デジタルカメラの進歩は、誰でもキレイな写真が撮れるようになった反面、写真を撮った時の感動や楽しさが薄れたと感じてはいないだろうか。
以前は、予想よりキレイに撮れたり、撮った写真から思ってもみなかった発見をしたり、驚きとドキドキといった経験が減ったという人もいる。
しかし、「カメラの性能が高いからといって、いい写真が撮れるというわけではない。」、今年で10回目を迎えたリコーのフォトコンテストの企画担当 正木喜美子さんは語る。
景色を見る角度や高さを少し変えたり、いつも通る道を変えてみたり、曲がったことのない角を曲がってみたり、少しだけ普段と違う行動をするだけで、ドキドキ・ワクワクする写真の世界は無限に広がっている。
正木さんは、今回のコンテストの企画を、「コンテストのテーマ『new angle, new day~私の視点~』には、ファインダーを通して世界が広がり、写真の面白さやサプライズを発見し、もっとワクワクして欲しいという、私たちからのメッセージも込められています。」と、カメラに撮らされるのではなく、写真の楽しさを再発見するきっかけにして欲しいという。
■「うまい写真」より「いい写真」
第10回 リコーフォトコンテスト『new angle, new day ~私の視点~』は、「うまい写真」が入選するとは限らないコンテストなのだという。心にひっかかって、いつまでも忘れられない写真がある。それが「いい写真」なのだ。
国内をはじめ海外のアートシーンでも評価の高い、大和田良先生と岡嶋和幸先生を審査員に招いたのも、写真のテクニックよりオリジナリティ溢れる「いい写真」を評価するためだ。
コンテストの応募締め切りは、8月31日。夏休みをつかって、コンテストに応募してみてはいかがだろうか。
もしかして、あなたの個性溢れる写真で最優秀賞の「GXR」をゲットできるかも。
家出掲示板
家出掲示板