わたし（OWL）

　50歳。カサンドラ。生まれた時から姉（オウム）

　の強い支配を受ける。

　カサンドラ症候群からの再生を目指している。

姉（オウム）

　わたしをカサンドラにした張本人。

　ヒステリックで自分の意のままにならないとオウ

　ムのようにギャァギャァ大声で騒ぎちらす。

父（お父さん）2017年梅の花が咲く頃、急逝

母（お母さん）2022年夏、死去

義兄（OWLRA）2011年夏、40歳で死去

甥っ子（ハル）30歳代前半

姪っ子（ナツ）20歳代

義兄（OWLRA）の母（おかあさん）

義兄（OWLRA）の父（おとうさん）

少し前、2月に義兄OWLRAの母、おかあさんから電話をもらったときのはなし。

ガンの緩和治療をしているおかあさん。

点滴をすると体調が悪くなり、身体がしんどくなる。

電話をもらうのは体調が良く、しんどさから解放されて、たくさん話たくなる時。

わたしは、おかあさんからの電話を楽しみにしています。

おかあさんとは気が合うから、話をしていて楽しい♪

いつも、たくさん、たくさん、話をします

もちろん、根性が最悪なわたしの姉で、おかあさんから見たら義娘になる

オウムの許されざる行動・言動への怒りを発散、ストレス解消するため。

そしてわたしは、昨年亡くなった母にできなかったこと・しなかったこと・

したかったこと、をしている。

心の中で母に

「お母さんごめんね。お母さんにできなかったこと、おかあさんにしてます」

と、天の母に後悔の思いを伝えながら、おかあさんと長電話しています。

仲が良かった両家の母。

母が生きているときは知らなかったけれど、母はおかあさんに、

オウムの根性の悪さを伝え、話をしていたそう。

友達にも親戚にも実の子、姉オウムの性悪を話せなかった母の唯一の理解者が

義理の息子の母、おかあさんだったのだと思う。

母も、今わたしがおかあさんと仲良くしていることは、絶対喜んでいるはず。

母はそういう人。

わたしは、母にできなかった、して来なかった親孝行を

おかあさんにしています。

もう、母には届かない。

けれど、何かせずにはいられない。

母へに対する懺悔の気持ちと、おかあさんに対する好きの気持ち・長生きして欲しい気持ち・

感謝の気持ちが入り混じっています。

OWLRAの母にお盆とお彼岸を「やらないで！！」

オウムはまたやってっくれていました。

毎回毎回、新しい腹が立つこと！非常識なこと！！をやらかしてくれます。

毎月必ず、おかあさんと電話でおしゃべりしているけれど、

オウムのやらかし、新しいネタがないことがありません。。。

「お盆もお彼岸も、もう何もしないで」

って、おかあさんに言ったそう。

どういうコト・・・？！

義兄OWLRAは40歳で亡くなった。

養子縁組で婿に入ってくれた人。

生家のお墓に入っている。

仏間に遺影も飾っている。

息子が若くして先立った。

お墓詣りも、生家に寄ってくれるのも、全ては息子の冥福を祈るため。

それなのに、「もう（やらなくて、生家に来なくて）いいでしょ」って、

どういう、了見？？？？

おかあさん、すごく怒っていた！！

わたしも憤て、おかあさんにかぶせて声を荒げた。

ふたりで、姉の非礼と非常識さに怒りまくった。

わたしは、心優しいおとうさんとおかあさんに対して、

本当に申し訳ない気持ちでいっぱいになる

おかあさんも、オウムに言いたいことはいっぱい、尽くせぬほどある。

わたしはオウムの実の妹だけれど、「OWLちゃん。OWLちゃん。」と

いつも声をかけてくれる。

胸にいっぱいになる怒りと憤りをおかあさんは多くは家族と共有できない。

愚痴は多くは嫌がられるから。

おとうさんとOWLRAの弟と3人暮らしのおかあさん。

男の人は、そんなに愚痴言わないし、聞いてくれないもんね。

「またその話かっ！」ってね、怒られちゃう。。

だから、わたしと長電話をしている時ところどころでおかあさんは、

いつも嬉しそうに「グフフ～」と笑う。

「OWLちゃんとオウムの話が出来て、嬉しい~~~」って。

わたしも、ずっと共有できなかった辛い思いを近い人と共有できて、

本当に嬉しい。有難い

尽くせぬ程の、オウムに対する怒りと憤り非常識さと自分が良ければそれで良いという

身勝手さを吐き出さないと、やっていけないのだ。

おかあさんは体調が悪化し、わたしはPTSDに苦しめられる。

おかあさんには、残りの人生を穏やかに過ごしてもらいたい。

わたしの切実な、素直な気持ち。

そのために少しでも、オウムから受けた悔しい・腹が立つ気持ちを吐き出して、スッキリした

気持ちで、心穏やかに過ごしてもらいたい（解決にはならないけれど・・・）

解決しない、できないことは、おかあさんも分かっている。

だから、わたしとストレス発散の電話をして、グフフ~~っと笑うのだ。

おかあさんだって、オウムが義娘になってから25年以上、我慢してきた。

もう、ね、

我慢しすぎて、漏れ出てきちゃんだよ。

非常識と非道が続くから！

おかあさん

「オウムから電話来ると具合悪くなる。嫌だから。だから、凄く具合悪そうに

いつも電話で話するの~。もう、電話しないで欲しい」

わたしもオウムから電話が来ると、動悸がして手が震えてくる。

それくらい、今でもオウムとは関わりたくない。

おかあさんの気持ちが分かる。

おかあさんの体調を思うのであれば、長生きして欲しいと

思うのであれば、オウムは、義実家に何の関与もしなことだ。

言えるものなら言っていってやりたい。
おとうさんとおかあさんのために。

でも、そんなことをしたら、おとうさんとおかあさんがオウムからどんな仕打ちを

受けるか。。。

２人とも70歳代。

心穏やかに過ごしてもらいたいの。切なる願いです。

だから、

これからもおかあさんとオウムの非道と非常識を共有し、共感し、

２人で超えて行く。

自分のことは良くわからない。自分のことほど、良くわからない。
自分が一緒に暮らす家族のことも他と比べることはない。
自分も、家族のことも中にいる人間は良く分からないのだ。