AIと一緒に書いている小説の第五章になります。
ちょっとした休憩時間にどうぞ。
第五章
投稿から数時間後。
soraのスマホが、また震えた。
「1件のコメント」
結衣からだった。
「この色、前より柔らかくなったね。」
それだけ。
でも、soraはその言葉を何度も読み返した。
“柔らかくなった”
それは、絵の話なのか。
それとも、自分のことなのか。
soraは、また絵を描いた。
今度は、少しだけ赤を混ぜた。
青と灰色の中に、ほんのりと温かい色。
投稿。
キャプションは、やはりない。
結衣が“いいね”を押す。
そして、また短いコメント。
「この赤、好き。」
soraは、スマホを伏せた。
言葉にしなくても、伝わるものがある。
それを、少しずつ思い出していた。
夜が深くなる。
窓の外は静か。
でも、soraの中には、少しだけ音が戻ってきていた。
絵具の匂い。
筆の感触。
そして、誰かと繋がっているという感覚。
それは、言葉よりも確かだった。
