み続けていた私のアタマの中に、もうひとつの英単語が増えました。
テレビのIT機能(???)に感謝です。
(本日の画像は、「臆病者の食べ物」(←違います!)の『チキンラーメン』)
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