人生山あり谷ありって言うけれど、これまでの人生振り返ってみると山なんてひとつもない気がする。


昔から少しズレてるような子だったからか、小1、小2でいじめられて、小六の時から拒食症になってそこから中2の時まで拒食症。身体測定の後には必ず呼ばれる保健室。


中1、中2までは多少の仲間はずれはあったけれど、中3になってからほんとに1人になって話は毎回鼻で笑われて、道徳のいじめの授業では私のことを言っているのだろうという感じの話が聞こえてきて、笑い声が聞こえてきて。


それもあってか、中3からは過食症になり、毎日口の中に押し込むように食べては嘔吐しての繰り返し。

食べ物を食べることは手段でしか無かったし、辞めたいのに当時はそれがストレス発散方だと思っていた。


体重がどんどん増えていくことにストレスを感じて罪悪感が産まれるの繰り返し。

高校受験は無事に終えたが、結局過食症は高2の春まで続いた。高1の12月辺りから、嘔吐なしの過食症になって段々克服していくものの、自分の太った姿にとても絶望していた。毎日「なんでこんなに太ったんだろう、あの時やめておけば」「いっその事1番痩せていた時期に戻りたい」などとも思っていた。



拒食症時の体重と比べると高2の時には30kg後半太っていたのだ。自分のことでも精一杯なのに、高2の秋くらいから母が統合失調症になる。

3日に1回母が泣きわめいて、独り言は日常茶飯事、酷い妄想も言ってきたり、壁や物に当たっている。

病院にも行けずに、今も尚こんな症状が続いている。


高3の時、受験に失敗して浪人するも挫折。

最初は国公立を目指していたが、宅浪で3日に1回、最悪毎日母がずっと泣く日々。とても耐えられなかった。自分の心がこんなに弱いだなんて思っていなかった。浪人を初めてから不眠症になる。試験の日になると夜中まで続く母の泣き声、壁を叩く音。

睡眠時間2時間で行く試験。 なんで毎回こんなことになるんだろうか、なぜ私だけそうなるんだろうか。

そう思っていた。


今は地元の私立に通っているが、これからの人生に山が訪れることを願っている。