たまらなくすきだった
ベッドに入る前
毎日、明日の事を考えると
ワクワクしすぎて
眠れなくて
どんなお洋服がいいか
色んなシーンを
想像した
あの日から片想いしていた
片想いした理由も
昨日の事のようにしっかり
感じられる。
5歳の時、友達のお母さんに
編み込みをしてもらった。
その編み込みをした自分の姿を
鏡で見たときに
この上ない幸せを全身で感じた。
うちに帰り、お母さんに
みてみてーと可愛くなった私を
見てもらったら、
母は、優しく笑顔で
「よかったね！りょうたくんのお母さんは
元美容師さんだからね」
と話してくれた。
その瞬間から始まった片想い
私も美容師さんになる
こんなに幸せな気持ちを
与えられる美容師さんに
なる。そう決めた
とゆうより、湧き上がった。
それから、毎日下手くそながらに
自分の髪をアレンジしたり
双子の姉のとんちゃんの髪をアレンジ
したり、時には自分の
髪を切ったり、友達の髪を切ったり。
色んな経験をし、
17歳で進学校に通いながら
美容学校の通信課にも通わせてもらった。
早く美容師になりたかった私は、
高校を卒業して就職した。
自分が美容師さんに
幸せにしてもらった。
だから
私も美容師になって、幸せを
与える人になりたい。
だから美容師になる。
この気持ちだけで近所の美容院に
就職して2年が過ぎようとした頃
思うように、ハサミがつかえない
事が、思うように
大好きなとんちゃんを
可愛くしてあげられる自信が
全くないことに気づいて、
現在のトップが当時25歳で
独立するときに
声をかけていただき
20歳でアイルとゆう美容院で
1から修行が始まりました。
まさに、我武者羅に頑張った。
そこから２年経たずにデビューして
25歳の時、コンパスを
オープンすることを決めた。
それから２年後の
今から６年前の今日が
ヘアサロンコンパスの満６歳の
お誕生日なんです。
2012年の10月1日も今日と同じ
月曜日でした♡
コンパスをオープンしてからは、
美容師として
楽しむことができない日々が
多かった。
純粋に楽しめない自分に嫌気がさし、
腹が立った。
全てが、嫌になったこともある。
けど、美容師が、大好きで、
やめるという選択肢は
私の辞書には掲載されてない。
数年前に突然、朝
両足首に違和感を感じたとうとしたら
産まれたてのこじかのように
こてんと転び、全く足に力が入らなくなった
涙がとまらなくて、
泣きながら田中さんに早朝電話した
「立てません。足が動きません」
もう立てない
もう歩けない
もう美容師できないの？
私から美容師をとったら
何が残るの？
この想いが、美容師という
職業が私の当たり前の日常に
なっていて、なくてはならない
空気のようなものに
なっていたことを認識することに
なりました。
大好き、ワクワク、をこえた
すべてをつつむものに
美容師への想いが拡大していたことが
今は、すごく嬉しい。
ここまで、支えてくれた
家族、スタッフ、友達
お客様
本当にありがとうございます
今からも
目の前の人を
必ず幸せにします。