今回は胎児ドックを受けた話です。
出生前診断の一種なので、
色々な考え方があると思います。
こちらにはただ私の考えを書いているだけなので、
異なる考え方を否定するものではありません
…という前提でお読みいただきたいです。
過去4回の妊娠から、考えたこと
① 私の初めての妊娠は、34歳のとき。
その妊娠は9週前頃に流産になりました。
このときは、そもそも出生前診断の段階まで進めていなかったけど、検討もしていなかったです。
単純によく知らなかったというか、たしか35歳以上とか縛りがあったような、そんな記憶です。
② 次の妊娠は、長男を出産することとなる35歳のとき。
前回流産したこともあって、出生前診断は気になっていたけど、そもそも9週、12週…と日々無事に育つかどうかヒヤヒヤしていて、先の予約を入れること自体をためらっていました。このときは、NIPTを想定していたと思います。
ただ、そうこうしているうちに適した時期を過ぎてしまい、結果的にそのまま出産に至りました。
子どもは健康に生まれましたが、生まれた後に、手術を要するかもしれない病気になっています。
③ その次の妊娠は、次男を出産することとなる37歳のとき。
年齢的にも悩んだし、夫にも出生前診断について相談。
このときも、NIPTを想定していたと思います。
夫は、やってみたらいいのでは、と言っていたけど、結果についてあまり深く考えていない風だったので、イラっとして、もういい!となって予約しませんでした。(もうちょっと色々あったけど、簡単に書くとそんなかんじだったと思う…)
結果的に、無事に次男を出産しました。
元気に生まれましたが、生まれた日に、ある病気を指摘され経過観察となりました。その後、無事に治っています。
④ 次の妊娠は、15週で流産となった子で、私は39歳のとき。
自然妊娠だったこともあり、運命を感じたし、これが人生最後の妊娠だろうと思っていたので、NIPTは検討しませんでした。
ただ、妊活期間が長くなるにつれて色々と情報は得てきていたので、そのときは胎児ドックが気になっていました。ただ、それも人気だったようで適した時期の予約枠が埋まっていて、受けられずに過ぎてしまいました。
そして、15週で流産になりました。
胎児ドックを受けていたとしても結果は変えられなかったと思いますが、心臓だったり臍の緒だったり、どこに異常があって亡くなったのかは知ることができていたかもしれません。
染色体に異常がなくても、重い病気を持って生まれることもあるし、生まれてから生死に関わる病気になることもある。
染色体に異常があっても、長く生きられる子もいる。
流産も経験したし、実際に産んだ子どもの病気のこともあるし、私は、○トリソミー等の染色体の情報だけがあってもその後を判断できないと思ったのです。その子が生きられるのかどうかが知りたい、あるとすれば体のどこにどう異常があるのかが知りたいのだと思いました。
…
NIPTやPGT-Aの否定ではありません。
人の数だけ答えがあります。
私はすべての考えを尊重します。
5回目の妊娠で胎児ドックへ
今回の妊娠は、初の胚移植による妊娠。年齢は40歳になっていました。
体外受精、顕微受精で7つの胚盤胞を凍結し、1番見た目の評価が高い胚盤胞を移植しました。
なので染色体異常があるかないかはわかっていません。
前回、予約が埋まっていて受けられなかったので、今回はわりと早いうちに胎児ドックの予約をしていました。
どの施設で受けたのかは、もしかしたら後日書くかもしれません。今のところは伏せておきます。
1時間くらいかけてじっくりエコーで見てもらい、異常なしという結果でした。
エコーのみなので、NIPTでいうところの陽性・陰性のような結果は出ませんが、1/2,000とか、そのような数字で染色体異常の「確率」は計算されます。
上にも書いたとおり、私は染色体異常の有無よりも、子が生きられる身体なのかどうかが知りたいという思いで受けていますし、
また、初期の胎児ドックなので、その時点で見られる範囲での結果ですから、絶対に無事に産まれるという保証はありませんが、
とりあえず「異常なし」という結果は、当面の安心につながるものでした。
ちなみにですが、
12〜13週頃の初期の胎児ドックでも、性別の判定が含まれていました。これもエコーでの見た目の判断なので100%の精度ではありませんが…
もう少し週数が進んで、妊婦健診で性別を教えてもらえる時期になったら、答え合わせするのを楽しみにしています。
ではまた不定期に更新します