今日は、午後に初放射線治療がありました。


これから、毎日、片道1時間ちょっとの通院時間をかけ、病院に通わなくてはいけません。小さな子供さんがいるお母さんにとって、治療中、子供をどうするか?というのは、切実な問題かと思います。


何しろ、放射線治療は、毎日のことです。治療時間は、短いので、連れて行くのもありかと思います。ただし、病院の方々が、子供好きなら、という前提があってです。


私も、2歳の子供がいるといったら、放射線科の先生が、


「どうするの?治療中は?


と親切に心配してくださいました。


私「短期特例保育という制度を使って、1ヶ月、保育園に預かってもらうことになってます。大変だったんですよ、入れるの。高い税金払ってんのに、病気のときに使えなくて、いつ使わせてもらえるんですか~むっと、脅かしてみたら?、やっと入れてくれました。音譜


先生「そうですか、泣き寝入りじゃ、だめでしたか…。」


ということで、娘は、月曜日から保育園に通わせていただいてます。本当に、助かります。何しろ、本人が、お友達がたくさんの環境が楽しいようで、一番喜んでます。


ちなみに、うちの病院は、看護師さんが「連れてきてもいいですよ。」といってくださいました。でも、何しろ、片道1時間以上、電車で行くのに、ひとりで、2歳児の面倒をみるのが、いかに大変か、お子さんがいらっしゃる方ならわかりますよね。


子供手当てより、どう考えても、保育園の充実が先決かと思うのですが…


だって、保育園の申し込みって本当に大変なんです。都会の保育園は、定員に対して、応募する人の数がはるかに上回っているため、いろんな選考が行われます。


でも、そもそも、何の権利があって、自治体が入れる人を選んでいるのでしょうか?税金払ってるのは、私たちなのに。とりあえず、いろんな側面からポイント制をとっていますが、子育ての事情なんて、人それぞれで、お役所が決めた基準にこちらが合わせないと入れてもらえないって、おかしなことです。大体、世の中、9時5時で働く仕事ばかりではありません。準備がたくさん必要なフリーランスの仕事とかいろいろあるんです。たくさん税金払っているのに、制度が使えないって、本当におかしいと思います。いろんな特徴をもった保育園ができて、入りたい人が、入りたい保育園を選べるそんな時が来るといいですね。


乳癌にかかってしまった、小さい子供を抱えているママさん、一人で抱え込まないで、周りを巻き込み、使える制度はとことん使って、この難局を乗り切っていきましょうラブラブ




その日、病院は週に1回の乳癌検診の日でした。


市の検診場所に指定されているその病院は、検診の人で、待合室があふれていました。しょぼん


ちびを連れての病院での順番間待ちは、正直しんどいです。看護師さんが、気を利かせて、わざわざ小児科のおもちゃのあるところで、待たせてくれたのですが、結局3時間ぐらい待ったでしょうか。時間をつぶすために、「おかあさんといっしょ」の雑誌を買ったり、あの手この手でごまかしながら。


やっと呼ばれ、しこりを見つけましたといったところ、


「あー、これね。」とまずは、お医者さんの触診。


次に、マンモグラフィーとエコーをなんとかいれようとしてくれたのですが、すでに、予約で一杯の状況のようで、


医師「なんとか、いれられないかなー。」


看護師「無理です。」


という会話が繰り広げられ、結局、その日は、無理矢理マンモグラフィーだけやり、

エコーは翌週にお預けということに。


ちなみに人生初めてのマンモグラフィーは、ちょうど生理が終わったばかりだったこともあり、痛みは全く感じませんでした。


子供を妊娠し、出産、その後、母乳で育てていたため、検診を受けなくてはと思いながら、ずるずると先送りしていたのです。


その日、医師から言われたことは、


「85%以上の確率で、悪いものじゃないから。おそらく、水がたまっているとか、そんなものだと思う。」


そういわれ、私も安心して、それから1週間は、しこりのことはあまり気にせず、普段と同じように過ごしていました。




今、私は、乳房温存手術がおわり、これから放射線治療に入るのですが、これから

乳癌の治療をされる方のために、少しでも参考になればと思い、今までの経緯を振り返ってみたいと思います。


しこりは、自分で発見しました。今年の夏は、本当に暑かったですけど、その日も朝から汗をかいており、起きたばかりの体を汗がすーっとつたって落ちていくのがわかりました。ベッドの上で、タオルもなかったので、あわてて手で汗をぬぐおうとした


そのとき、


こりっ汗


「なんだこりゃ~ショック!


もう1回さわっても、やっぱり…


いやーな胸騒ぎがしました。


ネットで早速調べると、乳癌のしこりはこりこりと動かないと書いてありました。


動くから、違うかな?とか色々思いましたが、やはり病院へ行くことに。


たまたま、長男がサッカーの合宿にその日行って留守だったので、病院に行くにはタイミングがよかったのです。いつもは、病院に行くような場合は、下の娘は、おばあ

ちゃんに預けるのですが、説明するのが面倒だったので、彼女も連れて、地域のマンモグラフィーがある病院へ。


その日は、たまたま週1回の乳腺外来の日でした。病院に電話をして、診て貰えるか確認したところ、


「しこりがあって心配なら、いらっしゃればいいんじゃないんですか?」


といわれ、とりあえず、病院へ。(続く)