いわき市台風被害掲示板★南相馬、浪江町、双葉町、錦、勿来等 -209ページ目

英語ができる遺伝子

 実は、長年「自分にはバイリンガルになる遺伝子はない」と信じていました。中学、高校、大学で勉強したのに話せるようにならなかったし、親戚にもご先祖にも、英語が話せるという人が一人もいなかったからです。

 でも、子供がバイリンガルへの道を爆走している現状をみると、何か、我が家代々の壁を自分たちの次の代が破るのかなあ、と感慨深いものがあります。 ご先祖様も喜んでくれているかなあ、と。

 私にとっても、家内にとっても、(家内の親戚にもバイリンガルはいないそうです)、バイリンガル化は、一種の夢でした。

 私が英会話教室に通い始めたのは、自分がバイリンガルになる(それは最初からあきらめていますし、今でも無理だということがわかります)ということより、子供の代にバイリンガル化を実現するという夢を実現するためでした。

 自分の英語の勉強方は、日本語を介さないこと。机の上で勉強しないこと。楽しくない勉強はしないことでした。「赤ちゃんになったつもりで、英語を英語として聞いて、それでどこまで理解できるようになるだろうか」というもので、それは、自分たちの子供を将来、英会話とともに育てるための自分自身を実験台にした実験だったのです。

 勉強をしないのですから、進歩は遅かったですね。ノバの先生に、「レッスンに出たらどうだ」とか「テキストを読んだほうがいいのでは」と薦められても、「赤ちゃんが覚えるように英語を覚えたいので、ほっといてくれ」とボイスに通っていました。 7から6に上がるのに1年もかかったのですから、その進歩の遅さがわかると思います。

 頭の中を空っぽにして、「しゃべるまえに、日本語で文章を作ってからそれを訳す」ということをやめました。思ったときに、反射的に言葉を出すようにしましたが、最初は、「語順がでたらめ」と先生にしてきされました。  

それでも、でたらめな語順でしゃべっているうちに、徐々に、脳みそから英語の語順で言葉が勝手にでてくるようになって。3年目ぐらいから、レベルアップがスムーズになりました。  僕より上手だった人を追い抜いて、レベル4、3と上がった時は信じられなかったですね。

 頭で文章を作ってから話すというやり方は、初級のうちは有効なのですが、それの癖がつくと、上級で苦労します。とっさの時にも言葉が出てこないので、実践でも苦労しますよね。  この「赤ちゃん式勉強方」で3まで行ったので、「子供がどういう風に英語を学べばいいのか」ということを実感できました。

 その「経験から得た実感」をもとに、子供に教え始めたのが、4歳の時でした。  最初は、手作り絵カードで1000単語近くを子供に教えました。カルタとリのように、ゲーム形式で教えたら、すぐに覚えましたね。

 その後は、アルク社のキューピッドというプログラムの中にある、ビデオを見せました。日本語はゼロの完全英語ビデオですが、「三匹の子豚」のような映像をみればストーリーを想像できるものなので、子供たちは、喜んでみていました。  その後、外国人の先生に家庭教師をお願いして、軌道に乗ったところで、私の仕事の関係でロサンゼルスへ。  予想以上の上達ぶりです。

 自分を実験台にした実験から13年も経ってます。「我が家にバイリンガルの遺伝子なし」という先入観を覆したというのは、我がファミリーにとってもかなり大きなことです。(親戚の子供たちも、どんどん目標をもつでしょうから)

 「やっても無駄」とか「才能無い」とか「きっと失敗する」とか思っている方も多いでしょうが、計画的にやれば、必ず成功すると私は断言します。  「自分に限界を作るな!」とはよく言いますが、我が一族の前にあった壁を破るというのは、ものすごい充実感があります。

 13年かかっても、百万円(両親と二人の子の授業料)かかっても、やってよかったなあと思います。子供たちの子孫も、どんどんバイリンガルになっていくのかなと思っています。

   

LA一のアップルパイ

 ESLの先生が、「明日はバレンタインのパーティをしましょう。私は妻の作るケーキを持ってくるので、何か持ってきて」と言ったので、私も考えました。
 男なので、ケーキは作れないし。LAナンバー1と評判のアップルパイを持参することにしました。甘すぎなくて、アップルの下にプリンが入っていて、最高においしいのです。PCH沿いにあるパン屋さんで買ってきました。

 ただ、我が家の双子がこれを見つけたのが心配。「食べたい食べたい」の双方向連続攻撃に負けてしまっては、私のパーティ持参計画が失敗におわってしまいます。

 その上、すでに、私自身の心の中に「食べたい」というささやきが聞こえ始めているのが気になります。その声は、私の中でだんだん大きくなっています。

 強い意志を貫くために、ここに写真をアップして、知り合いの生徒さんに持参品を示すことにしました。

 でも、おいしいんだよね。俺、アップルパイなんて、嫌いだったけど、これだけはおいしくて病み付き。

 3クォーターを持参しても、怒んないよね。みなさん。もしかして、HALFかも・・・・・。我が家って意思弱すぎ。

英語を好きにさせる作戦

私が子供たちに英語教育をほどこすにあたって、まず考えたのは、「英語を押し付けて、英語ぎらいにさせないこと」でした。

 それで失敗すると、努力が逆の効果を生んでしまいます。つまり、やればやるほど子供の心が英語から離れてしまうのです。

 絵カードを使う時は、ゲーム形式に、ビデオ教材を選ぶときは、親が前もってその教材を見て、内容を確認して、「これは面白い」というものだけにしました。  実際、アルクの教材「キューピッド」は、7匹の子ヤギと、三匹の子豚はとても面白いのに、それ以外は、それほどでもありません。子供たちも、その2作品はよく見ていましたが、面白くないものは、次に興味を示しませんでした。親がみても面白くないのがわかるので、そういう時は、すぐにそのビデオ鑑賞を打ち切りました。

 渡米してからも、教材は吟味しています。本屋に親子で行って、面白そうな本を探します。でも、読んでみて「面白くない」と感じたら、「じゃあ、やめていいよ。別のを今度買ってあげるよ」と言って、その本は、脇に置くようにしました。(でも、いつか面白みがわかる時がくるかもしれないので、捨てないでとってありますが) アルクのキューピッドは、子供が暗記するほど見たので、あるとき、「何ていってるか、テキストで説明されているから見てみよう」と一緒に見始めました。

 それを私が読んであげると「すごい。パパ英語読めるの?」と子供が驚きました。「僕も読めるようになりたい」というので、そこからアルファベットを教え始めました。

 アルファベットは、一週間で覚えました。この時に便宜的にローマ字読みを教えたので、それからは、英語が目に入るたびに、発音していました。  

 子供の読みを聞きながら「これはローマ字の読み方だから、それでいいよ」とか「こっちは、英語の読み方だから、ちょっと違う。こうだよ」と教えてあげると、その通りに覚えていきました。

 子供も得意になって、学校帰りに目に付いたアルファベットを読むので、友達から「すごい」と言われてうれしいようです。優越感も英語を学ぶ上では少しはモチベーションになるようですね。

 ローマ字を教えるのは、早すぎるかと思いましたが、結局、早く教えたことの副作用というかデメリットはありませんでしたね。むしろ、興味を持ったものは、どんどん教えたほうがいいですよね。

 アルファベットを教えたときに「中学まで待て」と言ったら子供はどう反応したかと想像すると、興味のあるときに教えて正解だったと思います。

我が子バイリンガル化計画続報

 私の仕事の都合で渡米9ヶ月。9歳の双子の発音がよくなってきました。

 やっぱり、RとL、WとV、THの発音が際立っていいかんじですね。

 それと、やはり、Rの音がいろいろな単語で的確に入ってくる感じですね。


 毎日、家内が10分間の朗読をさせているのですが、これが、すごく英語っぽくて。親ながら驚きです。


 日本人の友達ばかりだったのが、最近は、米国人の友達も増えてきたし。いよいよ、軌道に乗ってきた感じですね。

 このまま、米国にいればいるほど英語は上達する一方だと思うんですが、悲しいかなサラリーマンなので、帰国命令は2,3年後には必ず来ます。

 日本に帰ったらノバに通わせようかな。もったいないから。

 今は、外国人の家庭教師(これが1時間20ドルとお手ごろなんです)にマンツーマンで週に一回来てもらって、あとは、毎日の朗読が主な英語勉強。でも、英語が好きになって、買ってきた絵本を勝手に読んでいるので、それがいいみたいです。

 楽しんでやっている、っていうのを脱線しないように。負担をかけないようにやっていこうと思っています。

我が子バイリンガル化計画の落とし穴

 ここで、一つ、子供をバイリンガル化しようとする親が陥る落とし穴について。

 米国にきてわかったのですが、バイリンガルの子の中に、日本語があやしい子がいるということです。これは親御さんにとって、非常に重大なことです。

 先生は、「日本語をしっかりできるようになって来た子の方が、英語力が伸びる。逆に、日本語があいまいな子は、自分の中で論理とかを構築できず、そこに英語を詰め込むので、日本語も英語も完成度の低いものになることがある」というのです。

 これって、怖いですよね。

 日本人から見れば、ルックスは日本人で日本語も話すバイリンガルの子は、非常にうらやましいですよね。でも、当の親御さんは、そんな子の日本語の能力の弱さに気づいている人が多いようです。

 片方を土台に、もう一つの言語を。というのがいいようですね。

 小さい頃に、外国に住むと、その国の言語は学ぶけど、日本語があやしくなる。逆に大きくなってからだと、日本語は確立しているけど、その国の言語についていけない。なかなか難しいものです。

 そのボーダーは、小学1年から4年ぐらいまでのようで。それより小さくても、大きくても、それぞれに問題が起きやすいようです。

 結局、そういうリスクを冒さないでバイリンガル化する方法は、ないのかもしれませんね。私のように「30歳になってから頑張る」という方法しかないでしょうか。でも、はっきり行って、30歳からでは、ネイティブスピーカー並には絶対になりません。保証します。

 我が家は、小学三年から渡米というラッキーがあったからいいけど、こんなのまれなケース。そんな幸運を待つよりは、「ネイティブ並にはなれないけど、仕事で使える程度の英語を目指す」というのが、現実的だと思います。

 だって、会社の上司に「子供が小学3年だから、海外駐在にしてくれ」なんていえないですもんね。

英語嫌いにさせない作戦

私が子供たちに英語教育をほどこすにあたって、まず考えたのは、「英語を押し付けて、英語ぎらいにさせないこと」でした。

 それで失敗すると、努力が逆の効果を生んでしまいます。つまり、やればやるほど子供の心が英語から離れてしまうのです。

 絵カードを使う時は、ゲーム形式に、ビデオ教材を選ぶときは、親が前もってその教材を見て、内容を確認して、「これは面白い」というものだけにしました。  実際、アルクの教材「キューピッド」は、7匹の子ヤギと、三匹の子豚はとても面白いのに、それ以外は、それほどでもありません。子供たちも、その2作品はよく見ていましたが、面白くないものは、次に興味を示しませんでした。親がみても面白くないのがわかるので、そういう時は、すぐにそのビデオ鑑賞を打ち切りました。

 渡米してからも、教材は吟味しています。本屋に親子で行って、面白そうな本を探します。でも、読んでみて「面白くない」と感じたら、「じゃあ、やめていいよ。別のを今度買ってあげるよ」と言って、その本は、脇に置くようにしました。(でも、いつか面白みがわかる時がくるかもしれないので、捨てないでとってありますが) アルクのキューピッドは、子供が暗記するほど見たので、あるとき、「何ていってるか、テキストで説明されているから見てみよう」と一緒に見始めました。

 それを私が読んであげると「すごい。パパ英語読めるの?」と子供が驚きました。「僕も読めるようになりたい」というので、そこからアルファベットを教え始めました。

 アルファベットは、一週間で覚えました。この時に便宜的にローマ字読みを教えたので、それからは、英語が目に入るたびに、発音していました。  

 子供の読みを聞きながら「これはローマ字の読み方だから、それでいいよ」とか「こっちは、英語の読み方だから、ちょっと違う。こうだよ」と教えてあげると、その通りに覚えていきました。

 子供も得意になって、学校帰りに目に付いたアルファベットを読むので、友達から「すごい」と言われてうれしいようです。優越感も英語を学ぶ上では少しはモチベーションになるようですね。

 ローマ字を教えるのは、早すぎるかと思いましたが、結局、早く教えたことの副作用というかデメリットはありませんでしたね。むしろ、興味を持ったものは、どんどん教えたほうがいいですよね。

 アルファベットを教えたときに「中学まで待て」と言ったら子供はどう反応したかと想像すると、興味のあるときに教えて正解だったと思います。

英会話教室に通わせる前にやるべきこと

 英会話教室って高いじゃないですか。それに、連れて行くのもすごく大変。だから、無駄には通わせたくないですよね。

 私自身、英会話教室に8年も通いましたが、それって、「英会話教室で何が学べるかを感じ取って、子供の代に(自分の代はあきらめて)生かそう」ということだったのです。自分の代は夫婦ともども、本当はあきらめてかかっていたんです。


 そこでわかったことは、英会話教室は、基礎的な部分をやっていかないと、劣等感ばかり感じるようにできていること。上達する人は、その劣等感を感じないようにやっているし、やめてしまう人の多くが、その劣等感が原因ということです。

 大人がそうなんだから、子供はなおさら。

 たとえば、子供とゲームをやるにしても、先生が「アップル」と言っていくつかの絵を示した時、準備をしてきた子はりんごの絵を指差しますよね。準備していかなかった子は、わからなくて恥をかきます。

 これって、子供の心にはものすごく痛みがくると思うんですよね。

 それを防ぐために、簡単な単語と、挨拶、名前の名乗り方ぐらいは、「日本語で」子供に事前に教えておくほうがいいと思います。

 うちの双子は、前にも書いたとおり、数百枚の絵カードが頭に入っていますから、そういうゲームは得意でした。そこで、劣等感を感じずに、いたことが、「英語って楽しい」と感じさせることに一役買ったと思うのです。

お奨め教材

子供の教材でよかったものを列挙したいと思います。


1、絵カード
 4歳の時は、これだけでした。モノの絵を描いた紙の裏に英語でつづりをかきます。これを少しづつ増やしていくんです。
 アップルから曜日から、数字から、食べ物から、職業、色。どんどん増えて最後は数百枚になりました。子供が「パパ、これは英語でなんていうの?」なんていって来ると、その絵カードをその場で作るんです。
 子供に絵を描かせると喜びますね。
 「スカイの絵を描いて」なんていうと、子供なりの空のイメージを書くんです。それが楽しくて、はまってしまいました。
 この絵カードのお陰で、基礎的な単語は全部覚えました。

2、アルク社のキューピッド講座。(5歳ごろ)
 これは、6ヶ月で、「7匹の子ヤギ」や「三匹の子豚」など7つの話が入ったビデオが毎月送られてくるんです。それぞれのお話の絵がかわいくて、はまってしまいました。
 英語がわからなくても知っている話なので、子供は楽しんでいます。それと、「マザー」や「アップル」など、知っている単語が出てくるのがうれしいようでした。
 今でもたまにこのビデオを引っ張り出してきてみていますが、子供たちは「ああ、こんな簡単な英語をいっていたんだ」なんて言って驚いています。

3、NHKの英語であそぼ(5歳ごろからずっと)
 これを録画して、見せていました。簡単なやりとりを英語でやるので、子供でも覚えやすいですね。

 これで、イギリス人家庭教師を雇う下地ができました。
 6歳ごろから2年間、週に一回、イギリス人家庭教師をやとって、1時間。個人レッスンを受けさせました。
 それで、8歳から、私の転勤の関係で、ロサンゼルスへ。今やっと9ヶ月が過ぎたところです。

 子供が、環境になじめるかどうかがポイントでしたが、なじめましたね。

 驚くほど簡単なことですよね。これで本当に英語ができるようになるのかと不思議に思われるかもしれませんが、事実、うちの子たちは、バイリンガルへの道を着実に歩んでいます。

 私の場合、ロサンゼルス転勤というラッキーがあったのですが、それがなくても、イギリス人家庭教師はずっと続ける予定でした。あれだけでも、英語圏で生きる素地ができたと思っています。

 自分が29歳から英会話を勉強するのに、10年間で、多分250万円ぐらいは使っているでしょうか。それでもネイティブからは程遠いのに、子供はすでに確実にネイティブへの道を歩みはじめている。

 つくづく感じるのは、「英語への投資は早い方がいい」ということです。

 

9ヶ月で英語の本読むなんて

 ロサンゼルスに住んで9ヶ月。なんと、娘(9歳)が、英語の本を読み始めました。

 学校の宿題らしくて。親が聞いているところで、15分間朗読する宿題。

 これって、日本でも小学1、2年生ぐらいがやってますよね。

 まだまだ、こちらの小学2年生に追いついたとは思わないけど、こういうことができるようになったんだなあ、と思うと親としては感無量。

 不安だらけで来た米国だけど、なんか、もう大丈夫かなという感じ。でも気を引き締めないとね。

 娘が読んでいた本は下のです。


 

 


著者: Pamela Jane, Julie Durrell
タイトル: Halloween Hide-And-Seek (Yearling First Choice Chapter Book (Paper))

NOVA生徒と海外在住者の英語を比べると

 ロサンゼルスに住んでいて感じるのは、話すのが上手な人が少ないこと。

 東京でNOVAにいたときの方が、上手な人は多かった。

 話す機会があまりないからね。こちらでは。
 学校に通わないと、上達はしませんね。(外国人がいる環境に慣れることはあるだろうけど)

 NOVAにいたときに、「米国に4年いましたのザマス」っていうおばさんが入学してきて。その人、レベル6に入ってた。「少し話さないと忘れちゃって」って言ってたけど、忘れたんじゃなくて、もともとできなかったとしか思えません。

 リスニングは、テレビ、ラジオを付けっぱなしにして(日本なら、日本の番組をみている時間に英語の番組をみているわけだから)いると確かに伸びるけど、スピーキングは伸びませんね。

 日本で英会話教室に通っている人で、「私も海外に住まないともう伸びない」と嘆いている人多いですよね。でも、そんなことはない。海外でノンビリしているだけの人より、日本でコツコツやっている人の方が上手ですよ。

 僕は、「帰国して使ってないから、忘れちゃったわ。オホホホホ」というおばちゃんは嫌い。そんな見え透いた意地をはらないで、こつこつと上達している人が好きだなあ。

 ロサンゼルスのESLにも、熱心な生徒さんがたくさんいます。レギュラーで出席している人はみなさんお上手です。やっぱり、努力してる人は上達するし、美しいですよね。