久しぶりの映画で楽しかった♪


今ちょっと話題になってる映画の「フラガール」を観て来ました。


南海キャンディーズのしずちゃんが出てることでも話題だったかな?(笑)


すでに50万人を動員したという映画らしく・・・


アカデミー賞外国映画部門にもノミネートされたそうです。


詳しい内容はご覧になってみてくださいね♪(笑)


さらっと触れておくと・・・


福島県いわき市は長年続いた石炭鉱山を閉山することを目前に控えて街おこしを考えた結果、温泉を利用したハワイアンセンターの建設を開始し始めている頃のお話。


実際のお話がベースになってるだけになかなかその当時の世相やファッションなどが映し出されていて興味深かったですね。


1065年のお話です。


そしてその頃の女性たちの考え方の変化なんかも出ててなかなか感動でした!


そんな中気になったのは・・・最近の映画ってデジタル化されているのでものすごく鮮明でノイズがないものがほとんどですよね。


でも久しぶりに映画の画面にノイズが残ってるという懐かしい映像になってます!(笑)


私が幼い頃から観てたのはどことなくノイズ(ちょっとしたキズ)が入った映像・・・


これがテレビと違う味わいがあるんだよねぇ♪って実感。


手作りの香りがするというか味わいというか・・・


そういった手法を実際に用いたたのか不明だけれど。


素朴さがたまらなく昔の映画館とかを思い出させてくれてよかったですねぇ。


出演してる人たちも自然体で洗練されすぎてないところがぴったりでしたね。


主演の蒼井優ちゃんが上手すぎるくらいだった。(笑)


この映画はストーリー的には非常に分かりやすくて海外でも通用するシンプルさかなとも感じました。


ふと思うと韓国映画がとてもウケてる理由って日常をうまく切り取って表現する手法のせいかもと思います。


そういう意味ではこの映画もそんな気がする。


また優しいハワイアンの音楽が流れて進行するストーリーも可愛かったですよ。


ただ・・・常磐ハワイアンセンターからフラ(ダンス)のイメージって固定されちゃったのかも?と思ったけれど。。。




ちょとミニ知識!


ファイアーダンスとか激しく腰を振るダンスは実はタヒチアンダンスなんだけどなぁ(^_^;)


ハワイフリークの私としてそこはちょっと複雑だったけれど。(笑)


そして・・・本当のフラは音楽に乗って踊るものじゃなくて詠唱(ハワイ語を唱えて神様に祈る言葉)しながら打楽器に合わせて踊るものだったんですけれどね。


音楽に合わせて踊るフラは白人たちが持ち込んだ手法なんですよ。元々のハワイにあったスタイルじゃないんです。


あとココナッツのブラもしてませんでした。(笑)


元々のハワイアンの女性は上半身は何も身に付けていなかったんです。


神様のために踊る。


それがそもそものハワイアンフラの目的です。


エンターテイメントとしてハワイアンフラが認識されたのはハリウッド映画の影響ですね。


白人のダンサーが演じたところから一気にエキゾチックさがウケて大人気になったんです。


その辺の事情も絡めてご覧になるとちょっと違う趣のある映画になるかもしれません。