【ベル~ある伯爵令嬢の恋】
またまた映画の話です♡
*あらすじ*
実在した黒人伯爵令嬢ダイド・エリザベス・ベルの数奇な人生を綴ったラブストーリー。
英国の海軍士官ジョン・リンゼイ卿は黒人女性との間に娘のダイドをもうけるのだが、叔父の裁判官マンスフィールド卿に養育を依頼する。
褐色の肌を見たマンスフィールド卿は養育を断るものの、すでに手元にいた姪孫エリザベスの話し相手として面倒を見ることに。彼はエリザベスやダイドに十分な教育を施し、2人は姉妹のように育ってゆく。やがて社交界デビューの年頃になるも、その出自ゆえダイドだけはディナーに同席を許されない。そんなある日、牧師の息子で弁護士見習いの青年ジョンが屋敷を訪れる。2人は次第に惹かれ合うようになるのだが…。(Y映画解説より抜粋)
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映画の大筋は(私の中で)少女漫画のような恋物語!!←なんかアホですいません
ジェーン・オースティン、ダウントンアビーの世界♡
イギリス貴族社会の恋愛もの!とくれば心躍り←ほかにも見どころありますよ!心配なくっ汗
飛びつかないわけない。。もう、うっとりです。
期待をうらぎらない素敵な物語でした。
(なんだかアホっぽい紹介ですが、見どころはもっともっと別にたくさんあるので誤解しないでくださいね・・!念のため)
・・が
それ以上に大きく興味を惹かれたのが
実在する人物を元に作成された映画だということ。
そうなると、疑問なのは
一体どこからどこまでが・・事実に基づいてんの??
だって、
もんのすごく、その・・
設定的に
「そんな都合のいいこと現実にある??」
いや、なかなか無いだろう。
って思ったんです。
アフリカ系、褐色の肌の主人公ベル。
…を、、引き取り養育した叔父の
マンスフィールド伯爵ウィリアム・マレー。
この叔父が、よりによって
英国高等法務院主席判事。
当時「国王の次に英国で力を持っている男」である法曹界のトップであったこと。
そして奴隷制廃止のきっかけにもなったといえる
裁判2件に関わったこと。
これが、こんな都合の良いことが
事実であることが
なんといってもスゴイ。
私が、例えば小説を書くとしたら
こんな都合のいい設定にするだろうて
思ってしまう。
ゴールが奴隷制廃止。
だから、奴隷制を廃止にできるような力のある人を主人公の・・・、そうだ、叔父にしよう。
で、その叔父は子供に恵まれなかったりするの。
そんな叔父が、褐色の肌のかわいい少女を引き取って、育てるわけ。叔父はもともと奴隷制反対の人だし育てるうちに愛情が湧くよね。
ベルも気立てがよく聡明に育ち、叔父の秘書的な役割までこなしちゃったりして。(当時では異例だけど事実のようです)
とっても優秀で愛らしい女性に(実際美人)育つの。
そんなベルのために
彼女が住みやすい社会だったらいいのに、、
なんて思いながら成人するようなタイミングで
奴隷の、人間の人権を問うような案件を叔父が受け持つ。
クライマックスで裁判を・・展開を劇的にして、、とかね、、
注※といっても、これらの裁判から奴隷制度廃止までにはまだしばらく時間がかかります。ですが、間違いなく奴隷制度廃止の礎を担う人物であったことは確からしい。また、証拠に基づく公平な判定をくだしていたことはいうまでもないです。ただ、手塩にかけた姪の肌が黒い事が、判決にいたる心に何の影響もなかったとかいいきれません。
・・・な~んて設定にしーちゃお!(なにぶん素人なもので・・)
↑ってこんな風に、都合よく設定しちゃってストーリーにしてしまおう!
て、思う。
それがほんと、このまんま、
これが事実だというのだから興奮しました。
(恋愛の方も事実だったらいいなーという淡い期待は敗れたけどね(-_-;)そこは脚色だった。
事実に基づいた物語、というと
主人公が逆境を乗り越えて自らの才能や努力で運命を変えミラクルを起こす・・的な展開を
想像しがちだけど
ダイドー・ベルの凄いところは
なんていっても運命の采配。
(ダイドー・ベル自身の人物像など記載されたものは残っていないため実際のところ彼女について詳細は分からないのです。)
この、運命の采配って、
めっちゃスゴクない??
宇宙の采配・・![]()
そんなことにも興奮しつつ、
身分の差、奴隷制度…さまざまな
逆境を乗り越えての運命的な恋も
楽しめる、、←大事!
そんな物語。
気になったらぜひ観てみてくださいませ♪

↑現存する絵。映画でも効果的に使われていますが
この絵を見た時のベルの心境。
自分の肌を受け入れるまでの過程にもぐっときましたヨ。
そいったこともまた見どころだと思います。
この絵を見て、映画を観終わった後も
実際の彼女はどんな時代背景や社会の中で
どう育ち、どう生きたのか、その状況やストーリーを
あれこれ私なりにもしばらく想像してしまいました。
おつきあいくださって
ありがとうございます♡♡

