挫けそうです……。いや、まじで。

 

噂には聞いていましたが、まさかここまで意味が分からないとは。欠片も理解できない文章の羅列。偶に何となく理解できたとしても、それは大抵神への反抗心だったり、人間の善性に対する批判だったりして(あくまでもこれは僕の解釈です)、まあ、そういうのは好きですけど、これが悪名高いマルドレールの歌かと、一種戦慄にも似た感想を覚えています。

 

友人にこの本を買った動機を聞かれ「手術台の上でのミシンと笠の偶発的な出会いのように美しいっていう有名な一説があるんだけど、それを聞いて、なんか面白うだと思って買ったら想像以上にキチガイだった」と答えたら笑っていました。そりゃあそうでしょうね。

 

自分自身、何故あの言葉が頭から離れなかったのかはよく分からないんですけど、まあ、取り敢えず買ったのだから作者に敬意を称して全部読み切ろうと思います。頑張ります。