『ZERO』
やまざき貴子さんの『ZERO』という作品を読んだことがあるだろうか。
もうずいぶん前の作品だけど。
「え？漫画の話？💧」と片付けないでいただければ。
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日本で「誤って」核爆弾が爆発。
降り注ぐ強い放射線。
壊滅した日本を支配する米軍。
爆発以降に産まれた人間達の脳に強く刻み込まれている、『ZERO時代の記憶(爆発以前の誰か(前世)の記憶)』。
『ZERO時代』の自分を眠りながら体感するアヘンから造られた麻薬、通称『zero』。
『ZERO時代』に一般人達が『選ばれて』『神』となってしまった、
謎のコンピューターゲーム『PROJECT ZIPANGU』。
『神』に振り分けられた謎のキーワード。
『ZIPANGU』を動かすためのクリスタルチップ。
クリスタルチップを巡って暗躍するアメリカと中国。
『ZIPANGU』を止める事ができる『キーワード』。
『ZERO時代』以降、生き残った日本人達が収容・監視されている通称『ZOO』。
すべてが管理されている場所。
誰も本当の事を知らない場所。
どこかに今でも『東京』があるとされる通称『新都』。
『ZOO』に収容されなかった人々や脱出してきた人々の街『廃都』。
スラム、差別、暴力、殺人、貧困、同性愛、中性体、二重スパイ。
仲間、愛、別離。
交錯する『今』と『今』。
どこからどこまでが自分で、
どこからどこまでが自分ではないのか？。
今見ている『世界』が本当の『世界』か？。
その真実は、本当に『真実』か？。
破壊と再生。
人々はなぜ『ZEROーすべてが終わってすべてが始まったー』を求めるのか。
なぜ惹かれるのか。
すべてが破壊しつくされた後に、
それでも残っているものは。
もっとしっかりしたあらすじはさすがのこちらを。
と言うか、作品を読んでくだされ。完結してます。
やまざき貴子さんの絵は本当に綺麗だなぁ。
懐かしい。
やまざき貴子さんもやっぱり北海道の方なのね。