政府・民主党は17日、首相官邸で首脳会議を開き、参院選のマニフェスト(政権公約)を検討する「マニフェスト企画委員会」(委員長・仙谷由人国家戦略担当相、高嶋良充参院幹事長)の第1回会合を週内に開く方針を決めた。企画委の上部機関でマニフェストを最終的に決定する「政権公約会議」のメンバーも決定した。

 首脳会議開催は1月18日以来、2カ月ぶり。内閣支持率が低迷し、参院選が近づくなかで政府と党の意思疎通を強化するのが狙い。今後は毎週開くことを改めて申し合わせた。

 会議で鳩山由紀夫首相は「参院選に向け政府・与党が団結して取り組もう」と強調。政権公約会議のメンバーとして、議長となる首相のほか、政府側から菅直人副総理兼財務相と平野博文官房長官、仙谷氏、党側から小沢一郎幹事長、輿石東参院議員会長、山岡賢次国対委員長と高嶋氏の参加を決めた。

 首相は「政治とカネ」問題の与野党協議機関について「賛同してもらえる政党だけでもやるべきだ」と述べ、協議に難色を示す自民党抜きでも早期に開始するよう指示した。【近藤大介、横田愛】

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