こんにちは。

「もう一度学びたい!大人の教室」

英語講師&ライフコーチのHimaliひまわりです。

 

時に人生には、まるで頭をレンガで殴られるような、そんな衝撃的なことも起こり得ます。それでも信念を失ってはいけません。

 

Sometimes life's going to hit you in the head with a brick.

Don't lose faith.

 

 

ご存知の方も多いと思いますが、

これはアップルの創業者、Steven Jobsスティーヴ・ジョブズの、スタンフォード大学の卒業講演での有名なスピーチの一説です。

 

まさに人生には、レンガで殴られたかのような衝撃が走ることが、多くの人の人生で一度や二度は、起こります。

 

現在行われているオリンピックの、ジャンプ競技で高梨選手に起きたこともきっとそうでしょう。

もしかしたら、羽生選手のスケートのブレードが、小さな穴にかかってしまった瞬間も、彼にとってはそうだったかもしれません。

 

起きた不運について、

どうするべきだったのか。

あるいは今後どうすべきか。

については、さまざまな考えが本人たちにも、周囲にも、テレビの前で見ていた我々にも頭をよぎりますが、

今回はそれはさておき、

 

とにかく、まず、レンガで頭を殴られるような衝撃は、

どんな人の人生にも起こりうる。

そして、

それでも信念を失ってはいけない。

ということを強調したいと思います。

 

ここでいう信念を失わないというのは、

その人が人生で大事にしていることを再度確認して、それを曲げないということです。

 

人により、もちろん、信念はまったく違うものになりますから、

とる行動もまったく違うものとなるはずです。

そこに、正しいとか正しくないという判断に価値はありません。

その際、他の人だったらこうするだろう、などと思わないことです。

 

不測の事態のためにも、

日ごろから自分がなにを大切にして生きているか?を考えておく必要はあります。

 

誰にだって衝撃的なことは起こりえる。

そして、その際に信念を曲げない。

それが本当に大事です。

 

こだわりがなければ、自分にとって楽しいもの、素敵なもの、魅力的なものに出会うことは永遠にないからです。

 

Don’t lose faith.

 

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You only pass through this life once, you don’t come back for an encore.
あなたはこの人生を一回しか経験せず、アンコールのために戻ってくることはない。

 

 

こんにちは。

「もう一度学びたい!大人の教室」

英語講師&ライフコーチのHimaliひまわりです。

 

さて前回まで今シーズン、フィギュアスケートで使用される曲を取り上げました。

2/4に北京五輪が開幕。

開会式前にフィギュアの団体戦が始まり、

すでに日本選手の活躍を見た方もたくさんいらっしゃることでしょう。

オリンピックは今も昔も貴族が実権を握っているものだということを、

昨年の東京オリンピックをめぐるゴタゴタで、嫌というほど私たちは知りました。

どこまで行ってもお金儲けであり、利権がまとわりつきます。

それに引き換え、アスリート達のパフォーマンスそのものがあまりにすばらしく、

私たちに勇気をくれるため、

そういったバックヤードは本当は知りたくないものです。

 

参加しているアスリート達も、

私たち一般人と変わらず、この世界情勢に翻弄され、悩み、日々を生きてきたことでしょう。

しかし彼らのパフォーマンスを見ると、

最終的に行きつくところは、

「自分の生きるべき場所で、自分がエネルギーを注ぎたいことを情熱を持ってやる」という、シンプルな答えだったにちがいないとわかります。

 

激動期を生きる私たちが今まで以上に、

アスリートから学ぶことがあるとすれば、

メディアが作る安っぽいお涙頂戴のストーリーではなく、

彼らの、「自分の人生を生きる!」という、報道されることない、秘められた決意と勇気!だという気がしますキラキラ

 

さて、そんなときに思い出してほしいのが冒頭の言葉です。

 

さまざまな制約がつき、不自由な生活を強いられ、気持ちが暗くなった時に、

この言葉を思い出して、歩みを止めないでほしいと思います。

 

You only pass through this life once, you don’t come back for an encore.

                             Elvis Aaron Presley
あなたはこの人生を一回しか経験せず、アンコールのために戻ってくることはない。

                                   エルビス・プレスリー

魂は続くかもしれませんが、この人生は一回。

アンコールはありません。

誰にも翻弄されない、あなたの人生を、後悔のないように!

 

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こんにちは。

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今シーズン、フィギュアスケートで使用されている曲、

最後にご紹介するのは、

日本期待のペア、木原・三浦組がSPで使用している、

Leonard Cohenレナード・コーエンの名曲 Halleluiah です。

 

Cohen がこの曲を発表後も、

John Caleジョン・ケイル、Jeff Buckleyジェフ・バックリー、

Alexandra Burkeアレクサンドラ・バークなど、

多くのシンガーに次々にカバーされています。

 

halleluiahは、神を賛美し、称え、喜びと感謝を表す言葉です。

私は2年前までゴスペルのグループに居て、

何度もこの言葉を歌とともに口にしました。

本来の意味は、ヘブライ語である「Jehovah エホバを讃えよ」ですが、

クリスチャンではない私のような人間の心にも響く、

「生きていることへの感謝」を表現する言葉だと思っています。

 

そしてまさに、このhalleluiahがこの歌の歌詞の解釈の肝となるところです。

 

旧約聖書からのお話など、やや詳しく説明します。

内容はいいから、歌の歌詞の和訳だけ知りたい!という方は、

飛ばして、黒字の和訳部分だけ読みひらめき電球、最後に貼った動画を聞いてみてください音譜

 

でも、この歌詞に秘められた秘密を知りたい方は、ぜひ通して読むことをお勧めします!

 

Halleluiah   by Leonard Cohen

 

Well I heard there was a secret chord
That David played, and it pleased the Lord
But you don’t really care for music, do ya?
Well it goes like this, the fourth, the fifth
The minor fall and the major lift
The baffled king composing “Hallelujah”


Hallelujah Hallelujah Hallelujah Hallelujah

 

ぼくはきいたことがある

ダビデが奏で、神を喜ばせた秘密の和音があるって

でもきみはほんとうは音楽を好きではないんだよね?

そう、それはこんな風に進んでいく

第四音、第五音、短調で落としたら長調で上げる

王様もこのハレルヤには困惑する

ハレルヤ ハレルヤ ハレルヤ ハレルヤ

 

旧約聖書サムエル記16章に、古代イスラエル王国の王であるダビデは竪琴の名手で、旧約聖書には先代の王サウルが悪霊に悩まされているときも、彼の竪琴が王の症状を和らげたことが記されており、最初の二行はそのことを書いていると思われます。

The baffled king composing “Hallelujah”はあえて体言にして動詞をいれず、

考えさせるような歌詞にしています。

参考↓

 

 

Well, your faith was strong but you needed proof
You saw her bathing on the roof
Her beauty and the moonlight overthrew ya
And she tied you to her kitchen chair
And she broke your throne and she cut your hair
And from your lips she drew the Hallelujah


Hallelujah Hallelujah Hallelujah Hallelujah

 

きみの信仰は厚いけれどそれを示す必要があったよね

きみは彼女が屋根の上で水浴びをしているのを見つけた

彼女の美しさは月光とともにきみの心を掻き乱した

そして彼女はきみを椅子にしばりつけ

きみの王座を打ち砕き、髪を切り落とした

そしてきみの唇からハレルヤを紡ぎださせたんだ

ハレルヤ ハレルヤ ハレルヤ ハレルヤ

 

ここには、旧約聖書からの2つの引用が混ぜられています。

まず歌詞の3行目まで。

サムエル記下11章によると、ダビデ王は、ウリヤの妻バド・シェバと不適切な関係になるのですが、それを月の光のせいだと書いているわけです。

 

次に4行目以降

サムソンとデリラのお話が参考になります。

神に怪力を与えれたサムソン、その力の秘密は彼の髪の毛なのですが、ペリシテ人にそそのかされたデリラに騙され、サムソンは、デリラに髪を切られ力を失ってしまいます。「もう一度力を取り戻させてください」というサムソンの言葉が、歌詞の最後の行で表現されています。

参考↓

 

なんと、ダビデ王もサムソンも、女性に盲目的におぼれていく男性の例として描かれているのですね。次の歌詞への布石でもあります。

 

Well, baby, I’ve been here before
I’ve seen this room and I’ve walked this floor
You know, I used to live alone before I knew ya
And I’ve seen your flag on the marble arch
And love is not a victory march
It’s a cold and it’s a broken Hallelujah

 

Hallelujah Hallelujah Hallelujah Hallelujah

 

ベイビー、ぼくは以前ここにいたんだ

この部屋を見たことがあるし、この床を歩いたこともある

知っているだろう、ぼくはきみと知り合う前は一人で生きていたんだ

そしてぼくはマーブルアーチの上のきみの旗を見た

愛は凱旋パレードじゃない

これは冷たく、壊れたハレルヤなんだ

ハレルヤ ハレルヤ ハレルヤ ハレルヤ

 

ここまで旧約聖書などのお話からの引用でしたが、ここから作者の現実的な話が表現されています。

マーブルアーチというのは、ハイドパークの入り口にある荘厳な門ですが、実は女性を表すスラングという説もあり、次の行の、旗(=flag)にはセッター犬などのふさふさした尾という意味もあるので、ここは女性とのセクシーな関係を遠回しに表現しているのかなと思います。

冷たく、壊れたハレルヤだということは、愛というのはそんな堂々として整然とした、パレードのようなものじゃない、ということなのでしょう。

 

Well, there was a time when you let me know
What’s really going on below
But now you never show that to me, do ya?
But remember when I moved in you
And the holy dove was moving too
And every breath we drew was Hallelujah

 

Hallelujah Hallelujah Hallelujah Hallelujah

 

ぼくに教えてくれたことがあったね

本当は何が起きているのかを

でも今ではぼくに何も見せてくれないんだね

でも思い出して欲しい、ぼくがきみとひとつになり始めた頃を

あたかも聖なる鳩がやってきたかのように(僕たちが一つになった)時を

ぼくらがする呼吸ひとつひとつがハレルヤだった時を

ハレルヤ ハレルヤ ハレルヤ ハレルヤ

 

かつては親しかった彼女が今は何も話してくれなくなったことと、

王が聖霊や神に見放され、預言を与えられなくなったことの両方を表現しているとも言えます。

 

Maybe there’s a God above
But all I’ve ever learned from love
Was how to shoot somebody who outdrew ya
And it’s not a cry that you hear at night
It’s not somebody who’s seen the light
It’s a cold and it’s a broken Hallelujah

 

Hallelujah Hallelujah Hallelujah Hallelujah

 

たぶん神はぼくらの上にいるのだろう

でもぼくが愛から学んだことは

きみの気を引こうとするやつを撃つことだけだった

そしてきみが夜に聴いたのは叫び声じゃない

それは光を見た誰かでもない

それは冷たく、壊れたハレルヤなんだ

 

the God ではなく、a GodとわざわざGodに a をつけて数えられるものとしているのは、キリスト教の神を信じている人たちにとっては不遜ともとれる表現です。

しかし、それこそが、このコーエンのHalleluiah全体に流れる、重要な部分とも言えます。

a cry that you hear at night 夜に君が聞く鳴き声」 とは、夜に生まれた赤ん坊の泣き声=イエスのことのようにも思われ、

somebody who’s seen the light 光を見た誰か」とは、神を信仰している者ととることもできるかもしれません。

要するに、人を愛することによって自分は結果として大変苦しい思いをしており、

とても神を賛美する=Halleluiahという晴れやかな状態ではない。

冷たくて苦しさのあまりHalleluiahと叫ぶような状況なのだ、ということでしょうか?

 

コーエンは、神ではなく人間こそを讃えるべきと考えて、この歌詞を書いたという説もありますが、私は少し違う見方です。

一見、不遜な、斜に構えたような表現をしていますが、自虐的なニュアンスも感じられ、そんな人間らしい自分も神は否定しないだろうという気持ちのように思えます。

なぜなら、そうでなければ、halleluiahにこのようにきれいなメロディーをつけないと思うからです。

自分はこういう人間だし、皆と同じ様にhalleluiahとは言えないけど、

それでもhalleluiahを連呼してしまう。そんな風に感じました。

 

以上、和訳に解説を加えてみました。

この歌に関しては、実に諸説あり、私もまだまだ考察が足りていないと思いますが、

今の時点でわかることで、書きました。

 

こんな様々な暗喩が込められた、halleluiahですが、

本当にメロディーが美しく、

すべての人の心を打ちますね。

 

そして、

日本のペア、木原・三浦組という、演技も本当に清楚でピュアな印象の二人飛び出すハートがこの曲でパフォーマンスするのですが、

それが一層、この曲の奥にある、コーエンの正直で純粋な思いを引き出していると思います。

 

もうすぐ北京五輪。

ここで紹介した曲をぜひ口ずさみながら、応援もしていただけたらと思います。

 

Jeff Buckleyのhalleluiah。

前奏が1分20秒あります。

Alexandra Burkeのhalleluiah。

 

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