1,2,3歳ごろの乳児の叱り方
1・2・3歳は1歳ごとに発達段階が大きく異なり、行動にも差があります。年齢別の行動の特徴を理解して、気をつけてあげるべきポイントを解説します。年齢別の特徴を意識することで叱る回数も減らせるはずです。
この時期の子供の様子
1歳:周りの世界を「知りたい」という好奇心が強くなる
1歳代は家のさまざまな場所を探検したり、いろいろなものを触って確かめようとしたりすることが増える時期。危ないものや触られたくないものは、子どもの手の届かないところに片づけておきましょう。「触っちゃダメ!」と注意する回数を減らせます。
⇒環境を整えるのは子育てでとても重要なこと。子供が安全に楽しく遊べる環境作りをママが意識しましょう🎵植物もいい土といい栄養があるから育ちます。環境は何よりも大切です。
2歳:「イヤ!」「ダメ!」を連発するように
「イヤ!」「ダメ!」が多くなるのは感情を表現する言葉をほかに知らないから。砂場で遊ぶのを「イヤ!」と言ったら「ぶらんこのほうが好きなんだね」とおうちの方が「こちらが好き」という言い方にかえると、「好き」「こうしたい」といったプラスの感情を自覚できるようになります。
⇒これはとても重要です。子供は言葉では表現できませんが、様々な方法で意思を伝えたいとは思っています。
言語学的にも、言葉を理解するのはできるけど、自分の思いを伝えるのは、かなり難しいこと。子供の表情を見て、どんな気持ちなのかを理解しようとすることは大切ですね。
3歳:言葉で伝えればわかることが増える
3歳は言葉の理解がぐんと進む時期。注意するかわりに、前もって「5時になったら片づけようね」などと約束しておき、それを守るように声かけを。社会のルールも少しずつ理解できるようになるので、大人がお手本になる態度を示しながら、公共の場でのマナーも教えていきましょう。
⇒私はおもちゃの時計をよく使います。
時計で何時になったら終わりにする?
時計を自分で設定できない場合は、ママがある程度誘導してもオッケー!です。
子供が決めた時間に行動することが大切です。
パパママたちが頭を悩ませるイヤイヤ期の対処法は?
イヤイヤ期の対処法は子供の気持ちを受け止めることがもっとも重要!保育士さんも実践する《3ステップ》を心がけてみましょう。
《ステップ1》落ち着ける場所へ移動する
お店や乗り物の中で泣き出したら外へ出る、家の中であれば静かな部屋に移動するなど、空間が変わるだけでも子どもは気持ちを切り替えやすくなります。外でイヤイヤが始まったときも、人通りの多い場所から離れれば周囲の目をあまり気にせずに済むので、おうちの方が落ち着いて対処できるようになるというメリットもあり。
⇒環境を変えることで、気持ちを変える効果は大きいです。家でも子供が落ち着かないときは、部屋を移動するなどすると効果的です。周りがガヤガヤしていると、せっかくのママの声も子供の心に届かないことがありますからね。
《ステップ2》「イヤだったんだね」と声をかけて抱きしめる
「イヤだったんだね」と声をかけてギュッと抱きしめ、子どもが落ち着くまで背中をトントンしてあげて。泣き出した原因が何であれ、ママの体のぬくもりに触れて「気持ちをわかってもらえた」と実感できると、子どもは安心します。「静かにしなさい!」と怒ると、子どもは気持ちのおさまりがつかなくなるので逆効果です。
⇒これはとてもいいやり方ですよね。まずは同調してあげることで、子供は安心します。子供の気持ちを理解してくれている安心すると、ママの声も心に響いてきます。我々大人もそうですよね?いきなり、相手の意見を言われるよりも、まず自分の意見を受け止めてくれる人の方が安心しませんか?子供は大人以上に感情を読み取るのが上手です。
まずは同調してあげましょう🎵
《ステップ3》その先にある楽しい見通しを伝える
子どもは目の前のことしか見えていないことが多いので、「おうちへ帰ったらおやつを食べようか」というように先の見通しを伝えて、これから待っている楽しいことに意識を向けられるようにしましょう。この経験を重ねると、子どもは「イライラしても楽しいことに目を向ければ気持ちを切り替えられる」ということを学べます。
⇒これは正直、ちょっとピンときませんが、子供に未来を伝えながら、指導することは効果的です。これをすることで、どうなるのか?それを子供に考えさせるのです。思考のタイプにもよりますが、モノでツルのがいいタイプもいます。ごほうびを形として渡すことで、認められていると、自尊心を高めることが出来ます!これはセミナーで話している思考のタイプの違いです。
乳児へのしつけ・ほめ方・叱り方のコツ
「ダメ!」と叱ってばかりなのに言うことを聞いてもらえないときは、おうちの方が行動を変えると、ガミガミ言わずにすむようになることも。関わり方を見直してみましょう。
⇒叱るのが下手な人は、小さなことで叱りすぎなんです。ある程度自由を与えて、失敗させて考えさせることが大切です。叱ってばかりだと、子供は叱られないように行動しますが、本質的な理解をしません。何がよくて、何が悪いのか。本質が理解しないと、親がいないところで悪さします。
物を投げるとき
1 歳半から2 歳くらいの子がおもちゃなどを投げるのは、身体の発達に伴い、腕の力をきたえようとしているから。外遊びでボール投げをするなど、腕の筋肉を動かす遊びを提案すると、その遊びに夢中になって気持ちが切り替わりやすくなります。
遊び食べをするとき
1~3歳の子が飽きずに食べられるのは、せいぜい10 分から長くても15 分程度です。あらかじめ「10 分くらいが限界」と想定しておき、遊び食べを始めたらすぐに「ごちそうさま」を。食卓から解放してあげれば、食べもので遊ぶこともなくなります。
危ないことをしたとき
身の危険があるときは、遠くから「やめなさい」と呼びかけるより、子どものそばに行って体ごと抱き止めるほうが効果的です。2 歳代までは言葉だけで言って聞かせるのは難しいので、言葉で説明するよりもまずは行動をやめさせることを第一に考えて。
ほめ方のコツは?
言葉の意味を理解することがまだ難しい1歳代では、手をたたくなどオーバーな表現も交えたほうが伝わりやすくなりますが、2歳を過ぎたころからは普通の話し方で十分に伝わります。おうちの方が無理をして「すごい!」「えらい!」とオーバーなほめ方をする必要はなく、絵をほめるのであれば「お母さんはこの絵が好きよ」と素直な気持ちを伝えましょう。
⇒さりげなく、書いていますが、アイメッセージとユーメッセージについて書いておきます。
子供が何か良いことをしました。
『◯◯くん、えらいね!よくやりました!』
『◯◯くん、えらいね、ママとっても嬉しい』
同じような褒め方ですが、下がアイメッセージです。ママの気持ちも添えることで、子供はとても喜びを感じます。人は自分との約束よりも、他人との約束を大切にするので。
参考になれば幸いです(^O^)
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