この小説はpixivの雪ぽち様の漫画のある一部にある設定に感動してしまい、許可を頂き書かせて頂いておりますっ♪
下手なのに・・・何をしているんだ・・・
雪ぽち様すみません・・・
設定は・・・さーふさんとタイさんが兄弟設定です☆
しかし・・・タイさんには・・・兄弟についての記憶が全く無いんです♪
頑張ってみます☆
米「・・・ったく・・・第九も強くなったもんだな・・・」
時は近い未来・・・
マダラカルトと言う奇妙な街で起こった・・・ある兄弟の物語
あに「極東も強いね~・・・」
まふ「簡単にはやられませんよ?」
ペス「・・・攻撃を続行します」
タイ「うぉっ!?あぶねっ!!!!」
よる「・・・」
さふ「よるきちさんは無言で攻撃ですか・・・恐いですね~」
らび「皆さん楽しそうに戦いますね・・・」
マダラカルトでは2つの国が戦争をしていた
まぁ、戦争と言っても彼等にとってはエンターテイメント以外の何でも無いんだが・・・
エンターテイメントのお陰で怪我人は少なく、死者も出るか出ないか・・・
しかし・・・
よる「・・・飛べ」
よるきちがその一言を放ったと同時に攻撃を繰り出した
常人なら考えられない速さで・・・
対峙していたさーふも普段なら簡単に避けれた攻撃・・・
さふ「・・・っ!!」
しかし彼は咄嗟の事に反応が遅れ、よろけた
このままでは、よるきちの攻撃をまともに受けて・・・重傷を負いかねない
さふ「・・・諦めますか」
少しでも軽傷にしようと受け身の体勢を取ったその時、さーふの目の前に一人の人が入り込み・・・
タイ「・・・がはっ!!!!」
さふ&よる「「!?」」
よるきちの攻撃をまともに喰らったタイ焼き屋は地面に倒れ、激痛と共に意識を闇に葬った
彼が最後に見たのは呆然とするよるきちと・・・・・・泣きそうな顔で必死に駆け寄るさーふだった
タイ(・・・あ、れ・・・・・・俺、さーふさんのあの悲しそうな顔・・・見たこと、ぁ・・・る・・・・・・?)
タイ『いてて・・・ったく、ここ何処だよ・・・』
タイ焼き屋は目を覚ますと辺り1面闇で覆われ、回りに何も無い場所に居た
タイ『・・・こ、恐くなんか無いからなっ!!!!』
タイ焼き屋は叫んで出口を探す為に辺り構わず走った
しかし暫く走っても何も変わらなかった
逆に闇がどんどん濃くなっている気がする
タイ『こ、ここ何処だよっ!!!!っつーか出口何処だよ!?』
彼が暫く走っていると先に小さな光が見えた
タイ『おっ!!やっと出口かよっ!!!!』
嬉しそうに走るスピードを上げたが・・・彼が見た光は出口では無かった
タイ『・・・な、何だよこれ・・・画面・・・?』
タイ焼き屋の前にあるのは先程の光の正体である・・・大きなモニターだった
そこには・・・緑髪の一人の男の子が部屋の隅で座っている映像が流れていた
タイ『あの男の子は・・・俺・・・?』
タイ焼き屋とそっくりの少年・・・否、小さい頃のタイ焼き屋の姿がモニターには有った
今の彼とは違い、ガスマスクも着いて無く、服装もポンチョでも無かった
タイ「・・・皆・・・俺なんか、嫌いなんだ・・・」
画面の中に居た小さなタイ焼き屋は泣いていた
きっと親や友達を喧嘩をしたのだろう
タイ「・・・皆っ・・・皆居なくなっちゃえば良いんだっ・・・!!!!!!」
彼は手近に有ったタイ焼きの縫いぐるみを壁に思い切り投げた
コンコン
それと同時にタイ焼き屋の部屋のドアがノックされて、ドアが開いた
?「ちょっと入るよー?」
ドアから入ってきたのは・・・
タイ『っ!?!?・・・嘘だろ・・・?・・・・・・・・・さーふ、さん・・・?』
現実のタイ焼き屋が知っているさーふより幾分若いさーふだった
タイ「・・・・・・さーにぃ・・・」
タイ『「さーにぃ」・・・?』
さふ「・・・また友達や母さん達と喧嘩した・・・?」
タイ「・・・うん。さーにぃ・・・俺もぅヤダ・・・」
モニターの中に居たタイ焼き屋はさーふに抱き付いた
さふ「・・・全くタイは・・・((苦笑 私ばかりに頼ったらダメって言ってるだろ?」
そこに居たさーふは話し方も幾分違った
格好は、チューブはついて居ないが、白衣は着ていた
タイ『・・・ん?この光景・・・俺、知っている・・・・・・見たこと、有る・・・』
さふ「コラ、タイ・・・泣くな」
タイ「・・・っ・・・さーにぃ・・・」
小さなタイ焼き屋はコクコクと頷き、目元を何度も擦った
さふ「よしよし((微笑み」
タイ「さーにぃは・・・今日も研究で家に帰らないの・・・?」
さふ「・・・((頷き 御免な・・・((頭撫で」
タイ「・・・ううん。俺、さーにぃと話せるだけで嬉しいから・・・」
プツンッ・・・
現実のタイ焼き屋が見ていた映像はそこで終わった
さーふとタイ焼き屋が仲良く笑い合っている場面で・・・映像が切れた
タイ『何だよ・・・今の映像、何なんだよっ!!!!』
微かに見たことの有る映像・・・しかし思い出せないやるせなさに頭を抱えるタイ焼き屋・・・しかしそれに追い討ちを掛ける様にまたモニターに光が宿り、違う映像が始まった
母「全く・・・タイ焼き屋はもっと頭良くなる努力をしなさい」
タイ「母さんっ!!俺ちゃんとやったんだ!!」
父「結果を出せてない奴の途中努力を聞くつもりは無い」
母「そうよ・・・少しは兄のさーふを見習ったらどうなの」
タイ「っ・・・」
父「アイツは高校生なのにもぅ大学の研究員に成っているんだぞ。」
母「・・・全く、同じ兄弟とは思えないわ」
タイ「五月蝿い!!!!!!」
親がタイ焼き屋を叱責している映像だった
この時小学生の高学年だったタイ焼き屋に親二人は無理難題を押し付ける
タイ『っ・・・これ、も微かに記憶、に・・・・・・』
映像を見ていたタイ焼き屋は目を瞑った
しかし記憶に靄が掛かったように思い出す事が出来ない
そうしている内に映像はどんどん進み、叱責されたタイ焼き屋は自室に帰って泣いていた
タイ「・・・っ・・・俺は、さーにぃみたいに、成れないのにっ・・・!!!!」
コンコン
さーふが部屋のドアを開け、入ってきた
さふ「タイ・・・泣くな、タイ」
さーふは微笑みながらタイ焼き屋の隣に座る
しかしタイ焼き屋にとっては何でも出来る兄のさーふは・・・はっきり言ってウザく感じていた
タイ「出てけよ!!!!お前のせいでっ・・・お前と比べられるせいで俺はいつも頑張りを1つも評価してもらえないんだっ!!!!!!」
さふ「タイ・・・」
さーふは少し悲しそうな顔をした
さふ「・・・御免な、タイ・・・だが、私今日で居なくなるから・・・・・・これでお前は評価される」
タイ「・・・え?」
画面の中に居たタイ焼き屋と・・・それを見ていたタイ焼き屋・・・二人ともさーふの言葉に目を見開いた
さふ「私は・・・政府からの命令で、軍所属の化学者に成らなくてはいけなくなった・・・最近は隣国とよく戦争をしているから・・・新たな兵器を作るために化学者が居るらしくて」
タイ「そん、な・・・」
さふ「タイ、寂しくさせるかもしれない」
タイ「・・・っ・・・((涙堪え 俺は・・・さーにぃが居なくなって清々するよ、やっと優秀過ぎる兄が消えて親も静かになると思うし」
さふ「・・・!?」
さーふは目を見開いた
さふ「・・・そうか。じゃあ、これでお別れだ」
さーふは最後にタイ焼き屋を振り替えった
但し、その瞳には悲しみしか写って居なかったが。
タイ『この表情は・・・』
タイ焼き屋は、映像が終わり、消えたモニターの前でポツリと呟いた
タイ『俺が意識を落とす前に見たさーふさんの表情と・・・さっきの出ていく前に見せたさーふさんの表情・・・そっくりだ』
そして、また画面が開いた
次々と映像が流れていく・・・タイ焼き屋が荒れて不良に成った事や、らびぽやまふまふと会って暫く明るく楽しく過ごせた事、そして・・・
極東帝國に拐われた事まで
そして、タイ焼き屋が改造されている場面までもが流れた
タイ『・・・さーふ、さん・・・』
タイ焼き屋の改造をしているのは、紛れもなくさーふだった
苦しそうな悲しそうな悔しそうな顔をしながら、改造を続ける
時折唇を噛み締めて
そして急に画面が変わった。
改造が終わり、俺が目覚めた時に飛んでいた
タイ「・・・ここ、何処だよ・・・」
今では見慣れて住んでいる自室も、この頃の彼にとっては牢屋だ
そして、不審がって居るタイ焼き屋の前に現れたのは・・・
さふ「お待たせしました、タイ」
さーふだった
久しい兄弟の再開・・・の筈だった
タイ「・・・?お前誰だよ・・・っつーか俺をそんな気安く呼ぶな」
画面上の俺はさーふを知らず、さーふを思い切り睨み付けたのだ
さふ「・・・!?タ、イ・・・?」
タイ「だから気安く呼ぶなって言ってるんすよ・・・・・・ってかまずここ何処っすか・・・!?」
タイ焼き屋の記憶を察したのか・・・さーふはそれ以上何も言わなかった
表情には、悲しみが見て取れたが
そして・・・そこで全ての映像が終わった
辺りは真っ暗に戻り、静寂も宿った
タイ焼き屋はその瞬間・・・画面で見た映像が記憶に宿るのを感じた
つまり、記憶が戻ったのである
映像よりも・・・更に鮮明に、鮮やかに
タイ『さ、さーにぃ・・・さーにぃ!!!!』
今の記憶なら、判る
さーふの存在が、家族の存在が
そして・・・彼は気付いた
さーふは・・・俺が家族と・・・弟と知っている
しかし、今までずっと黙って居たのだ
それがどれだけ辛いか・・・今のタイ焼き屋には容易に察する事が出来た
タイ『・・・さーにぃ、御免な・・・・・・俺、忘れてた。・・・・・・でも、思い出したから・・・待っててほしいっす・・・』
そう言うと・・・彼が居た真っ暗な空間が突如光に包まれ、何も見えなくなった
タイ「・・・ん」
タイ焼き屋が意識を戻すと、そこは治療室だった
ベッドで寝かされ、自分には沢山の包帯が巻かれていて、点滴まで打たれている
道理で動きにくい訳だ・・・
さふ「・・・タイ、さん・・・?」
タイ焼き屋の隣に座っていた
手を、しっかりと握って・・・
さふ「良かった・・・!!!!意識を戻したんですね!!!!」
さーふは嬉しそうに笑った
タイ「さーふ、さん・・・?俺、は・・・?」
さふ「貴方は4日間目を覚まさなかったんですよ・・・もぅ2度と目を覚まさないかと思いました・・・」
タイ焼き屋がさーふの顔を見ると、目の下に隈が出来ていた
顔もいつもよりかなり白い
ずっと看病していた事が手に取る様に分かった
タイ「有り難う、さーふさん・・・・・・ううん、さーにぃ」
タイ焼き屋の言葉にさーふは言葉を失った
さふ「・・・え?さ、さーにぃ・・・?」
さーふの見開かれた目から徐々に涙が見えてくる
タイ「さーにぃ・・・泣くなよ・・・。さーにぃがいつも『泣くな』って言ってくれてたんだろ?」
タイ焼き屋は笑った
さふ「タ、イ・・・?まさか記憶・・・」
タイ「その通り戻ったっ!!!!さーにぃの事、思い出せた!!!!」
さふ「タイ・・・タイ!!」
さーふは涙を堪えてタイ焼き屋を抱き締めた
優しく・・・でもしっかりと離さない様に
タイ焼き屋もそれに応える様に抱き締めた
さふ「お帰り、タイ」
タイ「只今、さーにぃ」
二人はそう言うと笑いあった
その一時は今までの記憶を亡くした時間を全て埋め尽くす様な幸せな一時だった・・・
end
後書き
あぁぁぁぁぁぁ!!!!
許可頂いて書いたにしては駄作過ぎて泣けた((涙
読んで下さった方々、有り難うございます!!!!
雪ぽち様には心の底から謝罪致します・・・
申し訳ありません・・・
下手なのに・・・何をしているんだ・・・
雪ぽち様すみません・・・
設定は・・・さーふさんとタイさんが兄弟設定です☆
しかし・・・タイさんには・・・兄弟についての記憶が全く無いんです♪
頑張ってみます☆
米「・・・ったく・・・第九も強くなったもんだな・・・」
時は近い未来・・・
マダラカルトと言う奇妙な街で起こった・・・ある兄弟の物語
あに「極東も強いね~・・・」
まふ「簡単にはやられませんよ?」
ペス「・・・攻撃を続行します」
タイ「うぉっ!?あぶねっ!!!!」
よる「・・・」
さふ「よるきちさんは無言で攻撃ですか・・・恐いですね~」
らび「皆さん楽しそうに戦いますね・・・」
マダラカルトでは2つの国が戦争をしていた
まぁ、戦争と言っても彼等にとってはエンターテイメント以外の何でも無いんだが・・・
エンターテイメントのお陰で怪我人は少なく、死者も出るか出ないか・・・
しかし・・・
よる「・・・飛べ」
よるきちがその一言を放ったと同時に攻撃を繰り出した
常人なら考えられない速さで・・・
対峙していたさーふも普段なら簡単に避けれた攻撃・・・
さふ「・・・っ!!」
しかし彼は咄嗟の事に反応が遅れ、よろけた
このままでは、よるきちの攻撃をまともに受けて・・・重傷を負いかねない
さふ「・・・諦めますか」
少しでも軽傷にしようと受け身の体勢を取ったその時、さーふの目の前に一人の人が入り込み・・・
タイ「・・・がはっ!!!!」
さふ&よる「「!?」」
よるきちの攻撃をまともに喰らったタイ焼き屋は地面に倒れ、激痛と共に意識を闇に葬った
彼が最後に見たのは呆然とするよるきちと・・・・・・泣きそうな顔で必死に駆け寄るさーふだった
タイ(・・・あ、れ・・・・・・俺、さーふさんのあの悲しそうな顔・・・見たこと、ぁ・・・る・・・・・・?)
タイ『いてて・・・ったく、ここ何処だよ・・・』
タイ焼き屋は目を覚ますと辺り1面闇で覆われ、回りに何も無い場所に居た
タイ『・・・こ、恐くなんか無いからなっ!!!!』
タイ焼き屋は叫んで出口を探す為に辺り構わず走った
しかし暫く走っても何も変わらなかった
逆に闇がどんどん濃くなっている気がする
タイ『こ、ここ何処だよっ!!!!っつーか出口何処だよ!?』
彼が暫く走っていると先に小さな光が見えた
タイ『おっ!!やっと出口かよっ!!!!』
嬉しそうに走るスピードを上げたが・・・彼が見た光は出口では無かった
タイ『・・・な、何だよこれ・・・画面・・・?』
タイ焼き屋の前にあるのは先程の光の正体である・・・大きなモニターだった
そこには・・・緑髪の一人の男の子が部屋の隅で座っている映像が流れていた
タイ『あの男の子は・・・俺・・・?』
タイ焼き屋とそっくりの少年・・・否、小さい頃のタイ焼き屋の姿がモニターには有った
今の彼とは違い、ガスマスクも着いて無く、服装もポンチョでも無かった
タイ「・・・皆・・・俺なんか、嫌いなんだ・・・」
画面の中に居た小さなタイ焼き屋は泣いていた
きっと親や友達を喧嘩をしたのだろう
タイ「・・・皆っ・・・皆居なくなっちゃえば良いんだっ・・・!!!!!!」
彼は手近に有ったタイ焼きの縫いぐるみを壁に思い切り投げた
コンコン
それと同時にタイ焼き屋の部屋のドアがノックされて、ドアが開いた
?「ちょっと入るよー?」
ドアから入ってきたのは・・・
タイ『っ!?!?・・・嘘だろ・・・?・・・・・・・・・さーふ、さん・・・?』
現実のタイ焼き屋が知っているさーふより幾分若いさーふだった
タイ「・・・・・・さーにぃ・・・」
タイ『「さーにぃ」・・・?』
さふ「・・・また友達や母さん達と喧嘩した・・・?」
タイ「・・・うん。さーにぃ・・・俺もぅヤダ・・・」
モニターの中に居たタイ焼き屋はさーふに抱き付いた
さふ「・・・全くタイは・・・((苦笑 私ばかりに頼ったらダメって言ってるだろ?」
そこに居たさーふは話し方も幾分違った
格好は、チューブはついて居ないが、白衣は着ていた
タイ『・・・ん?この光景・・・俺、知っている・・・・・・見たこと、有る・・・』
さふ「コラ、タイ・・・泣くな」
タイ「・・・っ・・・さーにぃ・・・」
小さなタイ焼き屋はコクコクと頷き、目元を何度も擦った
さふ「よしよし((微笑み」
タイ「さーにぃは・・・今日も研究で家に帰らないの・・・?」
さふ「・・・((頷き 御免な・・・((頭撫で」
タイ「・・・ううん。俺、さーにぃと話せるだけで嬉しいから・・・」
プツンッ・・・
現実のタイ焼き屋が見ていた映像はそこで終わった
さーふとタイ焼き屋が仲良く笑い合っている場面で・・・映像が切れた
タイ『何だよ・・・今の映像、何なんだよっ!!!!』
微かに見たことの有る映像・・・しかし思い出せないやるせなさに頭を抱えるタイ焼き屋・・・しかしそれに追い討ちを掛ける様にまたモニターに光が宿り、違う映像が始まった
母「全く・・・タイ焼き屋はもっと頭良くなる努力をしなさい」
タイ「母さんっ!!俺ちゃんとやったんだ!!」
父「結果を出せてない奴の途中努力を聞くつもりは無い」
母「そうよ・・・少しは兄のさーふを見習ったらどうなの」
タイ「っ・・・」
父「アイツは高校生なのにもぅ大学の研究員に成っているんだぞ。」
母「・・・全く、同じ兄弟とは思えないわ」
タイ「五月蝿い!!!!!!」
親がタイ焼き屋を叱責している映像だった
この時小学生の高学年だったタイ焼き屋に親二人は無理難題を押し付ける
タイ『っ・・・これ、も微かに記憶、に・・・・・・』
映像を見ていたタイ焼き屋は目を瞑った
しかし記憶に靄が掛かったように思い出す事が出来ない
そうしている内に映像はどんどん進み、叱責されたタイ焼き屋は自室に帰って泣いていた
タイ「・・・っ・・・俺は、さーにぃみたいに、成れないのにっ・・・!!!!」
コンコン
さーふが部屋のドアを開け、入ってきた
さふ「タイ・・・泣くな、タイ」
さーふは微笑みながらタイ焼き屋の隣に座る
しかしタイ焼き屋にとっては何でも出来る兄のさーふは・・・はっきり言ってウザく感じていた
タイ「出てけよ!!!!お前のせいでっ・・・お前と比べられるせいで俺はいつも頑張りを1つも評価してもらえないんだっ!!!!!!」
さふ「タイ・・・」
さーふは少し悲しそうな顔をした
さふ「・・・御免な、タイ・・・だが、私今日で居なくなるから・・・・・・これでお前は評価される」
タイ「・・・え?」
画面の中に居たタイ焼き屋と・・・それを見ていたタイ焼き屋・・・二人ともさーふの言葉に目を見開いた
さふ「私は・・・政府からの命令で、軍所属の化学者に成らなくてはいけなくなった・・・最近は隣国とよく戦争をしているから・・・新たな兵器を作るために化学者が居るらしくて」
タイ「そん、な・・・」
さふ「タイ、寂しくさせるかもしれない」
タイ「・・・っ・・・((涙堪え 俺は・・・さーにぃが居なくなって清々するよ、やっと優秀過ぎる兄が消えて親も静かになると思うし」
さふ「・・・!?」
さーふは目を見開いた
さふ「・・・そうか。じゃあ、これでお別れだ」
さーふは最後にタイ焼き屋を振り替えった
但し、その瞳には悲しみしか写って居なかったが。
タイ『この表情は・・・』
タイ焼き屋は、映像が終わり、消えたモニターの前でポツリと呟いた
タイ『俺が意識を落とす前に見たさーふさんの表情と・・・さっきの出ていく前に見せたさーふさんの表情・・・そっくりだ』
そして、また画面が開いた
次々と映像が流れていく・・・タイ焼き屋が荒れて不良に成った事や、らびぽやまふまふと会って暫く明るく楽しく過ごせた事、そして・・・
極東帝國に拐われた事まで
そして、タイ焼き屋が改造されている場面までもが流れた
タイ『・・・さーふ、さん・・・』
タイ焼き屋の改造をしているのは、紛れもなくさーふだった
苦しそうな悲しそうな悔しそうな顔をしながら、改造を続ける
時折唇を噛み締めて
そして急に画面が変わった。
改造が終わり、俺が目覚めた時に飛んでいた
タイ「・・・ここ、何処だよ・・・」
今では見慣れて住んでいる自室も、この頃の彼にとっては牢屋だ
そして、不審がって居るタイ焼き屋の前に現れたのは・・・
さふ「お待たせしました、タイ」
さーふだった
久しい兄弟の再開・・・の筈だった
タイ「・・・?お前誰だよ・・・っつーか俺をそんな気安く呼ぶな」
画面上の俺はさーふを知らず、さーふを思い切り睨み付けたのだ
さふ「・・・!?タ、イ・・・?」
タイ「だから気安く呼ぶなって言ってるんすよ・・・・・・ってかまずここ何処っすか・・・!?」
タイ焼き屋の記憶を察したのか・・・さーふはそれ以上何も言わなかった
表情には、悲しみが見て取れたが
そして・・・そこで全ての映像が終わった
辺りは真っ暗に戻り、静寂も宿った
タイ焼き屋はその瞬間・・・画面で見た映像が記憶に宿るのを感じた
つまり、記憶が戻ったのである
映像よりも・・・更に鮮明に、鮮やかに
タイ『さ、さーにぃ・・・さーにぃ!!!!』
今の記憶なら、判る
さーふの存在が、家族の存在が
そして・・・彼は気付いた
さーふは・・・俺が家族と・・・弟と知っている
しかし、今までずっと黙って居たのだ
それがどれだけ辛いか・・・今のタイ焼き屋には容易に察する事が出来た
タイ『・・・さーにぃ、御免な・・・・・・俺、忘れてた。・・・・・・でも、思い出したから・・・待っててほしいっす・・・』
そう言うと・・・彼が居た真っ暗な空間が突如光に包まれ、何も見えなくなった
タイ「・・・ん」
タイ焼き屋が意識を戻すと、そこは治療室だった
ベッドで寝かされ、自分には沢山の包帯が巻かれていて、点滴まで打たれている
道理で動きにくい訳だ・・・
さふ「・・・タイ、さん・・・?」
タイ焼き屋の隣に座っていた
手を、しっかりと握って・・・
さふ「良かった・・・!!!!意識を戻したんですね!!!!」
さーふは嬉しそうに笑った
タイ「さーふ、さん・・・?俺、は・・・?」
さふ「貴方は4日間目を覚まさなかったんですよ・・・もぅ2度と目を覚まさないかと思いました・・・」
タイ焼き屋がさーふの顔を見ると、目の下に隈が出来ていた
顔もいつもよりかなり白い
ずっと看病していた事が手に取る様に分かった
タイ「有り難う、さーふさん・・・・・・ううん、さーにぃ」
タイ焼き屋の言葉にさーふは言葉を失った
さふ「・・・え?さ、さーにぃ・・・?」
さーふの見開かれた目から徐々に涙が見えてくる
タイ「さーにぃ・・・泣くなよ・・・。さーにぃがいつも『泣くな』って言ってくれてたんだろ?」
タイ焼き屋は笑った
さふ「タ、イ・・・?まさか記憶・・・」
タイ「その通り戻ったっ!!!!さーにぃの事、思い出せた!!!!」
さふ「タイ・・・タイ!!」
さーふは涙を堪えてタイ焼き屋を抱き締めた
優しく・・・でもしっかりと離さない様に
タイ焼き屋もそれに応える様に抱き締めた
さふ「お帰り、タイ」
タイ「只今、さーにぃ」
二人はそう言うと笑いあった
その一時は今までの記憶を亡くした時間を全て埋め尽くす様な幸せな一時だった・・・
end
後書き
あぁぁぁぁぁぁ!!!!
許可頂いて書いたにしては駄作過ぎて泣けた((涙
読んで下さった方々、有り難うございます!!!!
雪ぽち様には心の底から謝罪致します・・・
申し訳ありません・・・