再生可能エネルギーを仕事にしたかった。

だから、ソーラーシートの普及を失敗したと気づきたくなかった。

くやしさ、をバネにするとか、よくいいます。そうすれば、成長があったりするのですが、当時の私はダメ人間で、バネにするというより、他の人の手腕ならうまく売れてたかも、とか自虐的になったり、その上、経営の自信が持ててないのに次の商品に手を出し失敗をなかったことにしようとした。
大好きな彼氏に振られて、寂しくて、好きでもない人に心の隙間を埋めてもらうかんじ。

子育てと金欠に追われてて、とにかく商材を見つけ売ってお金にしないといけなかった。時間をかけて、商品を育てればソーラーシートの勝機もあったかもしれないのに。
で、バタバタとしてたら商材があった。 
超小型EV





超小型EVとの出会いは長くなるので、また
折りを見て書きますが、
超小型EVにかけてみるか、と超小型EVのメーカーになった。
未来を感じるミーハー根性。
よく考えもせずに、お金もないのに。
完全なる自転車操業で。

軽自動車よりも小さな原付扱いのEV。
まだコムスとかも珍しかった時代で、うちのEVなんてもう、信号で止まる度にドアノックされ話かけられ。駐車場停めたらたちまち人気者みたいに知らない人が話かけてくる。

そう、注目度は抜群

なんせ、一人乗りだから駐車場一台分に3台停められ、一晩充電したら40キロぐらい走る。急な坂道もスイスイ、原付きだから車庫証明、車検無し。 超小型だから細い道もらくらく。 電気代は月500円くらい(当時)。 しかもヨーロッパや中国はEVのビックウェーブがきていた。

いいことしかないやん
いいことしかないはずやん

バカ売れすると信じてやまない私。
もう、売れないはずがない。

T-Siteの複合施設に展示された