今朝、「ママ~」と起きたばかりの息子に呼ばれて2階に行くと、何だか悲しそうな表情をする息子。
「どうした?」と聞くと、
「…昨日、おにの絵本最後まで見れなかったぁ」と、息子は泣き出してしまった。
昨夜のこと。
先にハミガキを終えた息子と2人で2階に行き、息子の好きな「ないたあかおに」の絵本を読み始めた。
しばらくすると、下から「ママ~!」と大泣きする娘の声が…
ハミガキの時間になっても言うことを聞かず遊び続けるくせに、ハミガキはママにして欲しい娘。
そして、そんな娘に、息子と2階に行ったのにまた1階に呼ばれる私…
まぁ、コレ、いつものパターンね
夫になだめられてもいつまでも泣き止まないもんだから、「行かないで~!」と抱き着いてくる息子に、「ゴメンね、すぐ来るから!」と待っててもらって、娘のハミガキを終えて2階に戻った。
そんな私の態度に拗ねた息子。
「いつまでも来ないから、どこまで読んだかわかんなくなった!最初から!」
と言うもんだから最初から読み直したら、読み終える前に眠ってしまったのだ。
(息子は、昔から寝つきが超いい)
そんな昨夜の出来事を思い出し、
「ママが○○(娘)のとこに行くから最初からになって!だから、最後まで見れなかったんだ!」
と、息子は涙をポロポロこぼしながら訴えてきた。
そんな息子と向き合って、
「うんうん。そうだね、そうだね…」
と言いながら話を聞いていると、
「□□(息子)は悪い事してないのに、ママは、いっつも○○のとこに行って…。□□は、ただ、ママのことが大好きなだけなのに…」
と、息子は、自分の想いを打ち明けてくれた。
「うんうん。そうだね、□□は、悪い事してないもんね。それなのにいっつも○○にママを取られて悲しいね。○○ばっかりズルいよね。」
と、息子の想いを代弁したはずの私だったが、話しているうちに、スーッと涙が頬を伝った。
この前お母さんに打ち明けた、小さい頃の私の想いとリンクした。
「うん。○○にママ取られる。□□悲しい…ママのこと大好きなのに…」
と泣きながら話す息子をギューッとして、
「今日の夜は2人で早く上に来て、おにの絵本、最後まで読もうね」
と約束した。
自分の気持ちを言葉にできるようになってきた息子。
「ママ大好き」をストレートに表現してくれる息子。
随分とお兄さんらしくなってきたけど、まだ5歳。
まだまだママに甘えたいよね…
だけど、前より「甘える」を表現するのが上手になってきたなぁ
今夜はママと2人っきりで、絵本楽しもうね~
息子の好きな‟おにのほん”「ないたあかおに」
ナント作者は、山形県出身の浜田広介。
山形県の高畠町には、たくさんの絵本や、「ないたあかおに」「りゅうのめのなみだ」の大画面のスライドショーなどがあって楽しめる、「浜田広介記念館」がありますよ~
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