禁じられた歌声を観ました。
予備知識もなんも無しに観たんだが、よくわからなかったです。
脚本さんが僕に合わなかったのか、そもそもの価値観が違うのか分からなかった。
日本人の僕からすると、ハムレットのような謎さでした。
なんで正直に言わないのかなとか、なんで武器持ってっちゃうのとか。
結局、そういう一人ひとりの行動のせいで平和が来ないんでしょっていう。どうしてもそう考えてしまう。
「自分がどう思うか、どうするか」じゃない。
「相手がどう思うか、どうしたか」じゃない。
「周りがどう思うか、どうなるか」じゃない。
まず、社会や世界を知覚して、認めること。
そこには人が生きていて、自分も生きていて、一緒に生きていること。
どうなのか、よりも、どうしたらより良くなるかを考えて生きた方がいい。
スクリーンの中には、あまりこういう考えが、なかった気がするなぁ…
だから、一番悲しかったのは、武装グループが日本メーカーの車に乗っていた事だった。
人がよりよく、便利に生活する為に開発された車両が、遠い国で恐怖や弾圧を運ぶ象徴になる。
その車を、技術者や研究員がどんな想いを込めて作ったか、会社がどんなに工夫を凝らして売り出したかなんて、あんなに遠くではもう関係ないだろうね。
僕たちがよりよい社会を作るためにどうするか、どうしたかなんて届かない場所で、僕らの国は恨まれるのかもしれないね。
その恨みに対して、僕たちにできる事なんて何もない。
人は、目の前にある情報から都合の良い真実を作る。
本当は理解し合う事も、真実を探す事も要らないのかもしれない。
だったらそれでいいよ。
その方がよっぽどハードモードだから、すごいよ。
僕は、全部赦すだけではなく、癒す事のできる力が欲しいです。