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子どもはまだまだ大きく変わります!

 

思春期&不登校に悩むママのための

親子関係再構築の専門家|やまがみ育子

 

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大事なお知らせが最後にありますので、ぜひ最後までお読みください!

 

 


 

    

思春期の子育ては、

「くっつくこと」ができないから難しい。

 

(やまがみ育子の言葉)

↑ めっちゃ偉人風…驚き

 

 

  こんな会話がありまして

 

知り合いの女性との、とある一場面。

この春、彼女の一番上の子どもが中学校へ入学した。

 

 ニコニコ「はあー、やっと(子どもから)手が離れて楽になりますよね」

 

 にっこり「どういうことですか?」と尋ねたわたしに、

 

 知らんぷり「だって、園児や小学生の時には、

   親が手をかけてやらないと!って親も必死でしたけど、

   中学生になったら、さすがにもう、(親は)いいでしょう?」

 

 

それを聞いて、わたしは感心した。

 

 ニコニコ 彼女は、子どもが中学生になるまでの子育てに自信があるんだ!合格

と。

 

素直に ニコニコ「すごいですね グッド! 」と言ったら

 ちょっと不満「え?普通そうじゃないですか?」と返された。

 

彼女は

 知らんぷり「そろそろ自立してもらわないと困るし。

   もう、自分のことは自分でやってもらわないと」

と重ねて言っていました。

 

 

まあ、そうね〜・・・

中学生になると、自分のことは自分でやってくれるのが好ましい。

確かにそう。

 

でも、中学生になったからと言って

「さあ、自立してちょうだい」とはいかなくない?凝視

 

もっと言えば、「自分のことを自分でやること」が、イコール自立、と言われると

わたしは『?』なのだが。真顔

 

 

もやもやもやもやもやもや

 

…そうか。

多くの大人にとって、「自立=自活、独立」というイメージなんだ。

 

 

  自立は、他者と共に生きるための手段(スキル)

 

わたしは、こう考えてます。

 

「自立」とは、他者と「共生(一緒に生きる)」ための

スキルである、と。

 

「独りで生きる」ために自立するのではなく

人に頼られたり頼ったり支え合う時のために、個々の地力をつけておく

という感じ?

 

例えば、チームプレーが必要な競技でチームを強くしたいと思ったら

個人の力も鍛えないといけない。それと同じ。

 

 

で、その自立力を鍛えるためには、

「くっつくこと(アタッチメント)」の経験が不可欠。

 

アタッチメントとは、直訳すれば「付着、接着」

意訳すれば「愛着」。

一度は聞いたことがあるワードですよね。

 

特に子どもは、親との愛着や信頼感があることによって

「チャレンジしよう、頑張ろう」という気持ちが積み上げられる。

こういった「やる気」が、自立心の根源。

         下矢印 下矢印 下矢印 下矢印 下矢印

(図)愛着とやる気と自立⇨共生の関係図 (やまがみ作成)

 

こういう原理というか原則があることを

親となっている人の中でも知らない人が一定数いる。

多分、こういう心理的なことに興味がないと知らないのが普通かもしれない。

だって、学校で習ったりしてないから(多分)。

 

 

  思春期は、親と「くっつくこと」が難しい

 

中学生になったから自立できる、というのは親の希望的観測で、

自立心が養われていなければ、自立は遠い。

 

子どもの自立心・やる気の素は、

親との愛着や信頼感の上に積み上がっていくものですが(上図参照上矢印)、

思春期に入ってからそれらを1から作ろうとしても、これが結構難しい。

 

なぜなら、「思春期はアタッチメント(くっつく)しにくい」から。

  昇天 アタッチメントを動詞扱いって変ですけど、ご了承ください

 

親との距離が近く、親を無条件に認めていた時期が過ぎて

大人の持つ矛盾や不完全さを容赦無く突いたり、

少し離れて客観視したり、試したり。

親と距離をとり、親以外(友人など)との関係を深めようとするのが思春期。

 

 

思春期からの親子関係、

離れることは比較的容易。逆に「くっつくこと」は難しい。

その距離感、くっつき方・・・

何をとっても、乳幼児期の方が断然楽だった。

 

はっきり言えることは、

乳幼児期にじっくりと愛着経験を積んで愛着関係を作っていた親子は、

「思春期トラブル」に強い。

これは絶対そう。

 

であるならば、

ひらめき 乳幼児期に愛着経験が少なくても、今から取り戻したい!!

と思うのは自然なこと。

 

くっつくことが難しくても、不可能ではない。

思春期の子どもの心は、まだ十分に柔軟。まだ挽回できる。

 

 

 

  子育ての取り戻し、早ければ早いほど◎

 

「思春期の子どもの心は、まだ柔軟。まだ挽回できる。」

 

先程そう書いたけれども、

子どもの心は、いつまでも柔軟でいてくれるわけではない。

 

子どもは成長するにつれ、たくさんの陰性感情を味わいます。

劣等感だったり、自責の気持ちだったり、不信感だったり。

陰性感情の分だけ、心は傷ついている。外側から見えていなくとも。

 

子どもの心は、傷を負った後の修復で、どうしても硬くなってしまう。

生身の身体と同様、硬い瘢痕(はんこん)を残して傷を塞ぐ。

 

傷が深ければ深いほど、硬さが増し、

傷ついた回数が多いほど、柔軟さが失われ、頑なになる。

 

硬くなった心には、浸透しにくくなってしまう。

心への働きかけが、効かなくなる。

 

 

だったら、子育ての取り戻しは、

早ければ早いほどいいですよね。

 

 

  今日から始めよう

 

今日すぐにでも始めて欲しいこと。

 

それは「子どもをよく見ること」。つまり観察。

思春期の子どもは、「親と離れる」ミッションがありつつも

「親と一緒にいたい」という、相反する気持ちがどこかにある。

親にわかってもらいたいという気持ちがある。

 

「自立させるため」と言って、手だけでなく目まで離してしまうと

親の心まで離れた感覚になり、子どもは不安になる。

不安感は、やる気を削ぎ、自立を妨げます。

 

離れることは悪手。「自立」を後退させるかもしれない。

 

何でもかんでも手を出してあげるのではなく、

子どもを観察して気づいたことを、そのまま子どもに言いましょう。

 

 

例えば、23時過ぎても部屋の明かりがついているのに気づいた時。

「まだ起きてる?眠くならないの?」

と声をかけるだけ。「おやすみ」を付け加えるのも◎。

言葉は、「事実(or 事実確認)だけ」でいいんですよ。

 

子どもの答えは「うん」だけだったり、無言だったりするかもしれませんが

親に気にかけてもらっていることに対する喜びはあるはず。

子どもへの声かけは「あなたを見ているよ」というアピール行動なんです。

それが伝わるだけで上々!

 

その時に注意すべき、すごく(×2)大事なことを教えます。

「早く寝ないと明日起きれないよ」と脅したり

「スマホばっかり見てるから夜更かしするんだよ」と

親側の論理を展開して批判したり

あまつさえ

「こんな状態ならスマホを使えないようにするよ」と脅迫の上乗せをしたり

 物申す 親がやりがちな表現を織り交ぜないこと。

 

これやると、バイキンくん  逆アピール行動  バイキンくん になってしまいますから。

 

 

キラキラただ、事実だけを言葉にするキラキラ

難しいけれど、これに慣れれば、必ず子どもが変わってきますよ。

 

 

 

 

  昇天 最後まで読んでいただきありがとうございました!キラキラ

 

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