★『2021年10月18日は十三夜 (後(のち)の月) 』
2021年の十三夜は10月18日 (月)
十五夜の後には、「十三夜(じゅうさんや)」という日本古来のお月見の日があります。
しかも、十五夜を見たなら、その後の十三夜の月も見たほうがよいといわれています。
十三夜とは、旧暦(太陰暦)で毎月13日の夜のこと。特に9月13日の夜を指します。
十三夜の月は、十五夜の約1ヶ月後であることから「後(のち)の月」ともよばれます。
新暦では、十五夜と同様に十三夜も毎年ちがう日になります。

2020年までの十三夜
*2018年:10月21日
*2019年:10月11日
*2020年:10月29日
来年2022年は10月8日 (土)
十五夜は新月から数えて15日目で満月、もしくは満月に近い月。
同様に十三夜は新月から数えて13日目で、満月には少し欠ける月です。

◆十三夜の由来は?
十五夜は、もともと平安時代に中国から伝わってきました。一方、十三夜は日本オリジナルの風習だそうです。

醍醐天皇(平安時代 885~930年)が月見をしたのが始まりとも、宇多天皇(平安時代 867~931年)が十三夜の月を愛でたのが始まりともいわれています。

◆十五夜と十三夜の関係 「片見月」って?
十五夜と対をなすのが十三夜。この2つを合わせて「二夜の月」とよびます。十五夜は収穫した芋を供えることから「芋名月」ともいい、十三夜は栗や豆の収穫の時期なので「栗名月」「豆名月」ともいいます。

どちらか一方の月しか見ないことを「片見月」といいます。「十五夜の月を見たら、十三夜の月も見ないと縁起がよくない」ともいい、昔は十五夜と十三夜を同じ庭で見る風習があったようです。
ちなみに、十五夜の頃(新暦9月あたり)は台風や秋雨の時期で天気がよくなく、「中秋の名月、十年に九年は見えず」という言葉があります。
一方、十三夜の頃(新暦で10月あたり)になると、秋晴れが多く美しい月が見られることから「十三夜に曇りなし」といわれます。

◆十三夜の過ごし方は?
十五夜と同じように、栗や大豆、果物など秋の実りとともに月見団子をお供えします。団子の数は12ないし13がよいとされます。
ススキやナデシコなど、秋の草花もあれば飾るとよいですね。収穫の喜びと感謝を込めて、月を見上げて楽しみましょう。

◆月を見上げてあそぼう
月を見ると、空想的になったり感傷的になったり、なぜだか気持ちがかき立てられます。お月見の夜に、心を豊かにするあそびはいかがでしょうか。
<月の模様の見え方>
日本では月の模様を「餅をつくウサギ」に見立てますが、国によっていろいろな見方があります。
*薪を担ぐ人 (ドイツ)
*吠えるライオン (アラビア)
*本を読むお婆さん (北ヨーロッパ)
*女性の横顔 (東ヨーロッパ)
*鋏の大きな蟹 (南ヨーロッパ)

みなさんは、月の模様、何に見えますか?

十三夜 - 鈴木雅之
十三夜
歌:鈴木雅之
作詞:さだまさし
作曲:さだまさし
十三夜の月が
東の空に昇る
黄昏ゆく海が見える
南の空へ向かう
流れ星がひとつ
少し風が吹いていた
幸せですか、元気でいるねきっと
どこかでこの月をみてる
温もりを決して忘れない君の
面影色褪せない
一つだけ残った耳飾りは
今はなき君のもの
十三夜
十三夜の月が
照らす海の道を
船の影が横切ってく
君の愛していた
鉢植えの花は
今年も綺麗に咲いたよ
別れも言わず去りゆく君の胸の
苦しみに気づかずに
自分を悲しむだけの僕の
幼さが切なくて
一つだけ誓った僕の愛は
今はなき君のもの
十三夜
幸せですか、元気でいるねきっと
どこかでこの月をみてる
温もりを決して忘れない君の
面影色褪せない
一つだけ残った僕の愛は
今はなき君のもの
十三夜

<解説>
「十三夜」(じゅうさんや)は、2012年10月3日にリリースされた鈴木雅之の37枚目のシングル。
2012年のコラボレートシングル三部作完結編。さだまさしの書き下ろしによるバラード。
2013年5月3日、TBS系列 「A-Studio」 に鈴木がゲスト出演し、「十三夜」を披露。
その際、司会の笑福亭鶴瓶が感動の涙を流した。そして、番組の放送直後から「十三夜」に関する問い合わせが殺到。
歌詞検索サイト 「歌ネット」 では放送終了後から検索ランキングが急上昇し、リアルタイムランキングで圏外からいきなり2位にランクインした。
また、Yahoo!の急上昇検索ワードランキングでも 「十三夜」 が4位に急上昇(2013年5月4日0時20分更新)する等、大きな話題となった。
作者のさだも、後にアルバム 『第二楽章』 にてセルフカバーした。



