ハァハァ・・・
私は頭の中を真っ白にしてひたすら走っていた。
今、自分はどこに向かって走っているのか
何をするためにこんなにも急いでいるのか
もう、頭の中で整理なんか出来ないぐらい
追い詰められていた。
唯一分かっていたことは私は誰かを求めていること。
数時間前・・・
私は休日だからといって外に出るのも嫌で
部屋の中でゴロゴロしていた。
ピコン!と携帯が鳴ったので見てみると
飛鳥のお母さんからだった。
飛鳥と付き合って何回か飛鳥の家にお邪魔させて
いただく内に飛鳥のお母さんと仲良くなって
LINEの交換もしていた。
何事だろうと思い"どうしたんですか?"と
送ってみると既読がすぐに付いた。
既読がついたから返信を待っていると
電話が掛かってきた。
もちろん相手は飛鳥のお母さんだった。
「どうしたんですか?」
「飛鳥が…飛鳥が倒れて病院に運ばれた。」
私は倒れたという単語を聞いただけで
変な汗が止まらなくなるぐらい胸がドキドキした。
飛鳥のお母さんに病院を教えてもらって
走って病院に向かっている。
そういうことで最初のような場面になる。
私はひたすら走っている。
頭の中を真っ白にしながら走っている。
家を急いで出てかなり経ったけど
まだ、何も考えれない状況だ。
病院に着くと飛鳥のお母さんが病室まで
案内してくれた。
まだ先生との話しはまだだったため
私は飛鳥の傍にいて、
飛鳥のお母さんは話しを聞きに行った。
飛鳥はまだ眠ったままだ。
飛鳥のお母さんが帰ってくると
顔面蒼白にして
「ななみちゃん…ちょっと話しをしよ!」
私はすぐに状況を把握した。
ただ事ではないってことぐらいは分かった。
飛鳥の病室を出て近くの待合室で
飛鳥のお母さんと話しをした。
「病院の先生と話しをしてきたわ。」
「飛鳥は○○○○という病気だって…」
私は病名を聞いて驚きが隠せなかった。
誰でも知ってる病気だったから…
もしものことを考えてしまい涙が溢れてきそうになる…
でも、飛鳥のお母さんだって悲しいのに泣いてない。
私が泣くわけにはいかないと思い涙を我慢する。
今日は家に帰って心を落ち着かせてと言われたので
家に帰った。
私は自分の部屋に入るとベッドにダイブした。
何も考えれない。もう頭の中は飛鳥の事でいっぱいだ。もしも…もしかしたら…。
など、色々なことを考えてしまい病院では我慢した涙が溢れてきて自分では止めることが出来なかった。
私はその日…泣き疲れていつの間にか寝てしまっていた。
私は自分の親、飛鳥の親に頼んで
しばらく私に飛鳥の病院での世話を任せて欲しいと
頼んだ。
両方の親たちは相談してOKをくれた。
その日から私の学校と病院と家の往復を繰り返す生活が始まった。
全然、苦ではなかった。むしろ、世話が出来ること
飛鳥の力になれることが嬉しかった。
学校では飛鳥の病気については話されなかった。
私と飛鳥のお母さんの意見が合って
隠して欲しいと学校側に頼んだ。
こうして私の悲しみのカウントダウンが始まった。
――――――――――――――――――――――――――――
飛鳥の病気について
これは本当にあったことで
私を橋本奈々未
私の彼女を齋藤飛鳥にしてます。
本当は詳しく書きたいですが
彼女のためにも隠させていただきます。
いつも読んでくださりありがとうございます。
このシリーズが終わると書くものがないので
何かリクエストなどあれば
コメントに書いてください。
