(';')ゆかしゃん半島放浪記(';')

(';')ゆかしゃん半島放浪記(';')

その名の通り、伝説となるべき(?)放浪記である

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今度こそ、過たぬように。

慎重に、且つ大胆に。

彼女の逃げる道を、共に模索していこうと思う。






約1年前になる。私は向き合って壊してしまうことを恐れて、触れないことを選んだ。

それを後悔したのは、彼女が去る決意を固めたときだった。もっと何かしてあげられたんじゃないか、あの時逃げずに核心に近づく努力をしていれば或いは、と。






だから、本当に、今度だけは。

再び与えられたチャンスを、1年経って成長した私は逃さない。彼女と過ごした時間、そして離れた間に得たもの全てを駆使して、彼女の平和を探し出してみせる。

私を選んで、苦しかったろうに言葉を紡いでくれた彼女に、温かいもので報いるために。






苦しくて、危うくて、ともすれば倒れ伏してしまいそうになる。それをひとりで耐えてきた彼女の盾になり、今一度世界を見渡そう。




これは、ひとつの冒険である。




















お久しぶりでございます。



ゆかでございます。







恐らく、もうこのブログを更新することはないだろうなーと、ぼんやり思っていました。

言葉にすることなどないと思っていました。



でも、思い出したように筆を執った次第であります。










再開するにあたって、一度このブログを読み返してみた。

かなりの割合、中身のない話だなと自分の思考の浅さに苦笑した。



だけど、その中にいくつか、大切な記憶を書き記した文が、きらきらの光を纏って存在していた。

今より少しだけ若い私は、漠然と幸せなり切なさなり感じていただけで、隅々まで理解が及んではいなかった。綴った日々に「かけがえのなさ」が宿っていること、今になってはっきりと理解した。

私はこんなにも恵まれていたのだと、こんなにも素晴らしい日々を送っていたのだと、笑いながら泣きたい気分になった。




本当に、本当に。

素敵な高校生活と浪人時代を過ごしたんだね。





その記憶が今、どうしてこんなにも輝いているのか、理由はわかっている。

今も時々、Twitterに現れているのを見かける。元気そうだな、本当によかったと思うけれど、なぜか話しかけることはできない、眩しすぎるあの子たち。

そんな素敵な人たちと共に過ごせた時間が、特別な輝きを帯びないはずがないのだ。

ひとり広島に移り住んで1年と少し。未だにあの子らが私の誇りだ。こっちの友達に自慢しまくってる。

私を形作る時間に影響を与えてくれた、かけがえのない彼らなのだ。

会いたくて会いたくて震えますよもう。







だからね、輝いていた日々と今を繋げるために、のちに今を輝いていた日々と称することが出来るようになるために、もう一度筆を握ったの。

感じたことに素直な正解が宿る。それをじわじわと実感したから、文字にする。まあ思考の整理の一端でもある。




今でも、あの子たちが時々落としていってくれる言葉たちに、笑ったり、胸が熱くなったりする。

私が密かに零す言葉にも、分量は足りなくてもいい、どうか同じ質の温もりが宿っていますようにと願う。

今も昔も、きっとこれからだって、誇りであり憧れであり、決して手が届かない人生の師。

私にとってそんな存在である彼らに、少しあの頃を思い出す時間を作って頂けると嬉しいな。同じようにあの頃を幸せに思っていてくれたら、いいのにな。






それから。

勿体無いことをしたなぁと思うのが、私が記さなかった約8ヶ月間、様々なことを経験させていただいたのだ。

自分のための覚え書き程度でも、文にしておくべきだった。意味なんて後からいくらでも付けられるんだから。

だからこれからの日々は必ず残す。色々やりたいことが具体的な像をもって私の前に現れ始めているのだから、文章を書くスタンバイをしていなければならない。一瞬一瞬、何を感じたのか目に見える形にしていきたい。それはきっと能力になるし、勇気にもなる。






私の今の導き手は、意外にも過去の私だった。ということは、恐らく、今の私が未来の私の導き手になる。

少しでも参考になる資料を残してやろう、そんな気持ちでブログ再開を決めた次第であります。




















おばあちゃんちに新しい猫が来るかもしれない。





可愛くて尻尾が短い、グレーのシマシマのおっとりボーイだ。






性格的にも見た目的にも

私が身近だった猫とは違っているね





人間と同じで個体差があることを面白くも思う。










けど、なんか、さみしくなっちゃってね







ゼロという猫がいたのだが、


一緒に暮らしたのはほんの一年間だったわりに

強い印象を刻みつけて去っていったなと、改めて。




いろんなところがちぐはぐな、おかしなやつだった。


自由気ままといえばきこえはいいけれど、とにかく自我の強いやつだった。
あと、家の窓の鍵を開けれた。








私が詳しいのはそんな彼のみだったから、ふるふると震える子猫相手に物足りなさを感じる。

可愛いよ?可愛いんだけどもね?











だから、そんな子猫が

私のタイツに爪を立てたときの爛々とした瞳孔が、とてつもなく嬉しかった







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