ただいま「剣客商売」を観ながらのブログです。(笑)
やっぱりきものを着た所作が綺麗ですねぇ・・・
池波さんの小説に出て来る登場人物は食べるもの、着るものなどにこだわりを持った人が多いですよね。
たとえ悪役であっても・・・
江戸時代の人々もそれぞれに今と変わらない悩みや痛みがあることを描かれていて親近感がわきます。
そして人情深い人間像を描いていてなぜかホッとさせられますね。
まだ人間同士が深く信じ合えた時代だったんでしょうね・・・
でも今と違って女性にとっては厳しい時代でしたけれどその分女性は着るものなのでストレス解消していたのかも?(笑)
商家の奥様や武家の奥様は観ていると「文庫結び」を普段にしてたみたい。
今は帯といえば「たいこ結び」か「ふくらすずめ」みたいになっちゃってますけど・・・(^_^;)
普段着にきものを着ていた時代は色々な可愛らしい帯結びがされてたんですよ。
商家のお嬢さんの「だらりの帯」なんて今見ても可愛いですよね♪
今は舞妓さんの衣装でだけ見ることができますけれど。
それと・・・
最近は可愛い色や柄のきものや帯って少なくなっちゃいました。
若い方が着なくなっちゃったせいでしょうね。
結婚した後でも着られるようにと思ってか地味目の色を選ばれる傾向があるみたい。
ちょっと寂しい限り。
若い方には今しか着られないような色柄があるんだけどなぁ・・・
気軽に着ていただけるような商品をがんばって開発しないと!
男性のきものが流行してるそうですけれどカップルできもの姿も素敵だと思います♪