いつも「インド」や「よしなしごと」ばかり書いているので、きょうはお洒落の話を・・・。
人間、とくに女性がお洒落をする動機って、本当のところ何なのでしょうか。
若い女性がお洒落をするのは、好きなタイプの男性の注意を自分の方に引きつけて、ライバルに取られないようにするとか、あわよくばこれをゲットしようとか、男性の目を意識している場合が多いと思うのです。わたくし自身の経験から言って。
でも、そのうら若き乙女も年を取るにつれて、人生に虚しさを覚え、男性(もちろん女性の場合もある)に対して抱いていた”幻想”に遅かれ早かれ気づくでしょうが、そうなったとき女性たちはもうお洒落に興味を示さなくなるのでしょうか。
いーえ、わたくしの周囲を見回しても、相変わらずお洒落に関心を払い、なかにはファッション、美容、健康にかなりの時間とお金を費やしている多くの中高年女性がいます。
何しろあちこち”劣化”が進んでいるので、その分若いときの何倍もの手間とヒマをかけなくてはなりませんが、きれいになるためだったらどんな労をも惜しみません。
ではシニア世代は誰のためにお洒落をするのでしょうか。
ある人は自分自身のためだと言いました。
うーん、はたしてそれだけでしょうか。
やはり他人の目を意識するからこそ、人は身なりに気を配るもの。
だから、ゲットしたいものがなくなった今、女性は男性に代わって同性の目を意識し、ほかの女性に比べて見劣りしないように、あるいはほかの女性に差がつくようにお洒落をする。そういったら身もふたもないと叱られるでしょうか。
わたくし自身アンチエイジングに人一倍関心があるし、お洒落に心を配る人が好きです、
お洒落ができるのも、そこそこの豊かさと平和、そして多様な価値を認める社会があればこそ。
お洒落は社会の成熟度を示すバロメーター、そう思います。