今日は妊娠記録ではありません。


帰り道、去年転職した同僚からのLINE。
お父さんが亡くなったのだそうだ。

おなじ会社にいれば、社員親族の訃報は回ってくるけれど、そうでない限りは知ることは難しい。

遠方での葬儀のため、返信のみではあるけれど、今、その人の大切な人が亡くなって、過去の楽しかったことや辛かったことも、たくさん思い出しながらお別れをしているところなんだ、ということを想像して
何かその時を共有したような気持ちになった。

なぜ、わざわざ私に連絡してきたのか?はわからないのですが、
誰かに伝えたいと思ったことを、伝えられる相手であれたことを、うれしく思った。


そのあとのこと。


前の職場でお世話になった、退職された先輩(60代男性)から、LINEで送られてきた。

肝細胞癌であることがわかり、治療法を検討していること、今はまだ何ともなく元気であること。

…なんだ今日は。

肝細胞癌…と言われても何がなんだかわからず、ネット検索してみると、LINEに書かれていた状況からすると、かなり厳しい段階にあることがわかった。

その先輩は、もう親のような存在で、
昔から結婚のことも気にしてくれていた。
「絶対お金持ちがいいぞ!」(ポーン
「アナウンサーになれ!」
もはや意味不明なアドバイスもあり笑、よくわからない関係ではあったものの、とても可愛がってもらいました。

一方、今の私は、
来月結婚式(入籍は2年近く前だけど)、
実は妊娠している。。


いわゆるおめでたいニュースを、
時期が来たら伝えたいと思っていた。

何が正解かはわからなかったけれど、
癌の治療に向けてのこととあわせて、来月結婚式だから、写真送ります!!!と、元気よく返信した。きっと親のように喜んでくれると思ったから。

まだ言えなかったけど、
あと半年ちょっとで私の赤ちゃんが産まれるから、
その写真も受け取ってほしい。
まだまだ元気でいてほしい。


私自身のおめでたいニュースが、
誰かの元気になる。
大切に育てていこう。