私は17歳いっぱいまで実家で暮らしてて、実家は小さな集落だったので集落の付き合いは濃かった。

 

集落には実の母以外で「お母さん」と呼んでいたかたが何人もいたのだ。 

 

昨日その1人が他界した。

92歳だった。

 

亡くなる前日、畑で里芋掘りをしてて腰が痛くなったのでバファリンを服用したそうだ。その晩、急逝したとのこと。

(鎮痛剤は心臓の負担になるので気をつけたほうがいいんですよね。私自身心臓疾患があるので強い鎮痛剤は飲めません。危険だから飲むなと言われてる)

 

生前、私が子どもの頃本当にお世話になったと感謝の気持ちを直接伝えたかったなぁ。

 

その昨日急に亡くなった92歳のお母さんの手料理忘れないぞ。

 

私が実家に帰省するたびに そのお母さんは「育ちゃんこれ食べて」って毎回いろんな手料理を届けてくれたこと、私が生きてる間、忘れないぞ。美味しかったし。

そして、私の家の玄関マットは そのかたが手編みで編んでくれたものなのだ。

器用で優しいお母さんだった。

 

私の実の母にもいつも優しくしてくれて、つい先日も私の実の母に会いに来てくれたばかり。

 

故郷で 私が実の母以外に「お母さん」と呼んでたかた、あと少しになっちゃってさみしいねえ。

 

あのお母さんも、あのお母さんも、あのお母さんももうあの世に旅立ったけど、その方達に私は育てていただいたので 今生きてくれてる実家の母と、故郷の集落のお母さんがたには 本当に私よりも長く生きして欲しいものです。

 

ものすごく苦労した時代を乗り越えてきた方々だもの、楽しく長生きして欲しい。

 

実家の母はよく言ってくれてます。

「育ちゃんが心配だからお母さんは頑張って生きる」

って。

 

愛がいっぱいの実の母と、故郷のお母さんがたには100歳以上まで生きて欲しいです。