昨日まではあんなに 明るく笑ってたのに
元気だよって僕には そう言ってたんだ
面会時間過ぎても そばに居てやりたかった
「がんばろう」って 「負けるな」って くじけそうな声で

夜が明け 町は葬儀の花を飾り 君を見送るよ
眠る君の 顔はほのかにまだ 赤みが残ってる

振り向けばいつもみたいに笑ったり泣いたりしてる
君が居るような気がして
信じる事が恐くて逃げてた情けないよ本当は
君の方がずっと辛いのにね 
皆は手を合わせ 帰らぬ人に別れを

友達や親ぞくに見守られ
最期に向かいます
そして君は新しい日々へ
また歩き始める

骨になるまで炙られて 熱かったろう?
辛かったでしょ
でもきっと楽になれるよ
空へと上ったひとすじの
白煙は君の事
天国まで運んでくれるから 
見上げた空は青く 君を想いいつまでも
振り向けばいつもみたいに笑ったり泣いたりしてる君が居るような気がしてた
忘れないよ


             作詞+流鬼 作曲+大日本異端芸者の皆様
今宵はジメジメした「五月雨」です。
レア気味の本能がガラガラとうずく
ひきだしに隠してたホコリまみれの
32口径の冷たく重いピストル
六畳一間のこの部屋は何時も
七年前のアノ夜を抉り返す。

目をそむけてきた事実に追い詰められて
前には進めず また途方に暮れてしまう

子供の頃 ずっとずっと一人ぼっちで
辛い時は気付いて欲しくて泣いてた
僕を捨てた父や母の顔を浮かべては
幾夜も幾夜も泣いて ・・・声をあげて

今宵はジメジメした「五月雨」です。
レア気味の本能がガラガラとうずく
安定剤漬けの毎日も今日で終了です。
ドクドクドクドク胸が張り裂けそうさ!

投げやりになれば楽になれたのに ためらうばかりで身動きも取れず
もしも生まれ変われたら その時は今より少しでもいい幸せになれたらって・・・
優しすぎの母親と、心配性の父親の愛を受けて育った僕は
臆病さを、弱き自分を憎んだ・・・

いつか3人手を繋いで またここで一緒に暮らそうねって
そう言ったから僕ずっと待ってたのに
どうして帰って来てくれなかったの? ずっと・・・ 待ってたんだ・・・
(信じ続けた少年は皮肉にも五日後の昼過ぎに両親の元に帰りましたとさ・・・)


             作詞+流鬼 作曲+大日本異端芸者の皆様
傷付け合うつもりはなかったでしょ?
だけどいつもすれ違うばかり
あたしとは違う 君には夢があるから
分かってるつもり でもね本当は…

会いたいよ… 会いたいよ この気持ちを伝えたい
会いたいよ… 会いたいよ 君の肩で眠りたい

離さないでねずっと つかまえていてよずっと
じゃなきゃあたしどっかいっちゃうよ?
支えになりたいの 君の夢に少しだけつれてって…

このまま笑っていれたら 幸せなの?

そばにいるだけで きっと幸せになれるから
最後だなんて言わないでしょ?
優しくしないでよなんて わがままでしょ?「ゴメンネ…」

素直になれぬまま もうすぐ冬が来て
淋しさが身にしみ込んでね
泣かないよ あたし強くなれたでしょ?「ほら…」

傷付け合うつもりはなかったよね?
だけどいつも すれ違う二人…


             作詞+流鬼 作曲+大日本異端芸者の皆様