先日クライアントさんから、
こんなご相談をいただきました。
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旦那さんがいつも
「普通の母親は…」と私を責める。
まるで
私が子ども達にしてきたことが
普通じゃなかったような言われ方に
腹が立って仕方ない。
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あなたも
「普通のママは…」と言われて
カチンとくることってありませんか?
こんにちは。
【幸せママ塾】主宰、
こんのなおみです。
確かに、
「普通のママは…」と言われると、
まるで自分が
「普通の母親ではない」と言われたように
聞こえては、
あまりいい気持ちではありませんよね
そしてもし、
「普通は…」と言われると
カッとなって反発したくなるほどの
怒りを感じているとしたら、
あなたは、
「普通にならなければ!」
「普通にしていなければ!」と
“普通”を気にしすぎているから
かもしれません…
と言うのも、
私たちは、
自分が気にしていることで
あればあるほど、
人に指摘されると
カチンとくるからです
「図星」と言います。
ちなみにそのクライアントさんは、
子どもの頃からお母さんに
「普通になりなさい!」と言われ、
それからずっと
「普通にならなきゃ!」
「普通でいなきゃ!」と思ってきたそう。
“普通”を目指して
ずっと頑張ってきたからこそ余計に、
「普通ではない」と言われたように感じる
旦那様の言葉に
腹が立ってしまった、
と言うワケなんですね…
そんなクライアントさんに
私が真っ先にお伝えしたことは、
普通になろうとしなくていいですよ、
と言うことです
理由は3つあります。
そもそも、
“普通”なんてない!?
普通になろうとしなくていい
1つ目の理由は、
“普通”なんてないからです
実は“普通”って、
「○○とはこういうもの」と言う
私達の中で作り上げられた概念なだけ。
例えば、
・母親とは普通、家にいるものだ
・母親とは普通、仕事をするものだ
この2つの考え方は
どちらも間違いではないのだけど、
どちらを“普通”と思うかは
人によって違いますよね…
そして、
もしあなたのお母さんが
家にいる人だったのなら
「母親とは家にいるもの」を
“普通”と思っている可能性が高いし、
もしあなたのお母さんが
仕事をしている人だったのなら
「母親とは仕事をするもの」を
“普通”と思っている可能性が高い、と言うように、
“普通”と言う概念は
経験によって作られます。
私たちはみな
それぞれが違う経験をしているので、
“普通”と思うことだって
それぞれ違って当然なんですね。
言い換えれば、
“普通”なんて
私たちそれぞれの心の中に存在するだけで
現実には存在しない、
“幻”のようなもの
“幻”なので、
頑張ったところで
“普通”になんてなれないんですよね…
だから、
普通になろうとしなくていいんですよ
旦那様は、
あなたが「普通じゃない」と言っている
わけではありません…
普通になろうとしなくていい
2つ目の理由は、
旦那さんがいつも
「普通は…」と言っているとしても、
それは旦那様が、
「あなたが普通じゃない」と
言っているわけでもないし、
あなたに「普通になりなさい」と
言っているわけでもないからです。
と言うのも、
旦那様は“旦那様が思う普通”を
口にしているだけ、だからです
それなのに
「私を普通じゃないと思っているんだ」
「普通になりなさいと言ってるんだ」と
受け取ってしまうのは、
あなた自身が
“普通”を気にしすぎて、
「普通にならなければ!」
「普通にしていなければ!」と
常に自分に言い聞かせているから
自分にそう言い聞かせているから
旦那様に言い聞かされているように
感じるだけなので、
普通になろうとしなくていいんですよ
“普通”になろうとすると消える
大事なものとは…
そして、
普通になろうとしなくていい
最後の理由は、
“普通”になろうとすると消える
大事なものがあるからです。
その大事なものとは、
「あなた自身」…
本来あなたは、
「あなた」と言う唯一無二の存在で、
そのまんまのあなたで
「あなたらしく」輝いているもの
それなのに、
“普通”になろうとすればするほど
「あなたらしさ」を失っては、
どんどん「あなた」が消えてしまうんです
だから、
幻のような“普通”を目指して
「あなた」を消してしまうのではなく、
今、ここにいる「あなた自身」に
目を向けて認めて、
「あなた」を大切にしてあげること
普通になんて
なろうとしなくていいんですよ
普通になろうとしなくていいんだ!
普通の母親じゃなくても、
私らしい母親であればいいんだ!
そう思えるようになると、
「普通のママは…」と言われても
気にならなくなるし、
旦那さんに「普通の母親は…」と
言われることもなくなっていきますよ
“普通”と言う言葉にとらわれすぎないで、
あなたがあなた自身を
認めてあげられるといいですね
最後まで読んでいただいて、ありがとうございました。
おわり