私が仕事上どうしても広告や商品のパッケージなどに興味を持つようになっています。


その下地となっているのは今まで趣味の範囲で大好きだった「デザイン」に対する私なりの好みなどがあったからなんですけれど。

5年ほど前からなぜだかとても「イサムノグチ」の作品やデザインに興味を惹かれたのがきっかけでした。

そして彼が産まれてからちょうど100年目にあたる2004年にはあちこちで彼の作品やデザインが再注目されたこともあり、余計に目にするようになりました。


彼の作品になぜ惹かれるのか・・・

これはいまだに私の中でも謎なんですよ。

ただ彼の生い立ちや生き方を見ていると一度会ってお話してみたかったなぁと思ってます。(笑)

彼は彫刻家から出発して晩年には庭園デザインにまで手を広げています。ある人は彼を器用貧乏だと称したそうですが確かにそうだったかもしれませんね。

一番有名な作品はニューヨークのウォールストリートにある「レッドキューブ」(下記写真:お借りしました)

redcube


という作品が有名なんですけれどどうやって立ってるのか不思議でしょう?(笑)

そしてこの作品には秘密があって微妙に縦方向に長く作ってあるんです。そうすると遠くから見るとちょうどキューブ(正方形)に見えるんだそうです。そこまで計算されてできた作品なんですね。

彼の作品はときにはトリッキーだけれどその奥に流れてるものはとても深いものがあると思います。


彼についてはこれから少しずつお話していこうかなって思ってます。