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Illsによる手記

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僕は忘れていた
怒りこそが僕を育てる
新しい世界に出逢うこと
思い通りにならないこと
自分を忌み嫌うこと
その怒りが 怒りこそが
僕を変える

今怒っていて 息が苦しい
泣きたいほどに 鼓動を感じ 体が熱く燃えるのを感じる
命を感じる
それは悲しみにも似て
喜びでもある

黙れ
何もかもを黙らせたいから
僕は黙る

siren
silent
still
harmony

音の無い世界
怒りの世界
そこはあまりにも完璧に無音という音楽で満たされている
その時こそ確かに
僕を確かめられる
今ここだけは 沈黙によって支配する 僕の、僕だけの音で、世界と一つになれる


ムカつくんだよ、何もかもが
この言葉によって、ちっともこの世が揺らがないことを知っていて、信頼しているから言うけど、要らないんだよもう、何も要らない
関わりたくない 自分さえ要らない 本当にもういいよ
なんにも要らないよ

どんなに捨て鉢になろうとも
どんなに傷付けたくても
口汚く罵っても
僕はもう居なくならない
僕は僕だから 揺らぎようがなく そんなに簡単に消えられない
確かに存在する
確かな存在は 大抵の場合引っくり返らない
普通に怒ることでさえ、今はもう難しくなった


怒りと正義は似ている
怒りは正義と勘違いしやすい

僕は今 怒っていて 自分が正しいと思っている
あまりにも天気が良すぎて、雲が1つもないから、何もかもが嫌になったんだよ

ほんの些細なことで僕はキレるんだ
全てに導火線が繋がれており、全てが起爆スイッチで、全てが感知型のセンサーだ
危険立入禁止
僕は忘れてはならない
全てに対して
平等に
完膚なきまでに
怒るということを