(この記事は7日に書き始めて、気持ちが落ち着かずに投稿を保留してたものです)

突然なんですが、5日にネズミさんが亡くなってしまいました。

前の日、動物病院に連れていったら、先生に「顔がいつもより白い。どこかから出血してるんじゃないかなぁ?」と言われて、注射を打たれました。

確かに、前からお尻の辺りから黒い汁が出る時があって、その日はその汁がちょっと赤っぽい。
あとは、触った時の体温がいつもより低い気がする。ただ、その日はだいぶ暖かくて、動物病院の暖房が切られてて、窓が少し空いてるほどだったから、そのせいかなぁ?と思ってた。いつもは殺人級の暑いほどの暖房だから(弱った動物のためなんだろうけど)、私的にはむしろ快適に感じていました。

動物病院の帰りは、父宅へ寄ることに。父は最近病院の指導で糖質制限してるんですよ。なので、いつも生活費を振り込んでいただいてるので、お礼に糖質制限レシピの料理を3品作りました!

その間、ネズミはというと、リビングを快適にお散歩♪コードを噛まない子なので、事前に入り込むと困る場所をふさいで、他の部屋とのしきりを閉めたら、後は放置です!

父が帰ってきたので、「ネズミを外に出してるから、すり足で歩いてね!踏まないで!」と注意し、一緒にお米無しの糖質オフな夕飯を食べました。

食後、のんびりくつろいでると、「な、なんだ・・・😌」と父の戸惑う声が。見てみると、


・・・父の横っ腹にへばりつき、不自然な体勢で眠るネズミさん。わ、私だって、そんなことされたことないのに!!でも、父と仲良くしてくれるのは、嬉しい・・・お父はんも、なつかれて、満更でもない声だったよ!

(ちなみに、ネズミのお腹辺りのボコボコが腫瘍です。かなりデカくなってました・・・)

私、色々ありまして、今年秋にお父との同居を考えています。ただ、お父はんとは会話が続かない・・・気まずい・・・。なので、お父はんが足で踏む危険性も考慮に入れ、引っ越したらすぐに猫を飼うつもりでいるんです。もちろん、ハゲた猫であるスフィンクスさんを!!


今飼ってるネズミさんにソックリ!ハゲ大好き!!

動物が居ると、やっぱ空気がなごみます。
父の家にもちろんネズミ二匹も連れていくけど、引っ越しの時期には2歳をこえるネズミさん・・・ネズミの寿命は約2年。動きも鈍くなる。足元の危なくなり始める70代男性と、ずっと一緒に過ごすのは危ない・・・。
なので、パパとは一緒に猫を可愛がり、ネズミは私が自分の部屋で可愛がればいいよね、と思っていました。

ネズミがパパにへばりついて寝入ったその時に、動物が居ると、自然にホント柔らかい空気になるって、改めて感じられたんです。いい仕込みを、ありがとう、ネズミさん♪♪感謝!

ホクホク気分で、父の家を後にしました。お家に帰りつくと、ネズミさんが早々に自分の小屋に・・・しばらくして、ふと、ネズミさんの体を触ってみると、何か冷たい。父の家ではあんなに元気だったのに、小屋から外に出てくると、どことなく元気もない。

とにかく、温めようと、私の布団の中に入れるのに、なぜか出てきてしまって、何もない冷たい床にペタンと伏せる。仕方なく上からフリースを掛けると、嫌がってまた出てくる。遂には、(うんちとシッコが下に落ちるように)上が網状になってるトイレで寝だす。そりゃ、そこが一番涼しいだろうけど!あなた、めちゃ体冷たいじゃない!なぜ温まろうとしない!?

冷えていく体にフリース掛けて、ネズミがそこから出てきたら、また掛け直して・・・。そんな押し問答を、夜中じゅう何度も繰り返しました。

途中ウトウトしちゃって、ふと見ると、フリースも掛けずにネズミがたたずんでる!触るとめちゃ冷たい!けど、ちゃんと生きてはいる!!
慌ててネズミを服の中に入れて温めようとするけど、嫌がってやっぱり出てくる。普段は温かい場所が好きで、すぐ私の布団にも潜り込むし、服の中に入って、そのまま寝ちゃうこともあるのに・・・。なんでだ!?

ただ、この時も死んじゃうとは思わなかったんです。去年の年末にも、体が冷たくなったことはあって、あの時は一瞬呼吸まで止まった!けど、ずっと名前を読んで刺激を与えてたら、戻ってきてくれたから、今のこの状況も、乗りきれば大丈夫!と思ってました。

その後、呼吸が少しずつゆっくりになっていきました。夜が明けてきて、ネズミを病院に連れていくか迷い、受付が開いたら、先生と相談して行くか決めようと思っていたら、受付が開く30分前に、とえとう呼吸が止まっちゃいました。

呆然としました。昨日の夜は、元気に散歩して、お父はんの体によじ登ってたのに・・・。

今くらい暖かいと、亡くなった次の日には埋めてあげないと、体も傷みます。ずっとお世話になってた先生には、最後にネズミに会ってて欲しいと思いました。動物が亡くなった時は、いつも人目につかないように朝早くに埋めにいくから、動物病院に亡骸を連れていくなら、今日しかない!ぼんやりする自分を励ましながら、ネズミをいつものように1時間かけて動物病院に連れていって、先生に最後にお顔をみてもらって、お礼を言いました。
病院では、動物が亡くなると、花を用意してくれて、動物の体の周りに沢山花を供えてくれます。今回も、花でいっぱいにしてもらって、ネズミと一緒に家に帰りました。

私の家には、もともとネズミさんが2匹いました。だから、1匹死んでしまっても、もう1匹が、ちゃんといます。でも・・・ネズミ1匹だけの家は、いつもよりめっちゃ静かな気がするんですよ!

2匹は仲が悪いから、部屋の散歩も1匹ずつでした。散歩中、たまにケージ越しに出会うと、ジッジッと鳴いたりしてプチ喧嘩。それ以外は2匹には何の交流もありません。

亡くなったその日も、いつものように生きてるもう1匹の「散歩に出して!」アピールがすごくて、お外に出しました。ネズミはフツーにお散歩開始。あの子がケージに居ない以外は、普段の生活と変わらないはず。亡くなった子は、もともと静かな子で、1人でケージで騒ぐようなこともありませんでした。
でも、やっぱり違いました。気配がない感じというか・・・。居ないんだなぁ・・・そう強く感じました。

次の日、朝早くにネズミさんを埋めにいきました。15年間、ずっと途切れることなくネズミを飼ってきたので、亡くなるといつも埋めにいく場所があります。
埋める前には、もう触っても、冷たくて固くて、いつも仲良くしてたネズミさんじゃありませんでした。亡くなってから沢山触ったりすると、遺体のネズミさんの印象が強くなって、思い出す時にその姿がチラついて、悲しくなったりするんです。だから、亡くなって気持ちがある程度鎮まったら、極力触らないようにしてました。
そして、後ろ髪引かれても、早めに埋葬します。綺麗な姿のままお別れするのが大事です。最後、悲しい姿を見たりすると、やっぱり記憶に残ってしまうから。

無事に埋めて家に帰りましたが・・・家に居ると、『ああ、居ないなぁ・・・』と思うし、あそこからよく顔だしたな、とか、こんな仕草したな、とかあれこれ思い出してきます。
どんどん苦しくなってきました。

動物を亡くして悲しくなると、私はすぐに新しい子を迎えてきました。新しい子が来るとしばらく大変なので、寂しさも紛れます。
動物を亡くして寂しい気持ちや悲しい気持ちは、時間をかけないと和らがないので、そこは諦めるしかありません。
前の子を亡くした時は、自分の手落ちが原因になったこともあったので、すごく取り乱して、たまらず正月に集まった家族を振り捨てて、すぐさま関東まで新しい子を迎えに行きました。1月1日から開いてるペットショップに感謝!(・・・子供のお年玉狙いなのかなぁ?)ハゲたラットってなかなか売ってないので、今回亡くなった子も、今いる子も、関東まで出かけていって購入したんです。

で、今回も買いに行きたくなったんだけど・・・ほら、今年引っ越して、猫飼うでしょ?今いるネズミさんと新しい猫さんが、うまく共存生活できるかもわからないじゃないですか。猫さんが万が一ネズミさんを食糧(!!)認定してしまったら、全力で猫さんとネズミさんが会わないようにしなきゃいけない。
今残ってるネズミさんは悲しいけど、来年まで生きててくれるかな?な寿命です。この子は絶対に猫さんから守りきる!!
けど・・・これから迎える新しい子の寿命は、今のネズミさんが危なくなる頃からさらに長くプラス1年半ぐらい。ほ、本当にその間ちゃんと守りきれるのか・・・!?

・・・その辺に自信が出ず、新しい子を見に行くのは、グッと我慢。

でも、家に居るのは辛いので、ネズミさんとさよならした後、すぐにどこかに出かけることにしました。
そういえば、その日はBeトレの日!!
・・・仁さんの話が頭に入る気もしないし、人と会って話したい気持ちも、全然湧いてこん・・・Beトレは無理じゃ・・・。

で、色々考え、結局北野天満宮に行きました。
梅が今見頃みたいに、駅に開花情報貼ってあったからさ!


ええ感じに写真も撮れただ。
天満宮感はないけど・・・梅林だよ!

いっぱい綺麗な梅を見て、家に帰ると・・・「やっぱ、帰るとおウチは一緒やーん」・・・しょぼ~~ん・・・。

で、夜中に部屋を片付けだす私。風景がいつもと同じだと、つい以前のことを思い出しちゃう。なら、風景を変えたらいいじゃん!
普段小汚ない部屋を少し片付け、少しだけよそ行きの部屋に。カーテンも変えたけど、同じベージュだからか、そこまで雰囲気が変わらない・・・。新しいの買おうかな?

とりあえず、こんな感じで、1つのお別れがありました。
この事で、一つ気づいたことがあるんだけど、それは別の記事で。
少し怪しい話かもですが・・・💦