*ザ花ネタが何故かこの話で入ってます(笑)
連載中のサミット編とは一切繋がりはないです。
ネタに触れられるのがイヤンな方はスルーして下さいな。
キョーコ=モガミ中尉は、激しく後悔していた。
そしてその後悔を忘れぬよう心にしっかり括り付けて、固く誓う。
いついかなる時も、軍人である自分を思い出し、行動を起こす時はそこから5歩先を見据えてから起こさなければならない、と。
軽はずみな行動は慎まなければならない。
ましてやその対象相手が周囲に影響を及ぼすものであるなら尚更なのだと。
この春、自称己の上官であるクオン=ヒズリ大佐はかなりのハードワークだった。
通常の仕事に加えて、元帥から命じられている極秘の任務はキョーコもどれだけの量かは知らない。
けれど常より多いらしいことは間違いなく。
ここ1ヶ月大佐はほとんど家に帰らず、夜は執務室のソファをベッド代わりに2、3時間程度の睡眠をとっているか夜通し任務に当たっているかのどちらかだった。
大佐は顔にも言葉にも出さないが、疲れが溜まっているのは明らかだった。
その証拠に、いつもキョーコの目を盗んでどこかに昼寝に行く大佐が、デスクの上で堂々と頬杖をつくか腕を組みながら眠りに落ちている。
少し痩せたとも思う。
ただでさえ無頓着な食事が栄養補助食品(ほとんどが飲むゼリータイプ)に主食として占拠されているからだ。
キョーコがいくら窘めても「面倒」の二文字で切り捨てられる。
食堂に行くことすら億劫らしい。
おかげで髪はややパサつき(何故か肌には疲労の影響は見られずキョーコはそれが不思議で仕方がない)、いつもほどの眩い艶がなくなっている。
そして何よりキョーコにとっては、大佐にいびられる回数が格段に減った。
あの大佐からイヤミもなく答えが返ってくる時には、気持ち悪いを通り越して逆に心配になる。
この激務は、仕事だと言われればそれまでなのだが、隣で仕事をしているキョーコは副官としてこれ以上黙って見ていられなかった。
けれどキョーコが手伝えることなんて何もない。
大佐もキョーコの手なんて借りない。
だからこれしか思い浮かばなかったのだ。
「……なんだこれは」
「最近寝不足のようですので」
「だから何だ」
「短い時間でも上質な睡眠を提供してくれます」
というのが、この商品のキャッチフレーズだ。
「いつも俺の昼寝を邪魔する君が、これを、俺に?」
何か裏があるのではと胡乱気に見てくる。
「もちろん夜に、ここでお休みになる際にお使い下さい」
「……たかが羊にそんな効果があるとは思えないが」
"疲れた貴方を癒します"
そう書かれたタグをちらりと見ると、大佐は眼の前の羊の形状をした安眠まくらなるものを机の端に寄せた。
(とりあえず受け取ってはもらえたようね…)
突き返されることも想定していたキョーコは、まずの目標達成によし、と心の中で握りこぶしを作った。
—————
とりあえず一旦切りましたが、特にオチもない緩い感じです。
ただこのネタを使いたかっただけなんです~
先にこっちが出来ましたが、【天泣】でもこのネタ引っ張ると思います(=゚ω゚)ノ
連載中のサミット編とは一切繋がりはないです。
ネタに触れられるのがイヤンな方はスルーして下さいな。
キョーコ=モガミ中尉は、激しく後悔していた。
そしてその後悔を忘れぬよう心にしっかり括り付けて、固く誓う。
いついかなる時も、軍人である自分を思い出し、行動を起こす時はそこから5歩先を見据えてから起こさなければならない、と。
軽はずみな行動は慎まなければならない。
ましてやその対象相手が周囲に影響を及ぼすものであるなら尚更なのだと。
この春、自称己の上官であるクオン=ヒズリ大佐はかなりのハードワークだった。
通常の仕事に加えて、元帥から命じられている極秘の任務はキョーコもどれだけの量かは知らない。
けれど常より多いらしいことは間違いなく。
ここ1ヶ月大佐はほとんど家に帰らず、夜は執務室のソファをベッド代わりに2、3時間程度の睡眠をとっているか夜通し任務に当たっているかのどちらかだった。
大佐は顔にも言葉にも出さないが、疲れが溜まっているのは明らかだった。
その証拠に、いつもキョーコの目を盗んでどこかに昼寝に行く大佐が、デスクの上で堂々と頬杖をつくか腕を組みながら眠りに落ちている。
少し痩せたとも思う。
ただでさえ無頓着な食事が栄養補助食品(ほとんどが飲むゼリータイプ)に主食として占拠されているからだ。
キョーコがいくら窘めても「面倒」の二文字で切り捨てられる。
食堂に行くことすら億劫らしい。
おかげで髪はややパサつき(何故か肌には疲労の影響は見られずキョーコはそれが不思議で仕方がない)、いつもほどの眩い艶がなくなっている。
そして何よりキョーコにとっては、大佐にいびられる回数が格段に減った。
あの大佐からイヤミもなく答えが返ってくる時には、気持ち悪いを通り越して逆に心配になる。
この激務は、仕事だと言われればそれまでなのだが、隣で仕事をしているキョーコは副官としてこれ以上黙って見ていられなかった。
けれどキョーコが手伝えることなんて何もない。
大佐もキョーコの手なんて借りない。
だからこれしか思い浮かばなかったのだ。
「……なんだこれは」
「最近寝不足のようですので」
「だから何だ」
「短い時間でも上質な睡眠を提供してくれます」
というのが、この商品のキャッチフレーズだ。
「いつも俺の昼寝を邪魔する君が、これを、俺に?」
何か裏があるのではと胡乱気に見てくる。
「もちろん夜に、ここでお休みになる際にお使い下さい」
「……たかが羊にそんな効果があるとは思えないが」
"疲れた貴方を癒します"
そう書かれたタグをちらりと見ると、大佐は眼の前の羊の形状をした安眠まくらなるものを机の端に寄せた。
(とりあえず受け取ってはもらえたようね…)
突き返されることも想定していたキョーコは、まずの目標達成によし、と心の中で握りこぶしを作った。
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とりあえず一旦切りましたが、特にオチもない緩い感じです。
ただこのネタを使いたかっただけなんです~
先にこっちが出来ましたが、【天泣】でもこのネタ引っ張ると思います(=゚ω゚)ノ