2/26の深夜0:30頃


住んでいるアパートの1階から出火し

人生初めての火事に遭ってしまった。


自分のための備忘録として

火事からのその後を記録していきます。



0:30頃

私はベッドで既に就寝中。

微かに聞こえるインターホンが

なんだか何度も何度も鳴らされていて

さすがに起き上がってディスプレイを覗くと

誰もいない。


気持ち悪、イタズラ?


と思いながらベッドに戻る途中

窓の外がやたらにオレンジ色で

バチバチとした音がしてた。


なんだろう?と窓を開けると


下の方からオレンジ色の炎と

黒煙が立ち上って来ていて


え、火事?


と声が出た。


何度も鳴っていたインターホンと

下からの炎と煙で

危険事態なんだとリンクして

急いで寝ていた猫を猫バッグに押し入れて

エサとチュールと猫の薬


そして家に置いたあった現金と通帳

iPad、スマホ、充電ケーブル

コンタクトとコンタクト液

マフラー手袋、ダウンジャケットを羽織って

とにかく外へ出た。


実は荷物を用意してる時に

スリッパの片方が見当たらない

とか

鍵を手にしたはずなのに

どこにあるか分からなくなった

とか

外に出た後、一旦戻ろうかと考えたり


完全にパニックになっていた。


今振り返ると本当にそう思う。


でもあの時物を持ち出す時の判断で

焼けてしまったら困る物

というのがあって

PC、iPad 、スマホのうち

PCは置き去りにして来ました。


食べ物はお菓子の袋があったから

とりあえずそれを。

飲み物は備蓄していた2lの水一本。


あんな状況になって初めて気付くけど

家に備蓄していた水や食料は

咄嗟の時には全て持ち出せないなと…

ケースバイケースだけど



駐車場はアパートから離れた敷地にあって

住民のほとんどがこの駐車場に停めてる。

小雨が降ってて気温も低く

私の車の隣りは階上のカップルの駐車場で

インターホンを鳴らし続けてくれてたのは

その彼氏だった。

本当にありがとう!


そのカップルと少し話しをした後

火事が落ち着くまで車の中で待機。




タンタンもちょっと動揺してた。 




結局深夜2:30頃に鎮火


お巡りさんが各車を回って

名前と部屋番号の確認をしてくれて

生存確認してるみたいだった。


実はこの火事で

亡くなった方が1名いたそうです。


まさか自分がこんな事に遭遇するとは

思いもしなかった…


という、火事の幕開けです。