昔からの読者様はご存知。

エビにはとっても大事にしているぬいぐるみがあります。

パンダちゃんとクマちゃんです。

パンダちゃんについてはコチラ。

→　「喋るパンダちゃん」

クマちゃんについてはコチラ。

→　「新しい仲間」

パンダちゃんは1歳の頃から、クマちゃんとは去年からの付き合いです。

パンダ＆クマと共に就寝し、

パンダ＆クマと共に起床。

朝、オリニチプ（保育園）に行く時には、ソファーに二人（二匹？二頭？）を寝かせ、

オリニチプが終われば、

「パンダちゃんとクマちゃんが待ってるから早く帰らなきゃ！」

と大急ぎで帰ります。

パンダちゃんとクマちゃんを抱いてテレビ鑑賞。

エビにとって至福の時間です。

とってもとっても大事にしており。

私が掃除のときに思わずパンダ＆クマをソファーに投げたら、

めっちゃ怒られました。

ちょっと前まで、パンダちゃんとクマちゃんには格差がありましたが。

最近になり、クマちゃんもパンダちゃん並みに大事にされるようになりました。

その結果、

クマちゃんも喋るように。

しかも、エビの声にバリエーションがないため、

パンダちゃんと同じ声なんです・・・

私の神経に触るエビの裏声。

キーキーとしたキモイ声です。

「ママぁ～こっちに来てぇ～」　と、キーキー声で呼ばれたので、

「はいはい、パンダちゃん」　と言ったらさ。

「今のはクマちゃんだよっ！」

と怒られる始末よ。

聞き分け難しすぎー！！

とにかくもう、エビとパンダちゃんとクマちゃんの３人でお喋りしていると、

家中にキーキー声が響いて

耳障りなんですわ。

パンダちゃんにお友達を買ってあげたのは間違いだったのかもしれません。

そんな中、最近、兄とビデオ通話をしました。

パンダとクマと喋るエビの様子を見た兄、

「あちゃー！俺の方に行っちゃったか！」

と笑ったんです。

その瞬間、私はハッとしましたね。

そういえば、いたわ・・・・

兄のところにも喋るフクロウが。

そうか・・・・エビは兄に似たのか・・・・

妙に納得した瞬間でした。

兄のフクロウは二代目でして。

初代はネズミでした。

兄は小さい頃からネズミのぬいぐるみを可愛がっており、

何度も手術（修繕）を受け、ボロボロでした。

そのネズミは、確か兄が小６ぐらいの時に天草の祖父宅で紛失。

家族＆親戚総出で探しましたが見つからず。

兄は泣く泣くネズミとお別れしました。

その後、ネズミをなくして落ち込む兄の元に、

関東の親戚からフクロウのぬいぐるみが送られてきました。

やはりネズミの代わりにはなれかったのか、

フクロウは長いこと机の上に放置されていましたが、

いつの間にか、喋るように。

そして、兄と共に上京し、現在に至ります。

最近は大きな一軒家に住んでいるので、見ていませんが。

甥っ子たちが小さい頃に住んでいたマンションにはフクロウがいたのを覚えています。

兄のところの３兄弟は、誰一人としてぬいぐるみに関心なし！

父親が反面教師になったのかしら？

兄は私と違い、人目を気にしないオープンな性格なので、フクロウの存在もオープン。

昔の彼女や奥さんは不思議とドン引きすることもなく、

フクロウのために服を作ってくれたり、お友達のフクロウを買ってくれたり。

時には、奥さんにファブリーズされた！と騒いだりしていましたが、

みんなに存在を認められ、大切にされていたようです。

すっかり忘れていた兄のフクロウの存在を思い出し、

そんな話を友達にしたら、なんと、友達のお兄ちゃんもぬいぐるみを大切にしていると。

ちょっと前には、探偵ナイトスクープに、

ぬいぐるみとお別れしたいという男子大学生が出ていたそうで。

ぬいぐるみを大切にし、執着するのは、

実は男の方が多いのではないかという話になりました。

そして、ついでに思い出したことが。

兄が上京して家を出た後だったので、私が高校生の時だったでしょうか。

ある日突然、母に呼ばれ、

母の着物がしまってあるタンスに連れていかれました。

母がタンスの引き出しを指さし、

「もし、お兄ちゃんに何かあったら、

ここにネズミが入っているから持って行ってね」

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

ネズミが生きてたーーー！！！！

注）もともと生きてない

その時初めて、天草でのネズミ紛失事件は親の仕業だったことを知りました。

大きくなってもぬいぐるみに執着する息子を心配したのでしょう。

ま、フクロウに変わっただけだったけどね。

当時、母は病気になっていたわけでもなく。

なぜ、そのタイミングで私にネズミの存在を教え、託したのかは謎です。

しかも、兄にはすでにフクロウがいるのに。

ネズミを持って駆け付けたところで、効果があるのか・・・

とにかく、あまりの衝撃に、すぐさま兄に報告。

兄も驚いていました。

記憶が定かではありませんが、

その後、ネズミは熊本の家の庭に埋葬されたと思います。

エビのパンダちゃんとクマちゃん。

卒業は一体いつになることやら？

兄のことを思い出したら、いつでもいいかなーと。

エビがぬいぐるみから卒業したら、逆に私が寂しくなりそうです。

お泊りに行く時のエビの荷物。

かさばってしょうがない。

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