7月21日(木)14:00~
『春のめざめ』@浅草九劇
観てきました。
19世紀末、ドイツ。
退屈な授業、強圧的な教師、無理解な親・・・。思春期の真っ只中にある10代の少年少女たちは、 保守的な社会の中で退屈な日々を送っている。
性への無知と、大人の無理解によって生まれた悲劇。
久しぶりの九劇
100人に満たない小さな劇場で最前列で観ました。
11名の青年と2名の大人役。
大人役は親になったり教師になったり医者になったりしています。
劇団四季で上演された時は観ていないので比較は出来ないですが、子供たちの熱量と歌の上手さに圧倒されました。
手の届きそうな程近いところで演じているので余計にダイレクトに伝わって来たのだと思います。
ちょっと苦手なシーンもあったけれど、あまり気にならなかったのは歌の力かな。
westチームはメルヒオールが石川新太くん。
友達が応援しているので時々観ているのですが、少年の中でも1人だけ大人びた所が新太くんにぴったりでした。
ヴェントラの栗原沙也加さんはアニーを演じていたらしくてさすがでしたし、他の方も驚くほど上手い。
19世紀のドイツ。今と違って情報を得る手段もなかったから起きた悲劇…ではなくて今の日本でも密閉した家庭の中で起こり得ることだなぁと思いました。
子供たちの叫びが胸に迫って自然に涙が溢れました。
カーテンコールでは写真撮影OKでした。
生バンドも入っていてとても贅沢な舞台でした。
誘ってくれたお友達ありがとう♡