世界にひとつだけの本 ~registrazione della libro ~

世界にひとつだけの本 ~registrazione della libro ~

心にふれた言葉だけを書き出してみました
あらすじも何もありません
作者がその言葉を紡ぎだした背景は
本を読んで感じてください

ブログをはじめるにあたって・・・

学校の宿題で何が嫌いだったかって聞かれたら
一も二もなく 読書感想文!
ジャンルや作者を問わず色んな本を読んできたけれど
自分がどう感じたかは自分の内に置いておくもの.

アプリで感想を人と共有したり、おすすめの作家や
本を通じて交流したりは今になっても
とてもとても考えられないな.

だからこのブログはあらすじも感想も何もありません.
作者が紡ぎだした言の葉で
心にふれたり 頭の片隅に残ったものを
ピックアップしただけの
料理に喩えると味付けの無い
素材だけのシンプルなブログです.
ただ、どんなに腕があっても
知識があっても素材が良くなければ
感動してもらえる料理には
ならないと思うんです.
この素晴らしい素材が
豪華なお料理になりますように.
何よりも心の栄養になることを願いつつ.

「言の葉=琴の羽」だから 
琴線に触れる文章に
出会えるかも知れません.



右手のしていることを

左の手に知らせるな。

(マタイによる福音書  六章2節より)

講談社文庫    渡辺容子 著

理屈でものを見るな、

ものそのものを

見なくてはダメだということです。

頭の中を無にして虚心に見るのです。

そうすれば、自ずから、なぜ、

そういう形をしているのかがわかる。

理屈は大事ですが、

理屈が色眼鏡になってしまって、

本当の姿が見えなくなることもあります。

祥伝社黄金文庫      松浦昭次 著

 

自分と他人を線引きし、 勝手に序列をつけ、

 自尊心に振り回され、

 最後の最後まで 大切なことに気づけない。

 双葉文庫   三浦 しをん 著 

今の自分じゃない本当の自分なんて、 

いまのここじゃない本当の居場所なんて、 

探す必要はどこにもないことに 

気づいていなかったんだ。 

光文社 荻原 浩 著