さァさァ、誰も待っていない第3回!

で、「ツモ捌き」と「土台」と「連鎖尾」を分けて語ろうとしてたんですが、「土台構築」として纏めて書いた方が伝わりやすいので、同じ回で、細分化して書いていきます。


【土台構築】

まず、土台といわれる部分を作るにあたって必要な事が数点。
これをステップに分けて、1記事1ステップで書いていきます。

1.土台の種類を覚える
2.ジグソーパズル化
3.2つのパーツの繋ぎ方
4.ツモ捌き
5.初期ツモ配色によるパターン化

大雑把にいうと、こういう事が必要になります。


【解説】
・ステップ1
まず、「土台の種類を覚える」こと。
ぷよぷよには様々な連鎖様式があり、それの基礎となる部分を「土台」といいます。

そして、「土台」についての考え方ですが、土台は基本的に"2つのパーツ"から成り立ちます。
土台の基本となる『基礎連鎖パーツ』と、折り返し部分の『折り返しパーツ』からなります。
階段や鉤積み、雪崩や斉藤SPのような部分は基礎連鎖パーツにあたり、GTRやなめくじ折り返しのような部分を『折り返しパーツ』と考えます。

※例
1.鉤積み(挟みこみ)でのパーツ分類
・連鎖全体図→■■■
・基礎連鎖パーツ部→■■■
・折り返しパーツ部→■■■

2.GTR折り返しでのパーツ分類
・連鎖全体図→□□□
・基礎連鎖パーツ部→□□□
・折り返しパーツ部→□□□

3.問題
対戦で良く見かける形です。基礎を元に、何処がどのパーツにあたるか分類してみて下さい。
・A→○○○
・B→×××
・C→△△△


つまり最近、初心者が良く聞くであろう、「GTR」は『折り返しパーツ』になるのです。

…余談ですが、最近の初心者に良く見受けられる、「GTRさえ覚えていれば良い」という思考。
実はこれは非常にマズいことなんです。
何故なら、先述したように、土台は基本的に"2つのパーツ"から成り立っています。
なので、GTRの折り返しパーツを覚えた所で、"基礎連鎖パーツに繋ぐ術を知らない"ので、土台として成り立ちません。
"基礎"連鎖とあるように、基礎を疎かにしないように。

また、斉藤SP・雪崩・潜り込みといった部分も基礎連鎖パーツですが、この部分を別に、「連鎖尾」とよぶ事があります。
この連鎖尾の部分は、連鎖全体の火力(威力)に非常に密接に関係しているので、反復練習を繰り返してマスターして欲しいと思います。

『連鎖の種類を纏めたサイト紹介』

連鎖集

↑のサイトで、「白い悪魔(しろま)さん」が纏めて下さっています。
ここでひたすら覚える!
特に、基礎連鎖パーツとなる「階段・鉤積み(挟みこみ)」はスラスラ組めるように。
ある程度、基礎連鎖パーツが身に付いたら、折り返しパーツを覚えてみて下さい。
連鎖尾となるパーツは、一通りの土台を覚えてからでもいいと思います。

次回、ステップ2「ジグソーパズル化」。
"残せること"なので、この回からは技術的な事を書こうかと思う。
ただ、注意して欲しいのは、基本的に俺の「主観意見」であるということ。
また、自分は何とも微妙な腕前なのと、AC新規参入者向けに書くので、初~中級者向けの内容になることをご理解頂きたい。

全てを鵜呑みにするのではなく、自身の「レベルアップのヒント」として見て欲しい。


まず、今まで対戦会や録画対戦等を見ていて感じた、"問題点"をいくつか箇条書きで挙げたいと思う。

・レバー操作(速度)←今回(その2)はココ。
・土台 ←その3
・ツモ捌き ←その4
・連鎖尾 ←その5
・凝視 ←その6

取り敢えず感じたのはこの5点。

これらについて、考えを述べようと思う。


【レバー操作について】
ぷよぷよ通筐体は、レバーとボタン2つによって成り立つ。

・持ち方
レバーの持ち方に関しては、"自分が操作しやすい持ち方"にするのがベストではある。
が、全くの初心者にとっては、非常に気になるポイントだ。

レバーの持ち方

↑ここに、基本的な持ち方について、画像付きで詳しく掲載されている。
因に自分は、「ウメハラ持ち」と呼ばれている持ち方を愛用している。
理由は、自分が色々試した中で、一番左右と下方向に対して力が均等に働くからだ。

ぷよぷよのような「パズルゲーム」では、レバーの方向が"4方向"に設定されている。
普通、格闘ゲーム等では8方向に設定されているため、"斜め"の要素が取り除かれているということになる。
分かりやすく言うと、

パズルゲーは ◆
格ゲーは ■
※黒い部分が可動範囲

ということ。

家庭用機のパッドでは可能な、「斜め入力」が出来ないという特徴がある。


・ボタン
ぷよぷよは、右回転と左回転の2個のボタンがある。

「レバーでぷよを運び、回転と共に狙った場所に落とす」事が基本。


・操作
基本的な感覚は、家庭用機でやっている時と同じで良いと思う。

ACに移った時に気をつけたい事は、やはり「斜め入力」の意識。
これに慣れるまでは、カクカクとした操作感になりやすいと思う。
また、落下位置から斜めに位置する列ほど、正確に落とすのが難しい。
※この後、キーボードの「テンキー」の数字を使って説明する事があるので、図を載せておく。
【図】
789
456
123
※ぷよぷよでは4方向なので、斜め入力の部分は()で示す。

例えば、5・6列目に右回転を1回して置く場合、正規入力では、右回転をしながら6・6(3)2という入力が必要になる。
これをスムーズに行うのは意外と難しい。
そこで、家庭用機で「色々な置き方(落とし方)」を覚えてみると応用力が上がる。
同じケースだと、6→左回転3回を入力しながら2方向という感じで代用できる。

ただし、勘違いして欲しくないのは、これが「最速入力の方法ではない」ということ。
正規入力を極めれば、勿論そちらの方が速い。
あくまで、正規入力が苦手な人の回避方法であるという事を理解しておこう。

この3回転を利用した置き方の他にも色々あるので、自分で探し、自分に合ったものを選択し、使って欲しいと思う。

・リズム
操作の際、もう一つオススメが。
それはリズムを刻むように操作をすること。
例えば、1[タタン]2[タン]・1[タタン]2[タン]や1[タン]2[タン]・1[タン]2[タン]。

1[タタン]or1[タン]=ボタンを2or1回押す音+この時レバーを操作する
2[タン]=レバーを5(ニュートラル)に戻す(音)

コレ、意外と大切かも。

【まとめ】
・自分に合った持ち方で
・斜め入力は不可
・回転を上手く使う
・リズムを覚える
・実践する

以上、簡単ではあるが、操作編終わり。
『お知らせ』
主催の自分がこの春から香川を離れてしまう為、主軸になって対戦会を動かすことが出来なくなりました。
そこで、何かメンバーに残せないかと考えた結果、このブログで色々と自分なりのまとめを語ろうかなと思いました。
これから何編かに分けてグダグダ~っと語りますので、お暇な方は読んでやって下さいませ。


ー歩みー
【戦-ikusa-ぷよぷよ通対戦会】
・2010年 10月16日 設立
・2011年 1月15日 『戦国杯-四国ぷよぷよ通大会-』開催

この短期間で、戦勢(eguzari、taiyaki、Noctis、HEPA、poss)の皆と対戦会を盛り上げて、大会まで開催出来た事を、本当に嬉しく思っています。

自分が初めて戦-ikusa-に訪れたのは、2010年8月。
twitterやmixi上にて、戦での対戦会設立を考案すると、色々な方が協力をしてくれました。
そして、その噂を聞いて来てくれたのがtaiyakiくんでした。
彼と対戦会のあり方や、開催までの準備を話し合い、戦の店員さんとも念入りに話し合い…。

そして、各所で宣伝をしてから開催することになった10月16日。

確かあの日、僕は少し遅れて行ったんだけど、到着した時には既にぷよ台に人集りが。
関西や香川の各所から、たくさんの方が集まってくれて。
…もう感無量でした。
その対戦会以来、定期的に足を運んでくれる事になったのが、今のメンバーというわけです。

で、11月の下旬頃から、「大会を開きたいねー」という感じになって。
まぁ余談だけど、この話は初対戦会のあった帰りの電車内で、現常連のPossさんと話していたのですが(笑)
12月に入ってからは、皆忙しい中、時間を割いてくれて。
大会の計画を念入りに話し合いました。
その時から本当に一体感が生まれたなーって感じでした。

みんなありがとう。


ー運命の日、1月15日。

なんと、事前エントリーは予想を越える7名!
念には念をということで、メンバーは開店凸。
Poss様が作ってくれた「極秘レジュメ」のお陰で、色々な作業が順調。
食事を終え、いよいよエントリーの時間。
正直、この時間が一番緊張してました(笑)
何人来てくれるんだろう、ってね。

結果、なんとびっくり12名!

香川の"伏兵"も居たりして(笑)
何より、遠征勢のモチベに脱帽しました。
まさかの名古屋からいらしてくれた、すけぞーさんからは「大須のういろ」まで頂いてしまって。
大会賞品だった、「讃岐うどんセット」を無条件でお渡ししたい程でした(笑)
そして広島から、「広島ぷよぷよ連合会」主催のほしみーさん。
岡山から「岡山のぷよぷよを盛り上げる会」から、えるえむさん、いっしゃんさん、トレルさんの3名がいらっしゃいました。
そしてそして、香川出身の関西a-cho勢、我らが広報部長(勝手にry)の、フィネス氏(黒い雷神サン)。
ブラックサンダーうまし。(関係ない

和気藹々と始まった大会。
地方の大会にしては、比較的高いレベルとなってしまいました(汗)

レベルの高い試合に、健闘及ばず次々と散って行く戦国武将(笑)
そんな中、自分は何故かこの日は試合で緊張せず。
操作ミスは多かったけど。(それ緊張じゃないの?とか言わない
自分が実況出来ない時は、Possさんに任せていたんだけど、その実況の声が全く耳に入って来ないくらい集中していました。
そして、まさかの「覇王」に。
戦勢としては、戦乱の世を統治出来たような(厨二)感じで嬉しかったなぁ。

戦勢は、AC経験が豊富な方々が集まってくれたせいもあって、中々自分の試合に持って行けなかったっぽい。
何より、AC経験の少ない岡山勢が、強敵揃いだったのに驚いた戦勢も多かったのでは。
でも、それはそれで、いつも経験出来ない事だったから楽しかった。

何はともあれ今回の大会は、皆の協力のお陰で、大成功という形に終わりました。

ぷよらーの皆に感謝。