2015東アジアカップ第1戦、日本-北朝鮮。試合は終盤に日本が立て続けに失点を許し敗戦となったが、日本代表で初出場の武藤が開始早々初ゴールを挙げた。

同じく初招集となった湘南の遠藤航が右45度、タッチライン際からあげた引くアーリークロスにうまくディフェンダーの背後をとり合わせる形となった。正確には遠藤がうまくDFとGKの間にボールをいれた。と言った方が正確か。どちらにせよ綺麗な形で武藤が代表初ゴールを奪った。



しかし古巣の仙台のサポーターはこの武藤の活躍に喜んではいないようだ。
これほどまでに活躍してなぜ素直に応援してあげれないのだろうか。

なのでこれだけは伝えおきたい。なぜ武藤が仙台でこれだけの活躍ができなかったのか。これを解説していきたい

1、浦和と仙台ではもらえるボールの位置が違う

バルセロナではゴールを量産できるメッシとアルゼンチンではそのゴールが半減するメッシ。この理論と同じ原理だろう。


武藤の強みはドリブルであるが、自陣からカウンターで1人でぶち抜くというタイプではない。つまりロナウドや日本でいう宮市や永井、広島の浅野のような縦のスペースを活かせるスピードタイプではない。

それよりは狭いスペースを独自のテンポを使って攻略するタイプのドリブラーである。世界ではメッシが代表されるが、日本では乾や香川、マリノスの斎藤学もこちらに分類されると考える。


前者の縦のドリブルはカウンターにて力を発揮するが、終始引いた相手にはスペースがないので力を発揮しずらい。

後者の場合は引かれた相手等の狭いスペースに対応できるのが強みである。
しかし細かいドリブルを基本としている為に長い距離をランニングするのには向いていない。


レッズはボールを保持することに長けたチームである。つまり必然的に武藤はゴールに近い位置でボールをもらえることができ、ゴールに直結するプレーができるのである。

次回は武藤の仙台で活躍できなかった理由その2をお送りします。